2012.12.7 総選挙 第４日

日本維新の会や日本未来の党の衆院選比例名簿登載の順位付けを見るにつけ、この２つの党は選挙後、空中分解するという確信を持った。

日本維新の会は、現職や政治家経験者、有名人や金持ち（？）が名簿に上位登載されている。

この党は供託金や上納金が７００万円あり、さらに選挙費用も相当かかる。人生を賭け借金をしてまで出馬をした候補者もいる。

彼らの思いは無残に吹き飛ばされた。比例名簿は同率１位が原則であり、この不平等や不公正は、この党のこれからを暗示している。

日本未来の党も、比例名簿登載順位でもめた。

各ブロック比例区で同率１位のブロックもあれば、現職優先にしたブロックもあった。

名簿順位をめぐっては、小沢サイド、非小沢サイドでもめたと報道されたが、この対立の図式はいつもの小沢パターンである。この対立の中にこそ、日本未来の党の未来が暗示されているのではないか。

強力な指導者を持つ政党は、その指導力は力となるが、副作用もある。

２つの第３極は、日本政治の混迷の象徴になるかもしれない。

昨日は県議会産経土木常任委員会。選挙対策。