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愛宕神社

2012-06-29 09:53:34 | 日記

                                                

                                                   

                      愛宕山には多くの歴史もあり、以前から愛宕神社へ行って見ようとは思いつつもついぞ行く機会がな
           かった、先日、ウオーキングの会が愛宕神社からNHK放送博物館→自然教育園→八芳園庭園→
           清正公堂と歩く会に参加した。
             この神社に就いて小生が書くまでもないが、三代将軍家光公の前で、丸亀藩の家臣 曲垣 平九郎が乗馬
            のまま頂上の梅を手折って、将軍に差しだしその功績によって出世を成し「出世の石段」と言われるようにな
            った、後世にも馬術師 スタントマンら3人の人が馬で登頂 下山を成功させている。
           桜田門外の変で井伊 直弼を討った水戸藩士も、その朝ここに結集して祈願をこめ、桜田門へ向かった。
            その後、江戸城開城を官軍総大将 西郷 隆盛と幕府軍代表勝 海舟が会談して、江戸城無血明け渡しを
            合意したのもこの愛宕山だった。

                     読者の皆様に質問、四国は讃岐の金毘羅様中院までの石段は何段ありますか?、正解786段 語呂合わせ
            786は「ナヤム」に通じる、金毘羅様をお参りして、悩みを抱え込んではいけないと一段増やし、石段の数は
           通称787段にしている、愛宕山の石段は金毘羅様の石段から700段引いた86段、語呂は「病む」に通じる、
           御利益ある愛宕神社、実数86段通称87段にしてはいかがですか。

            身延山久遠寺の石段はもっと高く急な勾配の感じがした、もう今の自分には登れないだろう、今から十数
           年前登ったが、下りは欄干をしっかり握りしめて、一段一段慎重に降りた登るより下りが怖い、身延山の石
           段も急だ。



                             石段の前には阿吽の獅子が鎮座している。

               下から見上げても可也急な階段で、少し足の弱った人は鎖を頼って登った方が無難だ。
 

                下から見上げるより上から見下ろした方がずっと怖い、自分の足で降りるのも怖いが、
               馬に乗っての上り下りは人間もだが、馬も相当怯えるのではないか、人馬が一体となって
               成せる技だろう、凄い技術がいるだろう、曲垣 平九郎は馬に恐怖心を与えぬため、馬の
               目の前に扇子をかざして、下が見ぬようにして、恐怖心を取り除いたとか。

              この日は祭りでもあった後か、本殿前の山門に「茅の輪」が4色の御幣と共に飾ってあった。

                          
                            愛宕山頂上に池があり、その昔「児盤水」と云ういう滝があったと云うが今は枯れて湧水は無い、
               この水は何処から来ている水であろう。


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