はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

雪の美山かやぶきの里を歩きました(3)

2023-02-26 17:15:15 | カメラ紀行
雪景色の美山かやぶきの里を歩いています。


一番高い所までやってきました。




美山かやぶきの里は何度も訪れていますが、冬は2度目だと思います。
最初はかやぶき屋根がライトアップされる「雪灯廊」でした。ライトに浮かび上がる茅葺屋根は幻想的でした。




稲荷神社には樹齢400年のトチの巨木があります。




現在、かやぶき民家は39棟あるそうです。




花の季節にはきれいな花が咲く集落も今は白一色です。




いつの間にか青空が見えてきました。この日は曇りの天気予報でしたが‥。




せっかくなので、もう一度撮り直します。




到着してから1時間ほどでの天気の急変でした。(嬉しい急変です)




もう一度フォトスポットに戻って撮影です。




昨年の9月に訪れたときはそばの花がきれいでしたが、今は雪景色です。




1時間前にも写しましたが、明るさが増しました。




やはり青空はいいものです。





最後は食事処きたむらでお蕎麦をいただきました。秋に撮影した蕎麦畑のお蕎麦でしょうか。美味しかったです。




休日ということもあって沢山の観光客が来ていました。
日本語より外国語(中国語?)の方が多く聞こえて来ました。
まだ大陸からの観光客は少ないと思いますが、しばらくすると大陸からも沢山の観光客が押し寄せるのでしょうか。


※訪問日 2023.2.23


<お知らせ>
明日から4年ぶりのスキーに出かけてきます。
赤倉に滑りに行くのは5年ぶりのことです。
年齢も年齢なので、今回が引退スキーかなと思っています。
その後、美ヶ原にも泊まってスノーシューを楽しみたいと思います。

ということで、ブログはしばらくお休みします。

雪の美山かやぶきの里を歩きました(2)

2023-02-25 17:15:15 | カメラ紀行
前回「もう関西では霧氷の季節は終わったようです」と書きましたが、今日の金剛山ライブカメラを見ると、霧氷がありました。
寒い日を狙えばまだ霧氷は見られるようです。

さて、雪景色の美山かやぶきの里を歩いています。


美山かやぶきの里のかやぶき民家は、「北山形民家入母屋造(いりもやづくり)」と呼ばれています。




合掌造りで知られる白川郷の民家と比べると小ぶりでかわいい造りです。




そこが昔話に登城するような風景に似ているので、日本の原風景と呼ばれるのでしょう。




ネコヤナギが咲いていました。




ネコヤナギとツーショットです。




ひな壇上にかやぶき屋根が並びます。




おかげでこんな構図で撮ることができます。




雪の写真は難しいです。露出をプラスにしているのですが、暗く写ります。




かやぶき屋根から湯気が上がっていたのですが‥。




民族資料館にあった農具も絵になります。




北向きの屋根ですが、雪は残っていませんでした。




手前の小屋は放水銃です。ここでも春と秋に点検放水が行われるようです。




時々、雪がドサッと落ちていました。




紫陽花のドライフラワー?がありました。




枯アジサイとかやぶき屋根のツーショットです。




枯れた紫陽花も絵になります。




<つづきます>


※訪問日 2023.2.23

雪の美山かやぶきの里を歩きました(1)

2023-02-24 18:15:15 | カメラ紀行
霧氷の山に登りたかったのですが、もう関西の山では霧氷の季節は終わったようです。
ということで、雪景色を楽しむことにして美山かやぶきの里へ出かけました。


雪景色が見られるのか少し心配していましたが、かやぶきの里に到着すると一面の雪景色でした。




大阪を出るときは小雨が降っていましたが、いつの間にか雨もやんでいました。しかし、どんよりとした天気です。




いつものフォトスポットからかやぶきの里をねらいます。




中望遠のレンズを持ってきたと思ったのですが、広角レンズだったのに気が付きがっくりです。




ということで、今回は16-55mmの一本勝負になりました。




写っているかやぶき屋根は南向きなので、雪がついていません。




美山川の上流部です。この奥には芦生の里があり渓流釣りによく出かけた所です。




山と雲がいい感じでした。




この日は休日とあって沢山の観光客が訪れていましたが、外国語の方が多かったです。




せっかく持ってきた広角レンズで1枚だけ写しました。




それでは集落の中を歩きましょう。シンボルのポストです。




千木(ちぎ)と雪割りを乗せる北山型といわれるかやぶき屋根です。




何百年も村人を見守ってきたお地蔵さんです。




こちらには、しっかりと雪が積もっていました。




<つづきます>


※訪問日 2023.2.23

昔のブログから(浄瑠璃寺の馬酔木)

2023-02-23 18:15:15 | 日記
今回も昔のブログからです。
2017年2月26日に京都の浄瑠璃寺に行ったときのブログです。
参道の馬酔木が見頃ということで出かけたのだと思います。


「馬酔木(アセビ)の咲く寺」

浄瑠璃寺は「関西花の寺二十五ヶ所」のひとつです。奈良からは30分ほどのところにあるのですが、住所は京都府木津川市なので、京都のお寺ということになるのですが、奈良の寺という感覚があります。
四季折々にさまざまな花に彩られるようですが、この時期はアセビが咲き出したようでした。参道に連なるアセビは、よく紹介されている写真です。(お約束の参道の写真です。)


アセビは、これからが見頃でしょう。


アセビの花に迎えられて山門をくぐります。


三重塔には薬師仏がまつられており、寺名は薬師仏の浄土である浄瑠璃世界から付けられたそうです。


その三重塔から西方を眺めると、九体の阿弥陀如来像(国宝)がまつられた九体阿弥陀堂(国宝)があります。


すばらしい阿弥陀如来像でした。実は3回目の訪問になるのですが、自然に手を合わせたくなる阿弥陀仏です。撮影はもちろん禁止です。


板扉の向こうに阿弥陀仏がいらっしゃいます。一体一体の阿弥陀如来が堂前に板扉を持っているそうです。写真で見た夜の風景ですが、お堂に灯明が灯されて、板扉が開かれて九体の阿弥陀如来像が浮かび上がり、それが池にも映っているというものでした。まさに極楽浄土という感じでした。


お堂の裏には、こんな石仏が置かれていました。


阿弥陀堂から、三重塔を振り返ります。


ありがたい気持ちで山門を出ました。


最後にもう一度、参道を振り返りました。


訪れた日は日曜日でしたが、参拝者も少なく、ゆっくりとおまいりすることができました。このあと、すぐ近くにある岩船寺も訪れました。そこでもりっぱな阿弥陀如来様が迎えてくれました。岩船寺は、あじさいの頃に訪れてみたいお寺です。

昔のブログから(山梨県三郷町の節分草)

2023-02-22 19:15:15 | 日記
またしてもネタ切れとなりました。
ということで、昔のブログから節分草の記事を見つけたので再掲します。

今からちょうど5年前の2018年2月22日に、ブログ仲間のtakayanさんと錫杖さんと富士山を撮りに行ったのですが、空振りに終わりました。
そこで、引き出しの多い錫杖さんが連れて行ってくれたのが、三郷町の節分草でした。(もう一度行けと言われてもきっとたどり着けないと思います)
私にとっては、初めての節分草の撮影でした。60mmマクロと標準レンズを使っての撮影で、斜面にへばりつくようにして写したのを思い出します。



「節分草がきれいでした(山梨県市川三郷町にて)」

富士山の写真を撮りに行ったのですが、肝心の富士山が姿を見せてくれませんでした。天気予報では晴れマークだったのですが、山の天気はわからないものです。
本当は「富士山紀行」になる予定でしたが、そんな訳で山中湖から北上して信州を旅することになりました。
今回は、ブログ仲間のtakayanさん・錫杖さんと山中湖で待ち合わせて「夜明けの富士山」を撮る予定でした。しかし、富士山が姿を表す気配がないので、現地に詳しい錫杖さんの案内で、風穴に行ったり節分草を見に行ったりと、半日でしたがご一緒させていただき撮影を楽しみました。

今回は、山梨県市川三郷町の節分草をご覧ください。
なんとも可憐な花です。高さは7~8センチで花の直径は2センチほどの小さな花です。


ここは山梨県の市川三郷町古宿地区というところで芦川沿いにあります。精進湖から走って来たので、ずいぶん山深い所と思っていたら、意外と町にも近かったです。


案内板も無く、とても分かりづらいところに咲いていました。錫杖さんが走り回って、やっと見つけてくれました。


個人の所有する裏山に咲いています。知る人ぞ知るというところです。


節分の頃に咲き始めるのでこの名前になったそうです。今年は寒かったので、どうだったのでしょう。


錫杖さんのおかげでいいものを見せていただきました。ありがとうございました。


節分草の写真は、名人のお二人も撮っておられるので、後日アップされるのが楽しみです。


近くに枯れた植物があったので、撮っておきました。これは何かの実でしょうか。


takayanさんの真似をして撮りました。


よく見ると枯れた花も美しいものです。



結局、山中湖では、一度もシャッターを切ることがありませんでした。鳴沢氷穴は暗すぎてブレブレの写真ばかりでした。というか、危なくて写真どころではなかったです。1枚だけ面白い写真が撮れていました。



今回は、takayanさん錫杖さんの奥様方とも半日ほどご一緒させてもらったのですが、皆さん気さくな方ばかりで楽しく過ごさせていただきました。takayanさんからは貴重なお話をたくさんお聞きすることができました。錫杖さんは本当に信州(甲州も)に詳しくて助かりました。みなさん本当にありがとうございました。

※訪問日 2月22日