はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

白骨温泉から平湯へ

2020-11-02 18:39:39 | 紅葉
何回かに渡って綴ってきた信州の紅葉旅も今回が最終回です。

白骨温泉から見る紅葉です。




公共の野天風呂もあります。




入り口から長い階段を下ると湯船があります。今から35年ほど前に入ったことがありますが、囲いもなく丸見えでした。もちろん無料でした。




赤く色づいた紅葉です。




何軒かの温泉宿があります。無料の野天風呂だけでなく、湯元齋藤旅館にも泊まった記憶があります。




良い天気になりました。




白骨温泉は山間にある静かな温泉地です。白骨という名前が不気味ですが(笑)




公衆トイレの前に三十三観音が並んでいました。こんな所にあるのは初めて知りましたが、宮本常一の本で見たことがありました。




帰って調べたのですが、宮本常一の本にある三十三観音とは少し違うようです。本にあるのは黒川渡の石仏のようでした。




宮本常一は、檜峠を番所から歩いて越えて白骨温泉に行ったのですが、今はスーパー林道で楽に行けるようになりました。




場面はいきなり変わって、平湯です。白骨温泉から沢渡に下りて、安房トンネルで平湯にやって来ました。途中の紅葉もキレイでしたが写せませんでした。




計画では平湯側から安房峠に行き、運良くば穂高岳を見ようと思ったのですが、通行止になっていました。これでは穂高も雲の中でしょう。




乗鞍岳方面も雲の中です。




楽しみにしていた笠ヶ岳も雲の中でした。




ということで帰路につきました。平湯からは高山方面をめざします。平湯トンネルの手前で信州の紅葉とお別れしました。




このあたりの紅葉もきれいです。




ここでも三段紅葉が見られたようです。




最後は望遠レンズで撮影です。




信州の紅葉はどこも美しかったです。




名残惜しいですがこれでおしまいです。




このあと、高山から「せせらぎ街道」を走って帰ろうかと考えたのですが、さすがに紅葉で胸がいっぱいになっていたので、今回はまっすぐに帰りました。

今回の旅はブログ仲間の錫杖さんを追いかけての旅でした。(残念ながら上高地にはいけませんでしたが。)家に帰って自分の写真を見たのですが、錫杖さんの写真との差に愕然としました。

※訪問日 2020.10.25