はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

八日市あたりをぶらり+撮り鉄も

2020-11-30 18:21:21 | 知らない街をぶらり
近江鉄道の新八日市駅を撮影したあと、八日市にある酒蔵を訪ねました。
最初は歩いて探したのですが迷ってしまい、車のナビでたどり着くことができました。

近江酒造です。八日市は「豊かな米と清らかな水に恵まれ」ているので、美味しいお酒ができるのでしょう。




オススメの「近江龍門」という地酒を購入しました。




近江酒造は、地元の酒造家や酒販業者により設立された蔵元だそうです。




敷地内にはなぜか電気機関車が展示してありました。「ED314」は国産最古級の電気機関車だそうで、元近江鉄道でも活躍していたそうです。





次にやって来たのが、太郎坊宮です。太郎坊宮をバックに走る近江鉄道が撮りたかったのですが、いいポイントが見つけられなかったです。




電車は、新八日市駅の方に走って行きました。




太郎坊宮の鎮座する赤神山(太郎坊山ともいうそう)です。いかにも神の山というお姿です。




お詣りも兼ねて撮り鉄もしました。高い所からも近江鉄道を撮ってみたかったのです。駐車場からの撮影です。




もちろん下から階段を登ってくることも出来ます。一番上の本殿までは742段あるそうです。




せっかくなので本殿まで登りました。(赤神山の頂上ではありません)曇っていましたが、素晴らしい展望が広がっていました。




見上げれば巨岩が積み重なっていました。




本殿あたりからの近江鉄道です。(コンデジはズームで最大200mmなのでトリミングしています。)




近江の田園地帯を行く近江鉄道でした。




夫婦岩をくぐって戻ります。




太郎坊宮も紅葉の名所のようでした。私が訪れたは11月26日、さすがに紅葉も終盤でした。





<おまけです>
この日は、ドクターイエローの運行日でした。8号線を走っている時にふと思い出しました。8号線は新幹線と並行していますが、一応場所も選ばなくてはなりません。
時刻は15時30分でした。京都発が15:44なのであまり時間もありません。とりあえず野洲川の橋梁を通過するところを撮ろうと、野洲川橋梁に向かいました。

ちょっと焦りましたが、通過10分前には着くことが出来ました。やがて黄色い車体がやって来ました。




しかし、時刻は午後4時前でちょっと暗かったのが残念です。




それでも、なんとかドクターイエローが撮れてよかったです。



※訪問日 2020.11.26

街道歩き のち 撮り鉄

2020-11-29 17:55:55 | 鉄道
高野街道京大坂道を河根まで歩き、そこから県道を歩いて高野下駅をめざしました。

河根から丹生川に沿って県道を歩くこと35分、やっと国道が見えてきました。
写真は丹生川と歩いてきた県道です。




はじめは国道を高野下駅まで歩くのかと思ったら、橋を渡った所に細い道がありました。案内板をよくみると、この道は森林鉄道の廃線跡だったようです。
こんな所に森林鉄道が通っていたなんてはじめて知りました。




これがその廃線跡です。こんな所で廃線跡(トロッコ道)を歩けるなんて得をした気分でした。




わずか500mでしたが廃線跡ハイキングを楽しみました。見えてきたのが南海高野線の高野下駅です。




高野下駅に到着しました。トロッコ道は駅の下を通っていたようです。




駅に着いてすぐに、特急「こうや号」が通過しました。もう少し早く着いていれば、いいポジションで撮れたのですが。




難波の方へ去って行きました。




橋本行きの普通電車に乗ります。車を置いてある学文路(かむろ)駅までは、2駅です。




南海高野線は50パミールの急勾配がある路線です。半径100メートル以下の急カーブもあるので車両は3メートル短いそうです。




高野下駅から極楽橋駅の間の駅は、秘境駅っぽいらしいです。そんな駅を訪ねるのも面白そうです。




高野下駅の駅舎も素敵です。




極楽橋方面です。




発車までしばらく時間があったので撮影を楽しみました。




前面展望です。九度山駅が近づいて来ました。




あっという間に学文路駅に到着です。ちょうど極楽橋駅行きの電車もやって来ました。




学文路駅も素敵な駅でした。




学文路駅を高野街道京大坂道から写した写真です。街道を歩き出した時に撮りました。




街道歩きは途中でリタイアしましたが、偶然に森林鉄道の廃線跡を見つけたり、南海高野線を撮り鉄したりと、楽しい旅になりました。

※訪問日 2020.11.22 カメラはソニーのコンデジでした。

高野街道京大坂道(学文路〜日輪寺)を歩きました

2020-11-28 17:39:39 | 街道歩き
三連休の真ん中の11月22日に高野街道京大坂道を歩きました。
天気も良く紅葉も見ごろを迎えていたので、京都をはじめ紅葉の名所は大にぎわいのようでした。
しかし、コロナ感染者が急増していたので、人のいない所をハイキングしようと考えてここを選びました。

高野山へ歩いて登るにはいくつかの旧街道があります。
一番有名なのが「町石道(ちょういしみち)」ですが、13キロほどあり今回はパスしました。しかし、いつかは歩きたい道です。
今回選んだのは「高野街道京大坂道」です。ここは約10キロで、江戸時代末期には沢山の参詣者が歩いた道のようです。
結果は終点の女人堂までは歩けずに、三分の一を歩いただけでした(笑)


出発点は南海高野線の学文路(かむろ)駅です。ここまでは車で来ました。




学文路駅から少し行くと、高野街道京大坂道に出ます。




道路にはこんな標識があり、わかりやすいです。




道しるべもあるので迷わずに歩けそうです。それでも一応YAMAPの地図もダウンロードしておきました。




学文路といえば刈萱堂が有名ですが、今回はその話には触れません。




刈萱堂のあたりから望む風景です。紀ノ川が流れ正面の山が岩湧山ではないかと思います。




橋本市は柿が有名です。山の斜面は柿畑だらけです。




お地蔵さんが祀られていました。




三連休でしたが、歩いている人はいませんでした。人のいない所に来たのですから良かったのですが、ちょっと寂しい気もしました。




1里ごとに里石が建っています。下には、現在の道しるべもあるので安心です。




街道は高野山に向かって、当たり前ですが上っています。柿畑もつづきます。




私も学文路駅に戻ってから無人販売所で購入しましたが、500円でかなりの数がありました。




街道はつづきます。今回歩いた区間は集落の中を行くことが多かったです。この街道歩きで出会ったのは地元の数人の方だけでした。




ダリアが咲いていました。




弘法大師にはこういった言い伝えが多いです。先日歩いた東高野街道でも「弘法井戸」がありました。




左が大師の硯水です。




柿畑の中を行くのかと思ったのですが、左の道でした。




丁寧な案内板です。日輪寺まであと500mのようです。




ところが、いきなり下り坂があらわれました。




途中にあった峠のお地蔵さんです。




まだ下るようです。




どんどん下っていきます。せっかく登ってきたのにもったいないですが、仕方がありません。




大きな集落が見えてきました。日輪寺のある河根の集落のようです。




日輪寺に到着です。時刻は12時10分でした。ここまでスタートしてから約1時間でした。




当初の予定では、ケーブル駅のある極楽橋まで歩こうと思っていたのですが、まだ2時間以上歩かなければなりません。
ここならエスケープとして車道を歩けば、30分ほどで南海高野線の下高野駅に行けそうです。
もちろん即決でエスケープすることにしました(笑)

少しの区間でしたが高野街道京大坂道を歩くことができました。
この道を沢山の高野詣の人々が歩いたのかと思うと感慨深かったです。

※訪問日 2020.11.22

近江鉄道の新八日市駅を訪れました

2020-11-27 16:35:15 | 鉄道
近江鉄道の新八日市駅は、以前から訪れてみたかった駅です。
この駅は、大正時代に建てられた駅舎が現役として使われています。


モノクロが似合う駅舎です。




木製の改札口です。




ベンチも落書きも古そうです。




駅名看板も時代ものでしょうか。




電車がやって来ました。




駅舎内にあった案内板です。




間もなく100年になる駅舎です。




蔦のからまる駅舎です。




枯れた紫陽花にもよく似合いました。




600mほど離れた所に八日市駅があります。元は違う鉄道会社でしたが、この駅は後で出来たので「新」がついたようです。




電車にも乗りたかったのですが、こんなご時世なのでやめておきました。




この鉄道も黒字とはいかないようです。




近江八幡駅行きの電車です。




次の駅は、太郎坊宮前駅です。後ほど太郎坊宮にもお詣りしました。




駅舎が二階建てになっているのは、かつてここが湖南鉄道の本社だったからだそうです。




近江鉄道では、以前中山道を歩いている時に見つけた鳥居本駅の駅舎も素敵でした。




いつまでも残して欲しい歴史遺産です。




※訪問日 2020.11.26

真如堂(真正極楽寺)の紅葉

2020-11-25 18:50:50 | 紅葉
高尾山神護寺を訪ねたあと、午後から真如堂を訪ねました。
この日は朝からNHKテレビで真如堂からの紅葉中継があり、混雑は予想されましたが京都市内の紅葉の名所も見ておきたかったのです。

真如堂は正しくは真正極楽寺といい、本堂をあらわす「真如堂」が通称として定着したそうです。




いつものように裏口から入山です(笑)




良い感じで色づいていました。




こちらは真っ赤に色づいていました。




本堂です。




この構図は、昨年も撮りました(笑)昨年は、11月20日に訪れましたが、やはり今年の方が紅葉の進み方が早いです。




実はこの構図、JR東海の『そうだ京都、行こう。』の真似でした。




これは何を写したのでしょう。




三重塔のまわりも良い感じです。




紅葉で炎上しているようでした。




三重塔の奥にも紅葉の美しい場所があります。




ここの眺めもお気に入りです。




人混みを避けながら撮影ポイントを探しました(笑)




イチョウも輝いていました。




これは桜の葉です。




春は主役ですが、秋は脇役です。




秋の主役です。




結局この日は、総門へは行きませんでした。というか人が多くて行きませんでした(笑)




すぐ近くに左大文字が見えます。帰りも裏口からです。




人も多かったですが、紅葉も美しかったです。
さすがに京都を代表する紅葉の名所、真如堂でした。

※訪問日 2020.11.18