かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2011.10.6 原発さえなければ 橋本美香&制服向上委員会

2011-10-06 00:43:25 | インポート
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9.19脱原発5万人集会で、橋本美香制服向上委員会が脱原発を訴えていた。彼女たちが歌い始めるとファンやオタクっぽい人がステージ前に大集結してきた。

脱原発超リアリズムで歌いきった歌詞であり、見方によって「クサイ」と思う人がいるかもしれない。

しかし何度か聞いていると、中高生が考えていることを素直にストレートに表現していて、大人の胸に響いてくる。この歌を聴いている、大人の私たち自身が恥ずかしくなってくる。

菅前総理が退陣後のインタビューで、福島原発事故発生直後の事故シミュレーションで、事故の影響により福島第一原発から半径300km、避難者3000万人もありうるというデータを示され、これでは日本が国家として成立しなくなるという強い危機感を抱いたという。

そして、そんなことが起きうる原発と日本が共存し続けるのは困難。だから脱原発なんだと語っていた。

全くその通りである。この危機感こそがリアルな政治認識であり、この認識なくして自分は大人、あるいは政治家であるなんてことは言えないと私は強く認識している。

もうひとつ、ふたつ。

電力会社にとって、原発くらい経営リスクの高い存在であるのは誰でもわかるはずだ。電力会社と、その社員を救い出すためにも、一刻も早く脱原発が必要である。

この前、前橋で行われたアトミックカフェで私は発言させてもらいましたが、その中で街頭で、街路で新しい文化表現で脱原発を訴えたいとの趣旨の話をさせていただきました。

脱原発を訴える表現、それ自体が解放感を人々に与えるものにする、そんな企画を来年の震災、原発事故1年となる3月11日にイベントとして実現したいということです。

私たちは、なすすべがない放射能というツケを子どもたち、孫たちにすでに残してしまっている。

だからこそ脱原発は、私たち大人の未来に対する絶対的な責任なのである。2人の子どもたちの顔を思い浮かべながら、つくづく思いました。

昨日は県議会決算特別委員会、夜は脱原発会議。