17日、大阪都構想の賛否を問う住民投票が行われ、大阪都構想は否決された。
大阪都構想は、大阪府と大阪市の2重行政を解消し、大阪の活性化と税金の無駄遣いをなくすということが橋下大阪市長の訴えだったと思う。
しかし、基礎自治体である大阪市を解体し、区にして大阪府に権限を集めるのは分権、自治の原理からしておかしく、大阪府が中央集権化するだけだと思う。
大阪市の場合は、各業界、団体が市の税金を食い物にしているとの批判があり、橋下市長の訴えが不公正、不公平を持つ市民や府民にかなり浸透していたのも事実。
いずれにしても、市民自治や分権自治という本来の民主主義の意味を、橋下市長は全く理解されておらず「壊す、問う」ことが自己目的化しており、こうした政治手法はやはり危険である。
政治は感情や情緒で煽られるのはまずい。橋下流の政治は一旦休止に入りそうだ。
しかし、日本の政治、経済の構造という現実は、橋下的なある種のデマゴーグを国民が受け入れてしまう素地をはらんでおり、その構造こそ改善されない限り、第2、第3の橋下は必ず出てくる。ボールは我々に投げ返された。
昨日は民主党群馬、連合群馬意見交換会、本会議質問レク、東京へ。
大阪都構想は、大阪府と大阪市の2重行政を解消し、大阪の活性化と税金の無駄遣いをなくすということが橋下大阪市長の訴えだったと思う。
しかし、基礎自治体である大阪市を解体し、区にして大阪府に権限を集めるのは分権、自治の原理からしておかしく、大阪府が中央集権化するだけだと思う。
大阪市の場合は、各業界、団体が市の税金を食い物にしているとの批判があり、橋下市長の訴えが不公正、不公平を持つ市民や府民にかなり浸透していたのも事実。
いずれにしても、市民自治や分権自治という本来の民主主義の意味を、橋下市長は全く理解されておらず「壊す、問う」ことが自己目的化しており、こうした政治手法はやはり危険である。
政治は感情や情緒で煽られるのはまずい。橋下流の政治は一旦休止に入りそうだ。
しかし、日本の政治、経済の構造という現実は、橋下的なある種のデマゴーグを国民が受け入れてしまう素地をはらんでおり、その構造こそ改善されない限り、第2、第3の橋下は必ず出てくる。ボールは我々に投げ返された。
昨日は民主党群馬、連合群馬意見交換会、本会議質問レク、東京へ。