2009.7.9 雇用創出基金事業の問題点

雇用創出基金事業の問題点について、わが会派リベラル群馬の後藤克己県議が、県議会産経・土木委員会の質疑で明らかにし、７月７日の上毛新聞に報道されました。

「緊急雇用創出基金」と「ふるさと雇用再生特別基金」。

しかし国の規定に縛られて雇用期間が半年間と短く、さらに低賃金で、自治体の県民が募集に応じてくれないのが実情です。

県と市町村を含め本年度内で４０億円のうち、現在２２億６千万円のみの実施しか決まっていない。

国が、とにかく見た目の雇用数を増やしたい、国会議員総選挙対策の雇用の数字実績を語りたいが為のバラマキに過ぎない。バラマキの象徴がこの雇用創出基金事業の実態です。

国のヒモ付き交付金はもうやめて、自治体が自由に使える一括交付金に切り替えるべきです。地方分権は総選挙の大切な争点のひとつです。

昨日は県議会最終日。リベラル群馬は各常任委員会で７月補正予算の問題点を指摘しつつ賛成しました。３１２億円の大半が９月補正に持ち越しです。引き続き検証していきます。

県議会終了後、連合群馬からヒアリング。その後、男女共同参画センターを見学しました。

明日は１日都議選千代田区くりした善行君の応援です。ものすごい風が千代田区にも吹いているそうです。楽しみです。