はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

上高地を楽しみました(河童橋あたり)

2019-08-31 18:29:29 | 山歩き
間もなく河童橋というところまでやって来ました。

振り返ると、焼岳も遠くなったようです。(少しだけですが)



対岸のカラマツ林が美しいです。



河童橋に到着です。大正池を出発して2時間ばかりかかっていました。



河童橋から望むお約束の穂高連峰の写真です。



岳沢の小屋も見えそうです。



「山ガール」3人組です。



穂高岳の上には最高の青空が広がっていました。(この頃、錫杖さんは大キレットを槍に向けて縦走中だったようです。)



ライブカメラをチェックするマエクミさんです。私たちの姿もバッチリ映っていました。



登山客や観光客で賑わう河童橋です。



河童橋は毎朝、ライブカメラでチェックしていますが、この夏の後半はあまり天気に恵まれていないようでした。



それが、この日はこんな晴天に恵まれるとは、なんとラッキーなことなんでしょう。



私は「雨男」なんですが、それを超える強力な「晴れ女」がいたのでしょう。



水源は清水川の水です。あとでコーヒーを飲むので、水筒に汲んでおきました。



西穂高の峰々を眺めながら明神へ向けて出発です。



河童橋からすぐの所に清水川があります。あまりにも透明すぎて川底しか見えません。



六百山から湧き出した水が清水川となって流れます。清水川は全長僅か200mの川です。



川のほとりに美しいトリカブトの花が咲いていました。



美しいものには毒があると言いますが‥。



<つづきます>

※訪問日 2019.8.26

上高地を楽しみました(田代橋あたり)

2019-08-30 19:05:55 | 山歩き
田代湿原から田代橋をめざして歩いています。大正池から河童橋までは約1時間となっているのですが、ゆっくりと撮影しながら歩いているので、1時間では着きそうにありません。

この不気味なものは、サルオガセという地衣類の植物だそうです。



サラシナショウマはこれしか見かけなかったです。



アキノキリンソウかと思いましたが、調べてみるとハンゴンソウのようでした。



葉に光が当たって輝いていました。



蜘蛛の巣も結構ありました。実は、絵になるような巣を探しながら歩いていました。



木漏れ日の林です。



田代橋までやって来ると、再び穂高連峰が姿を見せてくれました。



吊尾根の右側には前穂高岳、そして明神岳の峰々がつづきます。今日は、稜線が切れ落ちたあたりにある明神をめざします。



ノコンギクです。



田代橋を渡って、梓川の右岸を歩いて河童橋に向かっています。(ご存知と思いますが、川の上流から下流を見て、右手が右岸、左手が左岸です)
対岸には霞沢岳が聳えています。



ホテルルミエスタの前に咲いていたピンクの花です。その昔に泊まったことがあるのですが、確か清水屋ホテルだったような‥。



逆光の六百山です。



これはシラネセンキュウ?、それともオオカサモチ?でしょうか。



地道が基本ですが、時々木道もあらわれます。



連れ合いさんも頑張って歩いています。



対岸のカラマツ林です。秋になると黄金色に輝きます。



これは、昨年の10月22日に撮影したカラマツ林です。



これは、いくら調べても分かりませんでした。



上高地には沢山の樹木があるのですが、はっきり分かるのは白樺ぐらいです(笑)



<つづきます>

※訪問日 2019.8.26

上高地を楽しみました(田代湿原あたり)

2019-08-29 18:55:55 | 山歩き
朝の自然研究路を歩いています。1日かけて上高地を散策する予定なので、ゆっくりと歩きながら上高地の自然を楽しんでいます。

花の観察をする「山ガール」3人組です。



8月も終わりかけなので、花は少ないかと思いましたが、意外と咲いていました。花の名前が分からないのに写してしまいます(笑)



それで、いつも調べるのに苦労します(笑)これは、メマツヨイグサでしょうか。



葉っぱや花を図鑑風に写せば良いのですが、ついついカッコ良く撮ろうとしてしまいます。これは、ヨツバヒヨドリでしょうか。



これは、ノコンギクでしょうか。(姉さん、合ってますでしょうか?)



田代湿原にやって来ました。ここは、いつも朝陽が霞沢岳から昇ってくるので、逆光で撮りにくい所です。



ここの水も透明感が抜群です。



田代湿原から見る穂高連峰です。この頃、ブログ仲間の錫杖さんは穂高連峰を縦走中だったようです。ここからは見えない大キレットあたりでしょうか。



ここではもう、秋の気配がしていました。



蜘蛛の巣は面白い被写体です。



花の観察に余念のない『マエクミの姉さん」です。



やっと散策路にも陽が当たって来ました。アジサイかと思いましたが、ノリウツギでした。



ミゾソバかな。



上高地の森林は本当に美しいです。



葉に光が当たって輝いていました。



木漏れ日が美しい散策路をゆきます。



木々の間に射し込む光が美しかったです。



梓川のほとりまでやって来ました。清流という名がぴったりの川です。



<つづきます>

※訪問日 2019.8.26


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上高地を楽しみました(朝の大正池にて)

2019-08-28 19:29:00 | 山歩き
黒部の旅から戻ってから、しばらくは天気も悪く、カメラを持ってお出かけすることもありませんでした。
この数年間、夏だというのに夏らしい天気が続くということが少なくなったような気がします。しかし、暑さだけはどんどん暑くなっていくように思うのですが。

ということで、久しぶりのブログになります。
今回は「山ガール(?)」3人と上高地ウオーキングに行ってきた旅日記です。上高地の散策ルートを1日かけて、満喫することが出来ました。

朝の大正池から見る焼岳です。



沢渡の駐車場からタクシーに乗って(4人なので、迷わずタクシーです)大正池に着いたのは、6時でした。



穂高連峰は、まだ眠そうな顔をしていました。



上高地は毎朝、ライブカメラでチェックしているのですが、ずっと冴えない日が続いていました。私たちが行った前日から、やっと青空が見えました。そして、この日も素晴らしい天気になりました。



気温は12度ぐらいでしょうか。ヤッケを着込みました。



西穂から奥穂への稜線は、エキスパートルートです。



鴨が湖面を波立てます。



再び焼岳です。



大正池の風景も年々変化していくような気がします。



朝霧が少し晴れて、山肌もハッキリと見えるようになってきました。左のギザギザが西穂高岳、天狗の頭(台形)からジャンダルム、ロバの耳、奥穂高岳へと続きます。



2年前に歩いた吊尾根が、優しく微笑んでくれました。



自然研究路を歩いて田代池をめざします。よく整備された道が続きます。



木々の間からは美しい景色が望めます。



大正池から少し歩いてきました。焼岳がよく見えるポイントです。今回は明神まで歩いて、河童橋に戻ってくる予定です。


<つづきます>

※訪問日 2019.8.26

黒部の釣りも今年で最後かな(さらば黒部の溪)

2019-08-19 19:17:17 | 釣りの旅
黒部の旅も最終日を迎えました。
ここは携帯の電波も届かないような秘境です。(場所によっては僅かに届きますが。)
ちょっと気軽に行けるようなところではありませんが、これまでよく通ったものです。釣り仲間のヒゲさんがいたから通えたのですが、一人では行けなかったと思います。

この景色を見るのも最後になるかもしれません。



今日はもう帰るだけとなりました。小屋も朝一番で五色ヶ原から下りてきた人で賑わっています。



小屋の裏に咲いていました。



渡し船に乗る登山者は、読売新道をめざすか、上ノ廊下をめざす凄い人たちばかりです。(ひょっとして錫杖さんも乗られたのでしょうか。)



黒部は緑が本当に美しいところです。



奥の方に見えるのは木挽山と思われます。



ダム湖への映り込みも綺麗です。



小屋の周りはブナの原生林です。



手つかずの自然が残るところです。秘境といっていいところでしょう。



いつもお世話になる平乃小屋です。私が初めて平乃小屋に泊まって釣りをしたのは、1997年のことでした。その頃の小屋は、もう少し高台にありました。



黒部ダムができる以前は、黒部川に吊り橋がかかっていたそうです。針ノ木峠からザラ峠に至る道で、佐々成政のザラ峠越えで有名なところです。(冬にここを越えるのは、難しいと言われていますが。)
ダムが完成してからは、渡し船で登山客を渡すようになりました。



残念ながら今回は、平乃小屋のご主人とはお会いすることが出来ませんでした。いつも楽しいお話を聞かせていただくのですが、今回はちょっと寂しい夜になってしまいました。入院されているのですが、早く回復されることを願います。



ブナ林の間から見えるのは野口五郎岳のあたりです。



こちらは、ダム方面です。





黒部ダムに戻って来ました。バス乗り場は、あいかわらず混み合っていました。



扇沢です。



CX-5の荷室もザックで満杯です。



こうして、様々の想い出がいっぱい詰まった黒部釣りの旅が終わりました。

<完>

※訪問日 2019.8.14