八方尾根の楽しみは、右に左に日本百名山を眺めつつ歩けるところです。先ほどまでいた黒菱平は、上に向かって右手の展望が開けているのですが、左手が見えませんでした。実は、白馬岳の方に夢中になっていて、左手の山の存在を忘れていたのです。
8時過ぎにリフトが動き出したので、リフトに乗って出発です。(歩いたら40分はかかるところを、リフトなら5分で登ってしまいます)最初はガスの中を進んでいたのですが、ガスが切れた瞬間に目の前にあらわれたのは、なんと五竜岳と鹿島槍ヶ岳の勇姿ではありませんか。
本日2回目のびっくりです。夢中でシャッターを押していました。左手の双耳峰が鹿島槍ヶ岳で右手のどっしりした山が五竜岳です。
八方池山荘(1850m)からは、いよいよ登山コースです。と言っても、良く整備された道が続いています。少し登って振り返ると、赤い屋根の八方池山荘とリフトの駅が見えます。その向こうには高妻山や妙高山が見えます。
鹿島槍と五竜をゆっくりと写します。(さっきはリフトからでした)ちょっと雲が出てきたようです。
五竜をアップで撮ります。まさに「五竜の王」ですね。
再び、振り返ります。まだ少ししか登ってません。
広角レンズに交換して、めざす唐松岳方面を狙います。この時点(午前9時)では、唐松岳に登って山小屋に泊まる予定でいました。
すぐそこに頂上は見えていますが、3時間以上かかります。写真の右から不帰1峰(とんがり山)、2峰(台形)、3峰(三つの峰)、そして唐松岳(緑の三角山)です。
息ケルン(第2ケルン)にやって来ました。「やすむケルン」と言います。昭和12年に遭難した息子さんの供養に、お父さんがケルンを建てられたそうです。お父さんの気持ちを思うと言葉もありません。山では遭難はしてはいけませんね。悲しむ人がいることを忘れてはいけません。八方尾根には、ケルンがたくさんありますが、冬山では八方尾根のような広い尾根ではホワイトアウトで方向が分からなくなります。そんな時のためにケルンが必要なんでしょう。そういえば、春合宿でここまで来たことを思い出しました。
そろそろ2000mあたりまで登ってきたでしょうか。右手には白馬三山です。
左手には鹿島槍ヶ岳と五竜岳です。ここを縦走したのは1988年のことです。28年前のことですか…。ここも想い出の山々です。
八方池山荘から1時間あまり、八方池が見えて来ました。
いったいどんな景色が待っているのでしょうか。焦る気持ちを抑えて、ゆっくり行きましょう。
<つづく>
8時過ぎにリフトが動き出したので、リフトに乗って出発です。(歩いたら40分はかかるところを、リフトなら5分で登ってしまいます)最初はガスの中を進んでいたのですが、ガスが切れた瞬間に目の前にあらわれたのは、なんと五竜岳と鹿島槍ヶ岳の勇姿ではありませんか。
本日2回目のびっくりです。夢中でシャッターを押していました。左手の双耳峰が鹿島槍ヶ岳で右手のどっしりした山が五竜岳です。
八方池山荘(1850m)からは、いよいよ登山コースです。と言っても、良く整備された道が続いています。少し登って振り返ると、赤い屋根の八方池山荘とリフトの駅が見えます。その向こうには高妻山や妙高山が見えます。
鹿島槍と五竜をゆっくりと写します。(さっきはリフトからでした)ちょっと雲が出てきたようです。
五竜をアップで撮ります。まさに「五竜の王」ですね。
再び、振り返ります。まだ少ししか登ってません。
広角レンズに交換して、めざす唐松岳方面を狙います。この時点(午前9時)では、唐松岳に登って山小屋に泊まる予定でいました。
すぐそこに頂上は見えていますが、3時間以上かかります。写真の右から不帰1峰(とんがり山)、2峰(台形)、3峰(三つの峰)、そして唐松岳(緑の三角山)です。
息ケルン(第2ケルン)にやって来ました。「やすむケルン」と言います。昭和12年に遭難した息子さんの供養に、お父さんがケルンを建てられたそうです。お父さんの気持ちを思うと言葉もありません。山では遭難はしてはいけませんね。悲しむ人がいることを忘れてはいけません。八方尾根には、ケルンがたくさんありますが、冬山では八方尾根のような広い尾根ではホワイトアウトで方向が分からなくなります。そんな時のためにケルンが必要なんでしょう。そういえば、春合宿でここまで来たことを思い出しました。
そろそろ2000mあたりまで登ってきたでしょうか。右手には白馬三山です。
左手には鹿島槍ヶ岳と五竜岳です。ここを縦走したのは1988年のことです。28年前のことですか…。ここも想い出の山々です。
八方池山荘から1時間あまり、八方池が見えて来ました。
いったいどんな景色が待っているのでしょうか。焦る気持ちを抑えて、ゆっくり行きましょう。
<つづく>