はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

高千穂峡の絶景に感動しました

2022-06-17 17:39:39 | 我がこころの風景
高千穂峡の風景はポスター等で知っていたのですが、実際にそこで見た風景は想像以上に素晴らしいものでした。
ここは地球が何十万年もかけて創った芸術作品でした。


深い渓谷に絶妙なタイミングで真名井の滝が流れ落ちます。





自然の風景ですが、ここではボートが良いアクセントになっています。





御橋から俯瞰しました。





ボートから滝を見上げるのも迫力があるでしょう。





美しい渓谷美に感動しました。





秋も美しいことでしょう。





長い年月をかけて創られた柱状節理です。





黒部渓谷にも負けないV字渓谷が続きます。




※撮影日 2022.6.9

明日香の普通の風景

2020-01-10 19:39:39 | 我がこころの風景
長谷寺からの帰りに明日香によりました。
明日香では、普通の長閑な風景が広がっていました。

中央に耳成山・右手に見えるのが天香久山です。



お堂の向こうに甘樫丘がありました。



中央に見えるのが畝傍山です。



多武峰の方向です。



南天と飛鳥寺です。



明日香らしい風景です。



小原からの畝傍山と二上山です。ここからの眺めもお気に入りです。



八釣まで来ると、思った通り臘梅が咲いていました。



八釣の里も、またゆっくり歩いてみたいです。



臘梅の良い香りが漂っていました。



※訪問日 2020.1.6

堅田の浮御堂で芭蕉さんをしのびました

2019-01-16 19:00:15 | 我がこころの風景
先日、琵琶湖畔の寒咲花菜を撮りに行った帰りに堅田の浮御堂に寄ってきました。堅田は、寒咲花菜を撮った守山とは琵琶湖大橋で結ばれています。

近江八景の一つ堅田の落雁として有名な浮御堂は、海門山満月寺と称する禅寺です。



浮御堂といえば芭蕉さんのことを忘れてはいけません。芭蕉さんは近江の地を愛した人で、晩年の10年間で8度も湖南の地に滞在したそうです。



「行く春を近江の人と惜しみける」とこんな句まで詠んでいます。司馬遼太郎は「行く春は近江の人と惜しまねば、句の向こうの景観のひろやかさや晩春の駘蕩(たいとう)たる気分があらわれ出て来ない。(中略)この句を味わうには「近江」を他の国名に変えてみればわかる。句として成りたたなくなるのである。」(『街道をゆく24近江散歩』より)と書いています。



元禄4年の仲秋名月の翌日、十六夜に近江の人たちと堅田まで船を漕ぎ出して、湖畔にむしろを敷いて月見の宴をひらいたそうです。



月は対岸の鏡山の方からのぼってきたのでしょう。そして、詠まれたのが「鎖(じょう)あけて 月さし入れよ 浮御堂」です。



その句碑が境内に立っていました。



こうして、芭蕉さんのことをしのんでいると、私も名月の夜にここに来て、そんな光景を見たくなって来ました。もっとも句は作れないので、カメラに収めるのが精一杯ですが。



※訪問日 2019.1.8


6年前の上高地ですが‥(2)

2017-10-24 19:52:29 | 我がこころの風景
今日もすっきりしない天気で、なかなかカメラを持って外に行く気になれません。
ということで、昨日に続いて今日も6年前の上高地です。昨日、「5年前」と書いたのですが、1年違っていました。
訪れたのは2011年10月29日のことです。実はこの日が、私の60回目の誕生日でした。そういうこともあって、大好きな上高地を訪れました。


この時期にしては、穏やかな上高地でした。穂高岳にも雪が積もっていませんでした。


この日は土曜日で、河童橋もたくさんの観光客で賑わっていました。


この時に持って行ったカメラは、キャノンのkissX2でした。これは初めて買ったデジタル一眼です。2009年の1月に買ったのですが、あまり使う機会もなく、使ってもほとんどオートで撮影していました。この時も、もちろんカメラ任せでした。


この時の一番のお気に入りがこの写真でした。カラマツの後ろのシルエットが気に入っていました。


この日は特別な日だったので、上高地に泊まらせてもらいました。おかげで夕暮れの穂高岳を写すことができました。


泊まらせてもらったのは、憧れの赤い屋根、上高地帝国ホテルでした。お茶は飲みに入ったことはあったのですが、登山靴で部屋に入ってええんやろかなど、庶民的な心配をしたことを思い出します。


最後はライブカメラの映像です。この時はまだ静止画面でした。還暦なので息子たちからプレゼントしてもらった赤いジャケットを着ています。


今朝の上高地ライブカメラは穂高岳が真っ白に輝いていました。台風が一気に冬を呼んだようです。今年は、上高地に3回訪れることができました。11月15日で上高地も閉山になり、長い冬を迎えます。一度、冬の上高地を訪れたいと思うのですが‥。

※訪問日 2011年10月29日

今年も見ていただき ありがとうございました

2016-12-31 13:50:05 | 我がこころの風景
2016年も今日で終わります。今年もいろんなところをカメラ片手に歩きました。その中から季節を感じる写真で、今年を振り返ってみました。日本には、四季があって本当によかったと思います。

  (菜の花と雪の比良山系 守山市 1/22)

  (枝垂れ梅 城南宮 2/26)

  (お水取り 東大寺二月堂 3/9)

  (桜の季節 東寺 4/4)

 (桜・道祖神・常念岳 春の安曇野 4/12)

  (端午の節句 鯉のぼり 高槻市 5/5)

  (初夏 赤目四十八滝 5/22)

  (梅雨空の紫陽花 三室戸寺 6/7)

  (諏訪湖を望む 高ボッチ高原 7/18)

  (夏の河童橋 上高地 8/4)

  (蝶ヶ岳からの槍穂高 8/6)

  (ひまわり畑 佐用町 8/15)

  (秋の八方池と白馬三山 9/27)

  (法起寺と秋桜 いかるがの里 10/24)

  (高野山の修行僧 10/27)

  (神護寺の紅葉 11/17)

  (晩秋の祇王寺 11/21)


こうして1年を振り返ると、時間の経つのが早いなあと感じます。
今年も「はりさんの旅日記」を見ていただき、ありがとうございました。
来年も旅をつづけますので、また見てくださいね。
それでは、みなさま、よい年をお迎えください。