はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

八方尾根を歩きました(1)<信州夏紀行>

2024-08-03 17:39:39 | 山歩き
そもそも今回の信州の旅は、唐松岳に登るのがメインでした。
予定では、30日に唐松岳に登り、山小屋で一泊して31日に下山でした。
しかし、天気が悪いので予定を大幅に変更しました。
31日はなんとか天気が回復してきたので、八方尾根を行ける所まで行くことにしました。
黒菱林道を走り、駐車場に着くと駐車場はけっこう満車状態でした。
みなさん朝早くから登られたのでしょうか?それとも前日からでしょうか?

7時15分の始発の黒菱第3ペアリフトに乗りました。青空はあるものの雲の多い天気です。


黒菱平に着きましたが、正面に見えるはずの白馬三山は雲の中です。


今度はグラートクワッドリフトに乗り継ぎます。


グラートクワッドリフトで一気に1830mへ。しかし、めざす方向には怪しい雲が立ち込めています。


今回は途中で高山植物の写真を撮るのを我慢して前に進みましたが、この花は撮ってしまいました。
ミヤマクワガタです。磐梯山でも見たバンダイクワガタの仲間です。


晴れていれば右手に白馬三山を眺めながら登山ですが‥。


八方ケルンの向こうには戸隠山が見えていました。(写真が暗いです)


この辺りから高山植物を撮り始めました。ハクサンシャジンです。


マツムシソウです。


これは何を撮ったのでしょう?今回もカメラはコンデジでした。


五竜スキー場のあたりが見えました。


五竜岳へと続く遠見尾根です。最近、錫杖さんが歩かれました。


第3ケルンが見えてきました。唐松岳は雲の中です。


八方池が近づいてきました。


残念ながら八方池に映る白馬三山の姿はありませんでした。


自然研究路はここまでです。


ここから先は登山道になります。行ける所まで行ってみましょう。(あわよくば頂上へ)


ニッコーキスゲです。上空には希望の青空があるのですが。


ニッコーキスゲの群落でした。


八方尾根は何度も歩いていますが、飽きることはありません。
とくにこの時期は高山植物が一番綺麗な時期でもあります。
何よりも涼しいのが嬉しかったです。猛暑が嘘のようです。

<つづきます>

※訪問日 2024.7.31

戸隠神社に参拝しました<信州夏紀行>

2024-08-02 17:15:15 | 寺社めぐり
信州へ行ってきました。
大阪はうだる様な暑さが続いていますが、さすがに信州の高原はさわやかでした。

本当は29日から前乗りして、30日から唐松岳に登り山頂小屋に宿泊する予定でした。
しかし、日本海に前線が居座り続けたため30日は雨の予報で、前乗りの宿も山小屋もキャンセルとなりました。
それでも信州への旅は決行です。

30日は戸隠神社へと向かいました。
大阪を出るときは晴れていましたが、信州に向かうにつれて雲行きが怪しくなり、戸隠に着く頃には雨になりました。

まずは戸隠神社中社にお詣りです。


樹齢約800年の御神木です。


戸隠神社も歴史のある神社です。


戸隠蕎麦のうずら屋はいつも行列です。今回も違うお店で戸隠蕎麦をいただきました。


中社をあとにして、奥社に向かいます。


奥社駐車場から奥社までは40分ですが、気持ちの良い参道が続きます。緑がきれいでした。


途中にある隋神門です。


隋神門から先は、杉木立の中を歩きます。


隋神門の屋根に植物が生い茂っていました。


天然記念物に指定されている樹齢400年を超える杉並木が続きます。


2019年の秋にもここを歩いたのですが、連れ合いさんが不思議なパワーを感じた所です。


人間の手によって植えられたものですが、自然への畏怖を感じる杉並木です。


今回もパワーをいただきました。


奥社に到着です。残念ながら後ろにそびえる戸隠山の姿は見ることができませんでした。



ダメもとで、帰りに鏡池にも寄ったのですが真っ白な世界でした。
やはりダメかと諦めたのですが、一瞬だけ幻のような戸隠山が姿を見せてくれました。



※訪問日 2024.7.30