毎年この時期になると、庭というより、屋敷に生えている木々の剪定をします。枝を整えて美しい姿に整える感覚でなく、繁った枝を切り落として明るくする感じで勿論自分でしています。
この作業で今回気をつけた事は、年を考えて高いところへは登らず「高切りハサミ」で切り落とす方法をとりました。切り落とした枝はかなりあって、機械的に車に運んでいましたが、最後のほうになって「槙の実」があるのに気がつきました。今年は槙の実が多いんだ!


高さ5㍍位の槙の木が3本あって、後かたづけした木の下に行ってみたら実が落ちていて小皿に拾いました。
槙の木は雌雄異株で、雄木には花が咲き、雌木に果実が付くようです。緑の実は種子で毒があり、赤い所を花床といい、鳥が食べて種子が遠くへ運ばれます。赤くなるほど熟して、甘みがあり、子供の頃良く食べた記憶がよみがえって、懐かしくとりあげてしまいました。
しかし子供の頃、槙の木に登って実を食べた記憶がなく、昔は「槙の生垣」が沢山あって、学校の行き帰りにとって食べた事を思い出しました。
時代が移り変わって、現代は垣根も様変わりして昔の「槙の生垣」が何処ににあるのかと考へました。そして、私の町(旧大字で)で2ヶ所見つけました。というより、普段は何気なく見ていたものを「意識した」と言った方が良いかもしれません。

大野家の槙の生垣です。(写真左)見通せる縦の辺よりも、南北辺が長く、しかも屋敷の四方を生垣が囲っています。種類は「イヌマキ」のようです。(葉が大きい)

堀場家の槙の生垣で、東と南2辺にあります。緑の色の違いは刈り込みの時期の違いだそうです。種類は「ラカンマキ」のようです。(葉が小さい)
大変な手間がかかるようですが、美しく貴重な風景と思い、再認識しました。
この作業で今回気をつけた事は、年を考えて高いところへは登らず「高切りハサミ」で切り落とす方法をとりました。切り落とした枝はかなりあって、機械的に車に運んでいましたが、最後のほうになって「槙の実」があるのに気がつきました。今年は槙の実が多いんだ!


高さ5㍍位の槙の木が3本あって、後かたづけした木の下に行ってみたら実が落ちていて小皿に拾いました。
槙の木は雌雄異株で、雄木には花が咲き、雌木に果実が付くようです。緑の実は種子で毒があり、赤い所を花床といい、鳥が食べて種子が遠くへ運ばれます。赤くなるほど熟して、甘みがあり、子供の頃良く食べた記憶がよみがえって、懐かしくとりあげてしまいました。
しかし子供の頃、槙の木に登って実を食べた記憶がなく、昔は「槙の生垣」が沢山あって、学校の行き帰りにとって食べた事を思い出しました。
時代が移り変わって、現代は垣根も様変わりして昔の「槙の生垣」が何処ににあるのかと考へました。そして、私の町(旧大字で)で2ヶ所見つけました。というより、普段は何気なく見ていたものを「意識した」と言った方が良いかもしれません。

大野家の槙の生垣です。(写真左)見通せる縦の辺よりも、南北辺が長く、しかも屋敷の四方を生垣が囲っています。種類は「イヌマキ」のようです。(葉が大きい)

堀場家の槙の生垣で、東と南2辺にあります。緑の色の違いは刈り込みの時期の違いだそうです。種類は「ラカンマキ」のようです。(葉が小さい)
大変な手間がかかるようですが、美しく貴重な風景と思い、再認識しました。


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