はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

秋桜が日溜まりに揺れていました(鷲ヶ峰コスモスパーク)

2015-09-28 19:12:47 | 花めぐり
秋の花を探しに、和歌山県は有田市にある鷲ヶ峰コスモスパークに行って来ました。
コスモス畑で検索していると、この鷲ヶ峰が出てきました。ここって確か、いつも愛読している「錫杖」さんのブログで見た所だなと思いながら、行ってみることにしました。



阪和道を海南で下りて、42号線に入ってからナビを合わせたものだから、えらい道を走ることになりました。四国お遍路さん以来の極細急登道でした。農道(みかん道)なんでしょう。冷や汗をかきながらもなんとか到着です。



お山のてっぺんにあるので、見晴らしはすばらしいです。遠くは四国まで見えるとか。今日は少し霞んでいましたが。



秋桜を見ながら、山口百恵さんの歌がよぎりましたが、なかなか歌詞を思い出せませんでした。
淡紅の秋桜が秋の日の♪

何気ない日溜まりに揺れている♪

此頃涙脆くなった母が♪

庭先でひとつ咳をする♪

以上、BGMに乗せてお送りしました。作詞・作曲は、さだまさしさんでした。

早く着いた(9時15分着)こともあって、来園者は1組だけでした。管理しているおじさんに訪ねると、昨日は700人も来たということです。(ちょっと自慢顔でした)
そして、今年のコスモス畑は、少し密度が足りないようなことをおしゃっていました。


さわやかな風に吹かれながら、秋桜を愛でることができ、秋を感じることができたひとときでした。




紅葉の立山へ(その3)

2015-09-25 16:01:33 | 山歩き
(朝日に輝く紅葉)

前日は疲れていたので、8時には眠りに就いて、朝5時までぐっすり眠ることが出来ました。
朝食を済ませて、外に出てみると、奥大日岳のてっぺんが朝日に輝いています。


奥大日岳まで往復する予定(往復約5時間)も立てていたのですが、帰りの道路も混み合いそうなので早々に下山することに決めました。したがって、今日は室堂ターミナルまで1時間ほどのハイキングです。


奥大日岳も中腹あたりまで日が差してきました。天気の良い日の朝は本当に気持ちがいいものです。

地獄谷からは有毒ガスが吹き出しているので、立ち入り禁止になっています。

大日連峰が美しく朝日に輝いています。いつかこの稜線も歩きたいと思います。

そして、6時57分に、立山(富士ノ折立あたり)から太陽が出てきました。今日はいい天気になりそうです。こんな日に山に登りたいものです。(下山する日って、なぜかいい天気になります)

剱岳も見送ってくれました。いつみても存在感のある山です。この頂上に立ったのは、8年も前になります。もう二度と登ることはないと思いますが、私にとっては、思い出深い山です。

朝日に輝く紅葉は、一段と美しく感じられます。

天狗平のはるか向こうには富山の町並みがうっすらと見えます。

みくりが池温泉は、日本1高所の温泉として有名です。私も一度泊まりましたが、まさに「雲上の温泉」という感じです。

ここまでくれば、室堂ターミナルもすぐそこです。ミクリガ池に映る浄土山を写して今回の山旅は終了です。


今回、紅葉がちょうど見頃ということもあって、すばらしい山歩きができました。夏の新緑とお花畑の山歩きも楽しいのですが、秋の紅葉にはなぜかワクワクするものがあります。9月の後半が近付くと、そわそわと落ち着かない私です。まだ、もう少し紅葉はつづきそうなので、チャンスがあればもう1回行こうと企んでいるところです。


紅葉の立山へ(その2)

2015-09-24 20:02:24 | 山歩き
(チングルマの草紅葉)

雄山で参拝したら、つぎは、立山三山の最高峰、大汝山(3015)をめざします。
普通なら20分で行けるのですが、渋滞のため倍ほどかかりました。(さすが五連休です)
3千メートルの稜線から眺めた室堂方面です。(ガスってます)

雷鳥沢のキャンプ場には、たくさんのテントが立っています。(ズームで)

それにしても、体の調子は一向に良くなりません。大汝山の頂上も以前に来たことがあるので、パスしました。頂上に立つにも長い行列です。
今回も、古くからの山歩きの仲間のアラちゃんと来たのですが、彼が頂上に行っている間、大汝休憩所で一休みしましたが、20分近くも待っていました。

つぎは、富士ノ折立(2999)をめざします。そこまでは20分ほどの道のりです。途中、ラッキーなことに雷鳥に出合うことができました。もう1分早かったら、目の前を通ってくれたのですが。残念ながら後ろ姿です。

富士ノ折立では、記念写真だけを撮って、先をめざします。

ここからは、しばらく稜線上を下ります。

途中で振り返ると、けっこう急な下り道だったのでびっくりです。

さっきまで歩いていた立山三山も、遠くになってしまいました。


本当は、ここから真砂岳、別山、別山乗越から雷鳥沢へ下りる予定でしたが、私の体調不良のため、「大走り」ルートを下りることにしました。
そして、この大走りを下りだした頃から、また紅葉パラダイスがはじまりました。(晴れていたら、もっと輝いていたのでしょう)

赤色が、朝より一段と濃くなった感じがします。

天候は曇りなのですが…。晴れていたらどんなに輝くのでしょう。

室堂乗越方面の紅葉です。

山崎カールの紅葉もすばらしい。

カール一面が錦秋の紅葉です。


このように紅葉はすばらしかったのですが、バテバテになりながら、なんとか雷鳥沢に辿り着くことができました。

テント泊ではありませんよ、五連休なので、予約しておいた雷鳥沢ヒュッテに泊まりました。ヒュッテに入るやいなや、白濁の温泉に浸り、ようやく人心地付くことができました。(なにしろ地獄谷が源泉ですから効きます)
夕方、外に出てみると、大日岳方面に美しい夕焼けが見えました。

立山も夜を迎えます。社務所の灯りも見えます。

お世話になった雷鳥沢ヒュッテです。


つづく。

紅葉の立山へ (その1)

2015-09-23 17:32:32 | 山歩き
シルバーウイークの21日・22日と紅葉の立山を訪れました。
室堂より上部は、ちょうど見頃でした。ただ、残念ながら21日は9時過ぎ頃からガスって来て、輝くような紅葉は見ることが出来ませんでした。(いつものことですが…)

(紅葉したナナカマド)

この大型連休は、紅葉とも重なってどの山域も混雑が予想されたのですが、やっぱり立山に行って来ました。
20日の夕方に大阪を出て立山駅の駐車場に着いたのは、夜の9時半でしたが、予想した通りいつも停める駐車場は満車です。(駅に近いからな)周辺を探して、なんとか停めることが出来ました。(車にて仮眠)
朝、5時に切符売り場に行くと、すでに長蛇の列です。

ということで、始発の6時発のケーブルには乗れませんでしたが、6時10分の臨時便に乗ることが出来ました。

美女平からは高原バスです。臨時便もどんどん出ている様子です。すぐにバスにも乗ることが出来ました。

途中の弥陀ヶ原周辺の紅葉は、見頃までもう少しという感じでした。(昨年は9月29日に弥陀ヶ原にも行ったのですが、最高でした)

7時15分には室堂に到着しました。ターミナルから階段を上がって外に出ると、いつもの景色が迎えてくれます。見事に紅葉しているではありませんか。「ヤッホー」

雷鳥沢方面を望むと、こちらも見事な草紅葉です。頂上には雲がかかっていましたが、剣岳もちょっぴり姿を見せています。

身支度を整えて、まずは一ノ越をめざします。しかし、人出は多いです。途中で紅葉を撮影しながらの登山です。山肌は、いい感じに色づいています。

足下も美しく紅葉しています。

山崎カールの紅葉です。立山全体が色づいているかんじです。すばらしい!

チングルマもきれいに紅葉して、草紅葉を作っています。

やっぱり赤く色づいたナナカマドが美しいです。

まだ、これから色づく葉っぱもあります。

真っ赤になる前の実もあります。

カールを背景に1枚。

もう1枚。

美しい紅葉に見とれている間に時間を取りすぎたようです。これでは頂上どころか、一ノ越にも着きませんね。でも、いつまでも見ていたい景色なのです。写真では表しきれない美しさです。(腕もあるかもしれませんが…)

さあ、一ノ越へと急ぎましょう。まだ、雪渓が残っていました。

見上げると、立山山頂はまだまだ遠いです。たくさんの登山者が頂上めざして頑張っています。

やっと一ノ越です。黒部川対岸の山にも雲がかかっていました。(槍も見えず)

一ノ越山荘と龍王岳です。

いよいよ雄山への急登がはじまります。ところが10分もしないうちに体に変調がおこりました。めまいがしてうまく歩けなくなってしまいました。次から次に登山者が押し寄せてくるので、ルートを除けて、何度も休みながら登ることになってしまいました。ここへは過去2回登っているし、夏には地元の小学生が遠足?でくるようなところなので、なめていたのかも知れません。(先週から風邪気味でもありましたが…)
そうこうしているうちに、すっかりガスに包まれてしまいました。室堂方面もガスの中です。

次から次に登山者が押し寄せて来ます。いったい何人の人が来ているんでしょうか?

雄山山頂が見えてきました。もう一息です。しかし、体が言うことききません。

普通1時間のところ、1時間30分かけて、やっと雄山山頂に到着です。一等三角点のあるところが2991,6mです。

そして、雄山神社峰本社のあるところが、3003mの雄山頂上です。ただし、そこに行くには500円の参拝料が必要です。そうすれば、御神酒がいただけ、神主さんから登山安全の祈祷もしていただけるのです。


つづく。

飛行機に手が届きそう

2015-09-20 11:06:25 | 大阪のまちをぶらり
豊中市の東光院(萩の寺)に行ったついでに、飛行機を見ようと大阪空港へ向かいました。大阪空港と言っても、滑走路の南の端にある、知る人ぞ知る「飛行機見学場所」です。たんなる川原の土手なんですが、立ち入り禁止ではないので、みんなそこで飛行機を見ているという場所なんです。なんと言っても、頭上すれすれに飛ぶ飛行機が見られるのです。飛行機に手が届きそうですよ。パイロットの顔だって見えるかもしれません。
まあ見てください。























こんな感じです。どうですか?音も大迫力ですよ。

私が行ったときには、30人位の人がいました。飛行機の写真を撮りに来ている人をはじめ、家族連れからアベックまで、たくさんの航空ファン?がいました。
ところで、鉄道ファンは「鉄ちゃん」と言うけれど、飛行機ファンは何と言うんでしょう?「空ちゃん」かな?



せっかくの大型連休です。まあ、飛行機でも見て、旅行気分を味わってみませんか。

※現地には、阪急曽根駅を少し南に下りた、大きな通りを西へ、阪神高速をくぐって原田下水場をめざすと、千里川の橋があるので、そこを渡って右に入ります。