俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

8月25日(水)

2010-08-25 06:26:57 | Weblog
★原っぱにえのころぐさの影となる  正子
原っぱは、真っ先に季節を伝えてくれる場所。えのころぐさの穂が伸びて、さらさらと影を映すようになった景色に、秋の爽やかさを感じます。「原っぱ」という言葉に、ほっといたしました。最近は、空地も更地も管理されているからでしょうか、現代語ですのに「原っぱ」を、あまり聞かなくなりました。優しい響きで、心に沁みます。(川名ますみ)

○今日の俳句
とんぼとんぼ向う山まで透き通る/川名ますみ
「とんぼとんぼ」のリズムが楽しい。とんぼが飛ぶと、向こう山まで空気が透き通った感じがする。(高橋正子)

○俳句界9月号が届く。結社広告は、8月号と同じ句になってしまった。10月号は、あたらしくした。広告の校正は九月第1週になる予定。

○昨日花冠10月号を校了とした。

○あさってから尾瀬に一泊で。同行は娘。はじめての尾瀬なので、順調に歩けるかどうか。11キロほど歩く。上越新幹線で上毛高原駅まで行き、そこから路線バスとマイクロバスを乗り継いで鳩待峠へ。そこから歩く。富士登山のときのことが甦る。

◇生活する花たち「ダイコンソウ」(横浜四季の森公園)

コメント (2)
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