はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

乗鞍岳(コマクサの群落に感動)

2023-07-30 19:19:19 | 山歩き
お花畑で高山植物を楽しんだあと、頂上へと続く登山道の方へ行ってみました。
そこは砂礫地で、コマクサが群生しているところです。


さっそくコマクサが咲いていました。



山でコマクサに出会うと感動しますが、ここではバス停から5分で出会えます。



まさしく高山植物の女王と呼ばれる姿です。



しゃがみこんでの撮影は疲れます(笑)



先ほどまでいたお花畑です。



なんとも美しい姿です。



鶴ヶ池を下りのバスが通過しました。



ここにもコマクサの群落がありました。



富士見岳の斜面にも一面のコマクサの群落がありました。



イワツメクサとの共演です。



コマクサは他の植物が育たないような環境で生育します。それだから余計に愛おしく感じるのでしょう。



見事な群落でした。



ここは長野県と岐阜県の県境です。そして、私の好きな大分水界です。ここに降った雨は、太平洋と日本海に別れて行きます。



上の写真の大黒岳に登ってみました。振り返ると富士見岳です。登山道の斜面にコマクサの群落がありました。



大黒岳の斜面もコマクサの群落でした。



写真では分かりにくいのですが、斜面全体がコマクサの群落でした。



大黒岳の山頂付近にはミヤマダイコンソウが咲いていました。



富士見岳の後方には乗鞍岳の頂上があるのですが、結局この日は頂上(剣ヶ峰)は姿を見せてくれませんでした。



乗鞍岳のコマクサは以前にも見たことはあるのですが、こんなに大群落だったとは知りませんでした。
コマクサをたくさん見ることができて、頂上には行けませんでしたが大満足の一日になりました。

※訪問日 2023.7.26


早くもネタ切れです。今回の旅では2日間で撮影枚数は140枚ほどでした。
ということで、しばらくお休みします。
毎日猛暑が続きますが、熱中症にはご注意ください。

乗鞍岳(お花畑を散策)

2023-07-29 19:15:15 | 山歩き
信州2日目は乗鞍岳に登る予定でしたが‥。
松本市内のホテルを出発して乗鞍高原まで来ると、早くも乗鞍岳には雲がかかっていました。
とりあえず、観光センター発9時のバスに乗って畳平をめざしました。
畳平に着くと頂上方面は雲に覆われていました。
この日は午後から雨の予報で、すでに10時だったこともあり登頂は断念しました。
ということで、畳平周辺をゆっくりと散策しました。


畳平からの眺めですが、頂上付近は雲で見えません。左のピークは富士見岳です。まずは下のお花畑に行きました。



ミヤマキンポウゲとミヤマキンバイの見分けが難しいのですが、ガイドブックには「ミヤマキンポウゲが多く自生」とありました。



<ウサギギク>



<イワツメクサ>



<ミヤマキンポウゲとコバイケイソウ>



<ハクサンイチゲ>ここは、ハクサンイチゲの大群生地なんですが、今年は咲くのが早かったようで、少ししか残っていませんでした。



<クロユリ>



<クロユリ>



<モミジカラマツ>



<シナノオトギリ>



<ヨツバシオガマ>



<ヨツバシオガマ>



<チングルマ>チングルマも咲くのが早かったのでしょう。果歩しか残っていませんでした。



今回は乗鞍岳は断念しましたが、実は2度登ったことがあるので登頂にはこだわりませんでした。



雲が多いですが、この日は予報通り14時ごろからバケツをひっくり返したような雨になりました。(その時はバスの中でした)



<コバイケイソウ>今年は当たり年でしょうか。



<コバイケイソウ>



<コバイケイソウとミヤマキンポウゲ>



<ハクサンイチゲ>



<コイワカガミ>少し離れた所にあったのを望遠域で撮りました。



<ウメバチソウ>



<ウサギギク>



<イワギキョウ>



<オンタデ>



<イワツメグサ>



このあと、お花畑からコマクサが咲く砂礫地へと移動しました。

※訪問日 2023.7.26

※今回は登山を考えていたので、カメラはソニーのコンデジでした。
高山植物狙いならいつものカメラを持って来れば良かったのですが。

「緑響く」御射鹿池にて

2023-07-28 19:15:15 | カメラ紀行
北横岳から下山したあと少し時間があったので、車で20分ほどの御射鹿池(みしゃかいけ)を訪れました。
ここには何年か前の秋に訪れたことがありましたが、深緑の季節は初めてでした。


深緑が美しく、映り込みも素晴らしかったです。



日本画家の東山魁夷の有名な作品「緑響く」のモチーフになったことでも知られています。



周囲のカラマツ林が、春には新緑、夏には深緑、秋には黄金色と変化するそうです。



前回は秋の初めだったので、まだ紅葉の一歩手前でそれほどの感動はなかったのですが。



やはり緑の季節は綺麗でした。



吉永小百合さんがシャープののアクオスのCMに登場したことで、一躍有名になったようです。



その昔この池の前を通って渋御殿湯に、10年前には明治温泉に行ったのですが、気がつきませんでした。



今は駐車場や柵が整備されていて、見逃すことはないでしょう。



少し風が出て来たようです。



御射鹿池は実は農業用水としてつくられたものです。それがこんなに有名になるとは誰も思わなかったことでしょう。



機会があれば、また季節や時間帯を変えて行ってみたいです。


※訪問日 2023.7.25

北横岳に登ってきました

2023-07-27 18:05:05 | 山歩き
八ヶ岳の中でも一番お手軽に登山ができる北横岳に登ってきました。
北八ヶ岳ロープウェイ に乗れば、約7分で2237mの山頂駅まで運んでくれます。
そこから1時間30分ほど歩けば北横岳頂上(2480m)に立つことができます。
今回は、昨年の夏に木曽駒ケ岳に登ったメンバーで登りました。


ロープウェイ の山麓駅です。大阪を5時半頃に出発して、到着したのが10時45分でした。



11時発のロープウェイ で出発です。100人乗りだそうです。



登山者や観光客で賑わう山頂駅です。坪庭は軽装で観光ができます。



有名なキツツキさんです。



縞枯れ現象が見られる縞枯山です。



北横岳への登山道には、ゴゼンタチバナがたくさん咲いていて嬉しかったです。



平均して歩きやすい登山道でしたが、急なところもあります。



少し登ってきました。



ゴゼンタチバナに癒されながら登ります。



北横岳ヒュッテに到着です。ここまで来ればあと少しです。



最後の階段を登れば頂上(南峰)です。



南峰に到着です。北横岳の山頂は2峰に分かれていて、次に向かう北峰の方が7m高いのです。



南峰からは八ヶ岳主脈の山々が一望出来ました。



雲が多かったですが、八ヶ岳最高峰の赤岳も望めました。残念ながら南アルプスは雲の中でした。



眼下には縞枯山荘も見えました。



縞枯山荘のアップです。



3分ほど歩けば北峰です。



すぐ隣には蓼科山です。



こちらは浅間山です。



出発してから約3時間、無事にロープウェイ の山頂駅に下りてきました。



山頂駅の展望台から八ヶ岳の主脈を眺めました。



登ってきた北横岳方面ですが、頂上は奥の方でしょう。



※登山日 2023.7.25

実は、北横岳には23年前に登ったことがあります。
秋の紅葉を見るために頂上から双子池〜雨池〜縞枯山荘と周回しました。
やはり40代の頃は元気でした。