はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

北条鉄道 法華口駅の駅長さん

2016-06-30 21:36:25 | 鉄道
北条鉄道には、今年の1月6日に訪れ、その時のことをブログ「北条鉄道を『撮り鉄』に行ったのですが」にも書きました。
前回は、主役がいなくてさびしい結果になりましたが、今回は会うことができました。鉄道で主役といえば車両なんですが、この北条鉄道法華寺口という駅の主役は、ボランティア駅長さんです。

ゆっくりと1両の列車がやってきます。


敬礼で列車を迎える駅長さん。列車の中にはカメラを構えた乗客が見えます。


そして、列車を見送る駅長さんの凛々しい姿です。


いい姿勢です。指の先まで伸びています。この写真が撮りたかったのです。


列車が視界から消えても、いつまでも見送ります。



この駅長さんは、駅の中にあるパン屋さんの店長もしています。パンもいただきましたが、なかなか美味しかったです。そして、最近CDも出されたようですよ。今や人気者の駅長さんです。そして、とても気さくな方でした。

今度は、反対側から来た列車を見送ります。1時間に上り下り各1本というダイヤなので、30分も待てば次の列車がやってきます。


前回は列車しか写っていなかった風景ですが、今回はやっと駅長さんと列車のツーショットの写真が撮れました。



書写山圓教寺を訪ねて(その3)

2016-06-29 19:36:26 | カメラ紀行
さて、奥之院の手前の(三つの堂)までやってきました。正面が食堂(じきどう)です。


ここは、最近では大河ドラマ「軍師官兵衛」のロケに使われたそうです。遠いところでは「ラストサムライ」に使われたそうです。私は見ていないのですが、たしかに雰囲気のあるところです。


中に入ってみると、一階には写経をする場所がありました。広い場所ですが、写経をしておられた方は一人だけでした。集中して写経をされています。


私も嵯峨の大覚寺で写経をしたことがありますが、おもわず引き込まれてしまうものです。

二階に上ると仏像が展示されていました。


二階建ての食堂はめずらしいようです。長さは40メートルもあるそうです。


二階の廊下にすばらしい景色が待っていました。京都岩倉の実相院の「床もみじ」は有名ですが、ここもちょっとだけ(ほんまにちょっとだけ)「床もみじ」になっていたのです。もちろん青もみじですが…。もう少し廊下に磨きがかかっていたら、もっとすばらしかったのかな…。








今回は、もう少しだけ奥に行って引き返すことにしました。最後は常行堂の青もみじです。



秋には、この圓教寺もすばらしい紅葉につつまれるのでしょうね。

<おまけ>
参道の途中から見える姫路市内です。(霞んでいますが)


アップ(トリミング)すると姫路城も見えました。(真ん中にうっすらと)


書写山圓教寺を訪ねて(その2)

2016-06-28 20:50:35 | カメラ紀行
摩尼殿にやってきました。西国巡礼では、ここで御本尊にお参りをして、御朱印をいただきます。

摩尼殿から下を見るとこんな具合です。下に見える建物は「はづき茶屋」です。


摩尼殿の廊下です。緑につつまれて、ちょっとだけ高いところにあるので涼しく感じます。


納経をパチリです。(私のではありませんよ) 西国三十三所にしても四国八十八所にしても、みなさん達筆です。


堂内も写してみました。やはり蝋燭が目に入ります。






摩尼殿から更に奥に進みます。恥ずかしながら、はじめて圓教寺を訪れた時には、摩尼殿で御朱印をいただいたら次のお寺をめざして引き返していました。今思えば、もったいないことをしたものです。このお寺も奥に行くとすばらしいものが待っていてくれました。

それがこの水子地蔵です。そんなに大きくはありませんが、たくさんの地蔵尊が並んでいます。















まだまだ奥には、すばらしいものがありました。次回は、三つの堂です。

<つづく>

書写山圓教寺を訪ねて(その1)

2016-06-27 21:19:16 | カメラ紀行
書写山圓教寺(しょしゃざんえんきょうじ)は、西国三十三所の第二十七番札所です。ここも、2007年に西国三十三所を巡った折りに訪れたお寺です。戦国時代には黒田官兵衛のすすめで、秀吉がここに陣を置いたこともありました。そんな歴史のあるお寺にカメラを持って出かけました。

書写山圓教寺は山の上にあるお寺なので(たいがいのお寺は山の上にありますが…)、ロープウエイで上ります。ロープウエイ駅から摩尼殿(まにでん)までは、15分ほどの参道が続きます。その参道には、西国三十三所の仏様が祀られています。



仏様を拝みながらゆっくりと参道を上って行きます。



下の写真の仏様は、姫路市内を向いて祈っているようです。(この構図は写真の師匠から教わりました)



美しい仏様です。どの仏様も、いいお顔をされています。



やっと仁王門までやってきました。ハイキングに来られている方もたくさんいました。



仁王門をくぐると、下り坂になります。火野正平さんじゃないけれど、「人生下り坂、最高!」です。お地蔵さんが見えると、摩尼殿も近いです。





やっと摩尼殿に着きました。見上げると、京都の清水さんのような舞台です。いつも感心するのですが、昔の人は重機の無い時代に、よくもこんなりっぱな建物を建てたものです。



手水舎で、手と口を清めてお参りです。竜神様をパチリです。





<つづく>

「天神さん」は雨でした

2016-06-26 06:48:46 | 京都をぶらり
美味しいステーキ丼をいただいた後は、北野天満宮に向かいました。しかし、天気が心配です。
案の定、北野天満宮に着いた頃には雨が落ちてきました。

25日は、「天神さんの日」です。境内には露天がたくさん並び、賑わいの天満宮です。


なかでも骨董品を扱う露天がたくさん並びます。学生のころ、その骨董市をよくひやかしにいったものです。その時に買ったトランクが、今でも部屋の片隅に残っています。

残念ながら雨が降ってきたので、露天の写真は撮れませんでした。本当は、露天の写真を撮りに行ったのですが…。


楼門に大きな茅の輪がありました。この茅の輪をくぐると、無病息災で過ごせるらしいですよ。また、6月30日は「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」があるそうです。


本殿の前にもありました。くぐり方があるみたいでしたが、よくわからないので適当にくぐってしまいましたが…。



三光門には七夕かざりがありました。まだ、梅雨ですが間もなく七月がやってくるのですね。



ここの釣燈籠は、ちょっと春日大社にはかなわないようです。


せっかく北野天満宮に来たので、いつも立ち寄る「御土居」にも行ってみました。


ここもすっかり「ブラタモリ」で有名になったようです。そうそう、「ブラタモ」に出演していた京都高低差崖会崖長の梅林秀行さんですが、ついに『京都の凸凹を歩く』という本を出版されました。


梅雨とは言え、やっぱり雨の日は気分がのりません。明日は晴れるかな?