昔の人はほんとにいい事を言ったもである、「安物買いの銭失い」今でも通用する諺である、安いと言って飛び付かず、ある程度しっかりした物はそれなりの値段はするのである、しっかりしたいい物を使えば永年の使用に耐え、気持ちよく機能してスムーズに動く、機械物にしても食品にしても言える事で有る、今回は何を差して言っているかと言うと、紙を裁断するシュレッダーの事を言っている。
何所の町会でも塵出しは曜日によって出す物が指定されている、もう10年以上も前になるだろうか、我が家も規定に従って塵出しをしている、有る日規定通りのごみを家内が出したが、収集業者が持って行かず残された、既定のごみを捨てたつもりだったが異物が混入していて持って行かなかった様だ。
塵収集後 集積所を掃除当番が決まっている、その当番の人が残された異臭を放つゴミ袋を全部広げ、一つ一つ点検をして、名前はなかったが住所が見つかった、町内会名簿を見れば誰か直ぐ判明する、其のゴミ袋を引っ提げ凄い形相で、「此の塵はお宅で出した物、以後こうゆう事がないようきをつけろ」と突き返された、気が付かず異物を混入して出した我が家の非は認めるし謝る。
異臭を放つ塵をくまなく暴き住所を発見したその執念、墓暴きをされた様な気になる、四谷怪談の伊右衛門ではないが、「げに恐ろしきは女の執念」同班の奥さんに怒鳴り込まれ、我が家も考えた、これから塵を出すと時は住所名前が記載されている物は一切裁断する事にした。
西友の文具売り場へ行って、手動の裁断機を買って来た2千円少々だったか、数ヶ月遣ったらコツンと音がしてプラスチックの歯車が欠けてしまった、はいそれまでよ。
近くにあるオフィスポートへ行って電動シュレッダー中国製7千円を少し上回ったか、電動でA4普通紙4枚まで裁断できると言う、始めは調子良かったがその内切断片が詰るわ、5~6分動かすとモーターが過熱して止まるわ、刃の切れが悪くなり、その都度分解調整 掃除を余儀なくされた、順調に裁断できるもの思って始めても不調が続くと非常にイライラする、手動のシュレッダーも電動も中国製、矢張り安かろう悪かろうを如実に物語っている、電動を買う時中国産か国産か確認しなかった自分が悪かった、矢張り中国製は粗悪品である、技術も劣るが、国民性が粗雑ではないか。
今回 オフィスポートへ行って国産を聞いたら、最近は国内生産は殆どなく、国外で技術指導と監督を行き届かせた良品を、国内ブランドで販売しているのでメーカーの名前に掛けて修理責任を持つと言う、今回「コクヨ」ブランドを買った、値段は前回の中国製の倍以上する。
日記帳が40年分以上溜まっていて身辺整理をしなければと処理を始めた、良質紙の3年日記を2枚ずつ裁断しても、止まることなく15分程で一冊処理できる、日記帳は全部処理できた、あと写真の裁断、各種領収書 年賀状等処理しなければならない物が山積、今回の裁断機なら処理も早かろう。
良い物は調子よく運転され物の処理も早い、而も長持ちする、身辺整理も順調に進みそうだ。
念を押すくれぐれも安い粗悪品で無く、高くても良い物を購入して下さい、結果的には得です。
残念ながら手動式シュレッダーは写真を保存をしていなかった。
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