はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

明日香の彼岸花 (2023) 後編

2023-10-02 19:15:15 | 明日香をぶらり
彼岸花が咲く明日香を歩いています。


明日香では、水路まで歴史を感じてしまいます。



彼岸花と稲穂とのコラボです。



ツユクサです。



まだ蕾もたくさんありました。



葛城山麓では曇り空でしたが、明日香は青空が広がっていました。



明日香らしい景色です。



明日香の彼岸花といえば稲渕棚田が有名ですが、今回はそこまで行きませんでした。



飛鳥寺周辺でも十分楽しむことが出来ました。



ということで、飛鳥寺にやって来ました。萩の花が咲いているような気がしたからです。



期待通り、萩の花が咲いていました。



飛鳥寺は日本一古いお寺です。



本尊の飛鳥大仏も日本最古の仏像です。



そんな歴史のある飛鳥寺ですが、訪れる人は少ないです。



扶養も咲いていました。



飛鳥寺周辺で秋を楽しむことができました。



この日は、最初に葛城山麓の一言主神社周辺の彼岸花を楽しみ、次に明日香に移動して飛鳥寺周辺の彼岸花を楽しむことが出来ました。
どちらも、また来年も行きたい秋の風景です。

※撮影日 2023.9.24

明日香の彼岸花 (2023) 前編

2023-10-01 18:15:15 | 明日香をぶらり
葛城山麓から明日香へとやって来ました。もちろん彼岸花がお目当てです。
葛城山麓では、撮影範囲が限られれていて人も多かったのですが、明日香では人もまばらでゆったりと撮影が出来ました。


いつ来ても、明日香は長閑な景色が広がっています。



かつては、ここに日本の都があり、政治や文化の中心地であったことが夢のようです。



当時の人たちも、このような景色を眺めていたのでしょうか。



もしそうなら、1300年もの間つづく風景です。



そんな風景を見られるのも、明日香法のおかげです。



彼岸花が満開でした。



ハギも咲いていました。



アップで撮りました。



この弁もおなじみです。



今回は棚田の方には行かずに、飛鳥寺周辺の田んぼが中心です。



明日香は稲刈りが遅いので、彼岸花と稲穂のコラボが楽しめます。



大好きな明日香らしい風景です。



飛鳥寺です。明日香ではレンタサイクルでめぐる人が多いです。



ゆったりと撮影を楽しむことができました。



もう一回つづきます。

※撮影日 2023.9.24

藤原宮跡に咲く蓮の花

2023-07-18 18:55:55 | 明日香をぶらり
三連休の最終日、久しぶりにカメラを持って出かけました。
7月4日の万博記念公園の蓮の撮影以来です。約2週間ぶりに撮ったのは、やはり蓮でした(笑)
向かったのは藤原宮跡の蓮ゾーンです。


いつものようにゆっくり家を出たのですが、気温はすでに30度を超えていました。
蓮の上には夏空が広がっていました。大和三山の畝傍山と向こうには葛城山です。



まだ早かったのか?それとも遅かったのか?ちょっと寂しい蓮ゾーンでした。



こんな感じが一番好きです。



藤原宮跡のいいところは、大和三山や二上山とも撮れるところです。



ここには、唐招提寺蓮や大賀蓮など11種類の蓮が栽培されているそうですが、区別はつきません。



古代の都であった藤原宮ですが、この日は暑くてそんな感慨に耽ることもなかったです(笑)



この辺りが一番咲いていました。



三連休とあって混雑を予想していましたが、暑さのせいでしょうか意外と空いていました。(行くのが遅かったのかもしれません。)



映り込みはいまひとつでした。



散ってしまったものも多かったです。



こちらは大和三山の天香久山です。強い日差しを受けて民家の屋根もひかります。



青空に浮かぶ雲と蓮です。




30分も撮影したでしょうか。汗が噴き出して来たので早々に切り上げて、涼しいい車に避難しました(笑)
この日は10時前に家を出たのですが、蓮の撮影はやはり早朝に行くべきでした。

※訪問日 2023.7.17

梅雨の晴れ間の明日香の風景

2023-07-02 17:15:15 | 明日香をぶらり
ベニバナが咲いていた花畑から細い道が山の方に続いています。
今回もその道を登っていきました。


10分も歩くと視界が開けます。明日香の町並みと遠くには二上山が見えます。



ここに登って来た目的は棚田を眺めるためです。



先ほどまで居た「稲渕の棚田」です。



こちらは左手の方にある「坂田の棚田」です。



二上山です。



足下には石舞台古墳があります。



田んぼに水を引く水路でが、なぜか絵になりました。



こちらは畦に咲くアザミです。



同じく。



曲線が美しかったです。




石舞台から多武峰に向かって途中にあるビューポイントまで車で上ってきました。棚田展望台(私が勝手に名付けました)からの眺めです。



このあたりは「上(かむら)の棚田」といわれます。夕焼けの頃に来てみたい棚田です。



少し下がって、「細川の棚田」にやって来ました。



棚田の中に紫陽花が咲いていました。



アザミも絵になります。ここからも遠くに二上山が見えました。



紫陽花は終盤でした。



青空と白い雲と緑の棚田と紫陽花と‥。



梅雨の晴れ間に明日香の棚田を楽しむことができました。



晴れの予報はこの日だけでした。午後になって青い空が少しずつ白くなって来たようです。




※訪問日 2023.6.29

梅雨の晴れ間に明日香を(ベニバナが咲いていました)

2023-07-01 17:15:15 | 明日香をぶらり
梅雨の晴れ間に明日香を歩いています。
石舞台まで来ると、花畑にはベニバナが咲いていました。
(この花畑は春には菜の花が植えられていて、桜とのコラボが楽しめます。)


ベニバナはエジプトなどが原産で、古代シルクロードを経て中国から伝わり染料に使われたそうです。



向こうに見えるのは蘇我馬子の古墳と伝えられている石舞台です。



「くれない」や「未摘花(すえつむはな)」と行った別称があります。



ベニバナは万葉集にも詠まれたということなので、明日香にはよく似合う花です。



梅雨の晴れ間の青空です。



江戸時代になると、ベニバナは山形県最上地方や埼玉県の桶川あたりで盛んに栽培されました。



山形の最上地方で栽培されたバニバナは最上川を下り、酒田から北前船で京に運ばれました。



芭蕉さんが「奥の細道」を歩いた時期は、ベニバナが咲いている頃で、二つの句を詠んでいます。
「まゆはきを俤(おもかげ)にして紅粉の花」「行く末は誰が肌ふれん紅の花」



石舞台の前をチャリダーが走っていきました。



※訪問日 2023.6.29