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はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

八ヶ岳 天狗岳へ(オーレン小屋のボルシチ)

2025-05-18 18:15:15 | 山歩き
東天狗岳で大パノラマを堪能して、オーレン小屋まで戻ってきました。
時刻は11時半です。お腹も空いたのでオーレン小屋でランチにしました。

昨晩お世話になったオーレン小屋です。すっかりお気に入りの山小屋になりました。
このオーレンという名前は、ミツバオウレンからきているそうで、この辺りにたくさん咲くそうです。


タルチョが良い雰囲気です。


注文したのはオーレン小屋名物のボルシチです。


テーブルが傾いています(笑)名物のボルシチは、もちろん美味しかったです。


オーレン小屋の他に、八ヶ岳の各山小屋では美味しいランチがいただけるようです。
黒百合ヒュッテではビーフシチューが、高見石小屋の揚げパンなど有名です。
昨年は赤沢小屋で夕食にステーキをいただきましたが、一昔前の山小屋では考えられないことでした。


八ヶ岳の伝説が書かれた案内板がありました。


富士山と八ヶ岳が背比べをしたら八ヶ岳の方が高かったそうで、怒った富士山の神様が八ヶ岳を蹴飛ばしたそうです。
荒唐無稽な話ですが、面白い話でした。


往路は曇っていましたが、復路では晴れて苔の緑が一層美しかったです。


楽しかった山行を振り返りながら下山しました。


下山時はカメラをザックに入れていたので、写真は以上です。

2時前には駐車場に到着し、一路大阪をめざしました。
ツルヤ茅野店には寄り道しましたが(笑)

※歩いた日 2025.5.13

八ヶ岳 天狗岳へ(東天狗岳からの大パノラマ)

2025-05-17 08:39:39 | 山歩き
オーレン小屋を午前6時に出発して3時間、午前9時に東天狗岳の山頂に到着です。
コースタイムは1時間45分なので、休憩や撮影も含めてゆっくりと歩いてきたことになります。
この日は本当に素晴らしい天気に恵まれて、山頂からの360度の眺望を楽しむことができました。

東天狗岳(2640m)に登頂しました。それでは、ゆっくりと景色を楽しみたいと思います。


まずは北側からの眺めです。浅間山ですが、最初は雪が無いのでわからなかったです。


少し左に目をやると、蓼科山とその奥に白く輝く北アルプスが見えます。


蓼科山の頂上あたりに見えるのが白馬三山です。左には剱岳や立山も見えました。


中央あたりに見えるのが、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳です。


頂上で一緒だった二人連れが黒百合ヒュッテの方に下山されて行きました。


さらに左に目をやると、いよいよ槍・穂の稜線が見えてきます。


槍・穂の手前には美ヶ原や霧ヶ峰(草原のように見えるところ)が見えます。


槍・穂をトリミングです。


さらに左には乗鞍岳です。登る途中では御嶽山も見えましたが、東天狗岳に隠れていました。


東天狗岳の隣には西天狗岳があります。東天狗岳より6mほど高いようです。


ここからは20分ですが、今回は東天狗岳で大満足です。


西天狗岳の左奥に見えるのが中央アルプスです。


中央アルプスをトリミングです。左手前には入笠山が見えました。


そして南側には、八ヶ岳を代表する(左から)硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳です。


赤岳ー中岳ー阿弥陀岳の稜線です。


その右奥には南アルプスが見えました。


左から北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳です。


東天狗岳の山頂から360度の大パノラマを楽しむことができました。
山登りのご褒美は山頂からの眺望ですが、本当に素晴らしいご褒美をいただきました。
あともう一つ足らないものがあるのですが‥。
そう富士山です。雲の中かなと思っていたのですが、天狗岳からは硫黄岳に隠れて見えないのだそうです。

頂上で50分ほどゆっくりしたあと、下山を開始しました。

※歩いた日 2025.5.13

八ヶ岳 天狗岳へ(オーレン小屋から東天狗岳)

2025-05-15 19:25:25 | 山歩き
二日目の朝を迎えました。
夜は冷え込んだようですが、山小屋なので寒さを感じることもなくゆっくりと眠れました。
テント泊も考えていましたが、テント泊にしなくて良かったです。
それでも山に登るときは、冬と同じような服装で登りました、
この日は天狗岳に登ったあと大阪まで帰るので、朝食はお弁当にしてもらって、5時起床、6時出発にしました。
必要のない荷物は小屋に預けて、アタックザックで山に向かいます。

午前6時にオーレン小屋を出発し、天狗岳をめざします。


朝陽が差し込んできました。樹林帯ではカメラのISOを上げないとブレてしまいます。


早朝なので雪もよくしまってチェーンスパイク も良く効きますが、踏み抜き注意です。
まるで落とし穴のように罠が仕掛けられています。踏み抜きのあとも多々ありました。


八ヶ岳の樹林帯歩きは気持ちが良いのですが、この日はどうも体の調子が良くありませんでした。


空が開けてきたら箕冠(みかぶり)山も近いです。


オーレン小屋から1時間20分かかって箕冠山に到着です。コースタイムの1.5倍でした。


箕冠山から少し下ると、いっきに景色がかわりました。
ここからやっと天狗岳が見えました。手前に見えているのは根石岳山荘ですが営業はしていなかったです。


野鳥がいました。この日は標準ズームしか持って行かなかったので、トリミングしています。


遠くに北アルプスの山並みが見えました。槍・穂が見えるだけで嬉しくなってきます。


こちら側には中央アルプスが見えていました。


振り返ると、赤岳や阿弥陀岳の頭も姿を見せました。


根石岳に向かって少しずつ標高を上げて行きます。


遠くには南アルプスも見えてきました。これは頂上からの眺めが楽しみです。


根石岳から眺める天狗岳です。左が西天狗岳、右が東天狗岳です。


諏訪湖も見えました。雪山は乗鞍岳です。


こちらは浅間山ですが、「ガトーショコラ」ではなかったです。


硫黄岳の爆裂火口がよく見えました。


根石岳から一旦下って、天狗岳への最後の登りが待っています。


ここまでくればあと一息です。


ここからも本沢温泉に行けるようでした。


最近は関西の低山ばかり歩いていたので、こういうロケーションの中を歩くのは久しぶりです。
山にはそれぞれの良さがありますが、やはり心が躍ります。


左手には御嶽山も見えました。


頂上が近くなると岩場もありましたが、そんなに危険ではありませんでした。


東天狗岳の頂上が目の前になりました。


この日は天気も良く、頂上からは最高の眺めを楽しむことができました。
次回は頂上からの眺めです。

※歩いた日 2025.5.13

八ヶ岳 天狗岳へ(オーレン小屋に宿泊)

2025-05-14 19:19:19 | 山歩き
八ヶ岳の天狗岳に登ってきました。
当初は、高川山に登る予定でしたが、天気が良くないようなので、直前に八ヶ岳に変更しました。
12日((月)・13日(火)の日程でしたが、12日は曇りの予報でした。
ということで、夜中の出発ではなく早朝の出発にして、12日はオーレン小屋までのゆるい日程にしました。
今回もいつものMさんとの山行です。

大阪を早朝に出発して、下の写真の分岐に到着したのは10時半でした。
左に行くと唐沢鉱泉へ、右に行くと桜平の駐車場です。唐沢鉱泉からも天狗岳に登れます。
今回はオーレン小屋に泊まるので桜平駐車場に向かいます。


桜平までダート道が続きます。車高の低い車は底を打ちそうです。赤岳山荘に向かう道といい勝負でした。
林道の途中で鹿に出会いました。


桜平には上・中・下と駐車場がありますが、登山口に一番近い上の駐車場に停めることができました。
この日は一番広い中駐車場にも2台ほどの車が停まっているだけでした。


車止めのゲートがあり、ここからは歩いて行きます。11時15分スタートです。


昼頃からは晴れてくる予想でしたが、どんよりと曇っていました。


45分かかって夏沢鉱泉に到着です。


夏沢鉱泉からが本格的な登りです。


しばらく行くと雪が出てきました。


八ヶ岳らしい苔が美しい風景です。


一瞬ですが陽がさすこともありました。道ばたの苔が輝きます。


夏沢鉱泉から1時間15分で、今夜お世話になるオーレン小屋に到着です。


タルチョがはためく素敵な山小屋です。タルチョはネパールの峠などで見られる祈りの旗です。


チェックインを済ませたあと、時間があったので、近くの夏沢峠まで散歩することにしました。


オーレン小屋から上は雪道なので、チェーンスパイクが必要でした。


八ヶ岳らしい樹林帯の中を行く道でした。


35分ほどで夏沢峠に到着です。


夏沢峠は硫黄岳や天狗岳、本沢温泉への分岐点でした。


硫黄岳の爆裂火口も上の方は雲の中でした。


こちらは本沢温泉方面です。本沢温泉は日本最高所の野天風呂として有名です。20年ほど前に行きました。


散歩を終えてオーレン小屋に戻ってきました。


薪ストーブが素敵でした。実はこの日に宿泊したのは我々二人だけでした。


オーレン小屋名物の桜鍋です。すき焼き風味で美味しかったです。山菜の天ぷらも美味しかったです。


なんと諏訪の地酒の御湖鶴もありました。


その後、薪ストーブにあたりながらウイスキーを飲みながら、スタッフの方々と楽しくお話をさせていただきました。
8時30分が消灯なので、8時には部屋に戻り、あっという間に眠りにつきました。

<つづきます>

※歩いた日 2025.5.12

つつじの大谷 大原山ハイキング(後)

2025-05-10 18:15:15 | 山歩き
大原山の頂上からは素晴らしい大阪平野の景色を眺めることができました。
本当はそこから引き返す予定でした。
しかし、なるかわ園地のつつじが綺麗に咲いているという情報を得たので行ってみることにしました。
なるかわ園地までは20分ほど下って行かねばなりませんが、その情報を信じて下りて行きました。

すると、目に飛び込んできたのは綺麗なつつじ園の様子でした。


想像していたよりも見事なつつじ園でした。


20分かけて下りてきた甲斐がありました。


つつじ園の中をつづら折れの道が通っていました。


近くまで行ってみました。


立山の「雪の大谷」にも負けない「ツツジの大谷」でした(笑)


ここには歩いて来るしか方法はありません。瓢箪山駅から徒歩90分です。


ということで、来園者はハイカーばかりでした。


つつじ園のことは知らなかったので得をした気分になりました。



20分かけて下ったので、登りは30分ほどでしょうか。でも登り返すのが嫌なので地図で探すとちょうど良い道がありました。
林道をしばらく進むと鳴川峠に出る道がありました。ここなら登り返しは5分です。


鳴川峠です。信貴生駒スカイラインの下をくぐります。


石の道標がありました。「左 元山上千光寺 右 行場道」とありました。右に進みました。


新緑が眩しい山道でした。


ギンリョウソウが咲いていました。


「西の覗き」に行ってみましたが、あまり迫力を感じませんでした。


表行場ルートを下ったのですが、それほどの難所も無く普通に下れました。


竹やぶが現れたら千光寺も近いです。


前日が飲み会だったので、緩いコースでのハイキングでしたが、修験の歴史や綺麗なツツジが楽しめたハイキングになりました。
もちろん頂上からの眺望も最高でした。

<今回の活動データ>
タイム 4:34 距離 8.1km のぼり492m

※歩いた日 2025.5.7