はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

天神祭の陸渡御を見に行きました(3)

2019-07-29 19:32:39 | 大阪のまちをぶらり
いよいよ陸渡御の花ともいえる「傘踊り」がやってきました。

笛や太鼓に合わせて軽やかなステップで踊ります。



衣装もカラフルです。



威勢のよい掛け声も聞こえます。



小さな女の子も踊ります。



太鼓と笛の音を聞いていると、こちらも踊り出したくなります。



笛の音色をお聞かせしたいです。興味を持たれた方はユーチューブをご覧ください。



傘に西陽が当たります。



西陽に向かって進みます。



四つ竹です。



獅子舞がやってきて



カメラを噛んでくれました。



これで天神祭の陸渡御はおしまいです。来年こそは、船渡御や花火の撮影もしてみたいです。

※訪問日 2019.7.25

<お知らせ>
明日から鳥海山へ登山に行ってきます。ブログは、予約投稿で万博公園の花の様子をアップする予定です。

天神祭の陸渡御を見に行きました(2)

2019-07-28 18:28:28 | 大阪のまちをぶらり
催太鼓が間近で見られるところへやって来ました。

催太鼓は、豊臣家の忠臣が主家の危機回避を天満宮に祈願した故事に因なんだものといわれています。忠臣が誰か気になりますが。



豊臣家が滅んだあとも続けられているのは、大阪人にとっても嬉しいことです。



願人の服装ですが、これにも意味があるそうです。



袖の黄色は「土」、胸の赤は「太陽」、裾の青は「水・空気」、胴の白は「雲」を表しているそうです。



まさに宇宙を身にまとっているということだそうです。



ということで、銀河をめざして去って行きました。




だんじり囃子を響かせて地車がやって来ました。



このお囃子を聞くと「天神祭やな」という感じがします。



「チキチンチキチンチキチンコンコン」とテンポが速くて忙しないリズムです。祇園祭の「コンチキチン」とは大違いです。



これが大阪人の忙しない(せわしない)ところなんでしょうか(笑)


<つづきます>

※訪問日 2019.7.25

天神祭の陸渡御を見に行きました(1)

2019-07-27 20:33:55 | 大阪のまちをぶらり
久しぶりに天神祭に行ってきました。天神祭といえば船渡御や花火ばかりがクローズアップされるのですが、私が見に行ったのは、陸渡御(りくとぎょ)とよばれる神事です。

大阪天満宮の表大門の前に着いたのは3時でした。もうすでに沢山の人が陣取っていて、後方からの撮影になりました。



行列の先頭をいくのは「催太鼓で」す。赤い投げ頭巾をかぶったのは願人(がんじ)と呼ばれる太鼓の打ち手です。



おもいっきり手を伸ばしてシャッターを押しています(笑)



場所を移動して、横断陸橋からの撮影です。



催太鼓がやって来ました。



ここならよく見えます。



太鼓は豊臣家より拝領と伝えられています。



「チェサジャー」、「ソコジャー」という掛け声とともに、威勢よく太鼓を打ち鳴らしていました。



前後に揺らしながら太鼓を叩く「からうす」は、大阪府の無形文化財に指定されているそうです。「知らなんだわ。」



いつもは通行量の多い天神橋筋ですが、この時間は通行止めです。


<つづきます>

※訪問日 2019.7.25