はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

六甲・摩耶山へハイキング(後) 

2023-01-31 19:15:15 | 山歩き
摩耶山(まやさん)へハイキングの後編です。


仁王門を過ぎると名物の石段がはじまります。凍っているので慎重に登ります。




石段を登りきると開けた場所に出ました。ここは旧天上寺があった場所で、今は摩耶山史跡公園になっています。




今の天上寺は北に700mのところにありますが、昭和51年に焼失するまでは、ここに沢山の伽藍が並んでいたそうです。




雪道を進むと、鳥居が見えてきました。




天狗岩大神です。




こちらは石丸猿田彦大神です。ヤマップ ではこの辺に頂上があるはずですが。




ちょっと迷っていると日本語が話せる外国人が来て、頂上を教えてもらいました(笑)




頂上から掬星台はすぐのところです。途中に六甲全山縦走で通った懐かしい道もありました。




日曜日ということもあって、掬星台は賑わっていました。




さあ、いよいよお楽しみの展望です。




眼下には神戸の町並みが手に取るように見えました。




神戸港の向こうは明石海峡と淡路島です。




摩耶山は、都会からの距離が近いというのも、この眺望の魅力です。




摩耶山からの夜景は、日本三大夜景のひとつに数えられています。




大阪市内の方まで見渡せました。




機会があれば、夜に来て眺めて見たくなりました。




こちらは六甲ガーデンテラスのあるあたりでしょうか。六甲山最高峰はその後方あたりです。




ゆっくりと眺望を楽しんだら下山です。ロープウェイ が動いていれば、迷わず乗ったのですが、休止中なので仕方ありません。




ケーブルカー の虹の駅まで下りてきました。もちろんケーブルカー で下山です(笑)




モンベル割引(2割引)で360円で乗れました。




文明の利器は楽チンです。




2時20分の便に乗ったのですが、乗客は私と外国人の女性の2名でした。摩耶山は外国人の方が多かったです。




ケーブル駅からは上手くバスがありました。坂の町らしく「坂バス」というバスでした。




バスを降りた所(阪急王子公園南)から摩耶山を振り返りました。




摩耶山は何度か登ったことがあります。(登ったというよりは、通過したという方が正しいかもしれません。)
今回、王子公園から登りましたが、ゆっくりと日帰りするにはちょうど良い山だと思いました。
道もしっかりとしていて歩きやすいし、なんと言っても途中からの展望も素晴らしかったです。
ケーブルカー とロープウェイ があるのも嬉しいですね。


※登山日 2023.1.29

六甲・摩耶山へハイキング(前)

2023-01-30 18:15:15 | 山歩き
六甲山系の中央に位置する摩耶山(まやさん)にハイキングに出かけました。
摩耶山の名前の由来は、弘法大師が天上寺にお釈迦さんの母親である摩耶夫人像を安置したことに由来するそうです。
摩耶山は標高702mの低山で、ケーブルとロープウェイで、また車でも行くことが出来る山です。


今回のハイキングのスタートは、阪急王子公園駅からです。




町の中の坂道を登って登山口へ向かいます。今回はコンデジでの撮影です。




この道の先に海が見えて綺麗だったのですが、さすがにコンデジでは写りませんでした。




もう少しで山道になりそうです。神戸高校の校舎がお洒落で神戸といった印象です。




今回は上野道というハイキング道を歩きました。あとで知ったのですが、昔の参詣道だったようです。




登山道から少し登ると見晴らしの良い場所がありました。




横にマップがあったので見てみると、まだほとんど登っていなくてガッカリしました。




そこから少し歩くと五鬼城展望公園に着きました。若者グループも展望を楽しんでいました。




この展望でも十分ですが、もう少し上をめざしましょう。




登山道に雪も出てきました。




頂上はまだまだ遠いです。ふと見ると町石がありました。




ここが参詣道だったことがわかります。




だんだんと雪が増えてきました。




王子公園を10寺ごろに出発したのですが、途中で出会った人も少なく静かな山道でした。




虹の駅に到着です。ケーブルカー の終点駅です。少し上にロープウェイの駅があるのですが、点検のため休止中でした。下山はロープウェイ とケーブルでと思っていたのですが(笑)




虹の駅を過ぎると登山道の状況が一変しました。この階段も雪が凍ってツルツルでした。ここで引き返す人もいました。




念のためにチェーンスパイクを持ってきていて良かったです。まさか摩耶山で使うとは、山はなめてはいけません。




この先は雪道になってしまいました。低山とはいえ、先日の最強寒波の置き土産でした。




やっと、天上寺の仁王門に到着しました。



<続きます>

※登山日 2023.1.29


この日は金剛山に行こうかとも考えたのですが、日曜日ということもあり、きっと人が多だろうと思い摩耶山にしました。
家に帰ってから金剛山のライブカメラをチェックすると案の定たくさんの人が登っていました。



矢橋帰帆島でバードウォッチング

2023-01-29 19:39:39 | 野鳥
前回は矢橋帰帆島のカワセミでしたが、今回は他の野鳥たちです。

昨年ここへ来た時にルリビタキに出会えた場所に行ってみると、ジョウビタキ♀がいました。




ジョウビタキ♀を撮るのも久しぶりです。




どこで出会ってもジョウビタキ♀は愛嬌があります。




聞いたことがある鳴き声だと思ったらメジロでした。




コツコツが聞こえたらコゲラでした。




前の枝が邪魔でした。




おなじみのハクセキレイです。




カワセミを撮っていたらジョウビタキ♀がやって来ました。




同じくカワセミの近くにやって来たヤマガラです。




同じく。




同じく。




この時期は花が少ないので、ついついバードウォッチングに夢中になってしまいます。(葉がないのも好都合です)
しかし、バードウォッチングにのめり込むとレンズ(バズーカ砲)だけで中古車が買えてしまうほどの出費になります。
なので、ほどほどに夢中でいいかなと思っています。


※訪問日 2023.1.26

矢橋帰帆島でカワセミを撮りました

2023-01-28 16:28:28 | 野鳥
第1なぎさ公園での寒咲花菜が残念な姿だったので、早々に移動して矢橋帰帆島にやって来ました。
ここは昨年、takayanさんに教えてもらって、ルリビタキやカワセミを撮った場所です。

湖岸道路を15分ほど南に走ると矢橋帰帆島(やばせきはんとう)に到着です。
まずは昨年ルリビタキがいた場所を探しましたが、姿は見られませんでした。
そして、池の方に行くとカメラマンがひとり望遠レンズで何かを狙っていました。
カワセミですかと尋ねると、レンズの先を指差してくれました。


カワセミが木の中に隠れるようにしてとまっていました。餌を捕る風でもなく、実は30分以上こんな状態でした(笑)




こちらが、しびれを切らせて諦めかけた時にやっと動きがありました。




池の上の木の枝にとまって餌を探しているようです。




そのあとダイブがあり、餌をゲットしたようでした。




にらまれました。




また枝の上に移動しました。




餌を狙っているようです。




ダイブの様子は撮れませんでしたが、何か餌をくわえているようです。




飲みこみました。




また枝の上に移動です。




けっこう私に近い所までやって来ました。(これはほぼトリミングなしです)




ここのカワセミは人に慣れているのでしょうか?




最後は手の届きそうな所までやって来ました。このあとは飛び去ったので、ここまでとしました。




次回は、ジョウビタキなどの野鳥です。
矢橋帰帆島で、今回もカワセミに会えて良かったです。
次に行く機会があれば、こんどはルリビタキにも会いたいです。


※訪問日 2023.1.26

琵琶湖の寒咲花菜も雪で無残な姿になっていました

2023-01-27 15:15:15 | 花めぐり
最強の寒波がやって来て、各地で電車や車の立ち往生がおこりました。
通勤や仕事で立ち往生に巻き込まれた方々は、本当に大変だったと思います。
私の住む大阪市内では雪が降ることもなく、ただ寒いだけで終わりました。

そんな寒波も過ぎて、暖かい日ざしが戻った26日に琵琶湖畔に出かけました。
雪で真っ白になったであろう比良山系と寒咲花菜を写すためです。


ところが、第1なぎさ公園について、その風景にびっくりしました。




ほとんどの菜の花の茎は折れて、無残な風景が広がっていました。




何年か前にも大雪で菜の花の茎が折れたことがありましたが、それ以上だとおもいます。




けっこう深い雪でした。寒咲花菜の撮影は諦めて、比良山系を写すことにしました。




大雪だったわりには、比良山系は思ったよりも白くなっていなかったです。




冬の琵琶湖の風景は寒々しいです。




上空には青空が広がっていましたが、蓬莱山の上には雲がかかっていました。




滞在時間は10分ほどだったでしょうか(笑)早々に次の目的地の矢橋帰帆島に向かいました。




大阪市内でも私が子どもの頃は、年に1度ぐらいは積もった記憶があります。
ところが、この何年間、いや何十年間に積もった記憶はほとんどありません。
これも地球温暖化と関係があるのか、それとも大阪だけの問題なのでしょうか。


※訪問日 2023.1.26