はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

今回は「はりさんの釣り日記」です

2020-05-02 19:29:29 | 釣りの旅
山が、そして、川が呼んでいます。
しかし、今は行くことができません。そうなると、ますます行きたくなるのが人情です。しかし、今はホームステイです。
ということで、今回は過去の釣り日記です。

はじめは黒部の渓流です。向こうに見えるとんがった山は針ノ木岳です。(2019.8)



黒部のイワナです。



釣りのもう一つの楽しみは、昼食のカレーライスと缶酎ハイです(笑)



ここは蒲田川です。新緑が眩しかったです。釣り人は、釣り仲間のヒゲさんです。(2018.5)



槍ヶ岳も見えました。山を見ながらの釣りは最高です。



川は人間界の事情に関係なく、今も流れていることでしょう。



いかにも釣れそうなポイントです。しかし、こんな場所は誰もが攻めるので、魚はスレています。



ここは桜で有名な白馬村の大出公園です。(2018.7)



姫川を釣ります。小さなヤマメが遊んでくれました。今年は白馬村の桜も見に行けませんでした。



石徹白川で釣れたよく太ったヤマメです。下のルアーに飛び出しました。(2016.6)



毛針に飛び出したイワナです。黒部の渓流です。(2018.8)



2年前に新調したテンカラ 竿です。



これも黒部の渓流で釣れたイワナです。尺には少し足りませんでした。(2015.8)



8月だというのに黒部の谷ではスノーブリッジが残っていました。



3月の終わり頃から仕掛けを作ったり、リールのラインを巻き替えたり、いつでも出動できるように車に竿やらウエザーやらを積み込んでいました。
当初は、釣りぐらいなら人もいないし、いいだろうと考えていたのですが、あれよあれよと言う間に出かけられなくなってしまいました。
川も、山と一緒で「逃げない」ので、コロナがおさまったら出かけることにします。
今は、ステイホームです。

黒部の釣りも今年で最後かな(さらば黒部の溪)

2019-08-19 19:17:17 | 釣りの旅
黒部の旅も最終日を迎えました。
ここは携帯の電波も届かないような秘境です。(場所によっては僅かに届きますが。)
ちょっと気軽に行けるようなところではありませんが、これまでよく通ったものです。釣り仲間のヒゲさんがいたから通えたのですが、一人では行けなかったと思います。

この景色を見るのも最後になるかもしれません。



今日はもう帰るだけとなりました。小屋も朝一番で五色ヶ原から下りてきた人で賑わっています。



小屋の裏に咲いていました。



渡し船に乗る登山者は、読売新道をめざすか、上ノ廊下をめざす凄い人たちばかりです。(ひょっとして錫杖さんも乗られたのでしょうか。)



黒部は緑が本当に美しいところです。



奥の方に見えるのは木挽山と思われます。



ダム湖への映り込みも綺麗です。



小屋の周りはブナの原生林です。



手つかずの自然が残るところです。秘境といっていいところでしょう。



いつもお世話になる平乃小屋です。私が初めて平乃小屋に泊まって釣りをしたのは、1997年のことでした。その頃の小屋は、もう少し高台にありました。



黒部ダムができる以前は、黒部川に吊り橋がかかっていたそうです。針ノ木峠からザラ峠に至る道で、佐々成政のザラ峠越えで有名なところです。(冬にここを越えるのは、難しいと言われていますが。)
ダムが完成してからは、渡し船で登山客を渡すようになりました。



残念ながら今回は、平乃小屋のご主人とはお会いすることが出来ませんでした。いつも楽しいお話を聞かせていただくのですが、今回はちょっと寂しい夜になってしまいました。入院されているのですが、早く回復されることを願います。



ブナ林の間から見えるのは野口五郎岳のあたりです。



こちらは、ダム方面です。





黒部ダムに戻って来ました。バス乗り場は、あいかわらず混み合っていました。



扇沢です。



CX-5の荷室もザックで満杯です。



こうして、様々の想い出がいっぱい詰まった黒部釣りの旅が終わりました。

<完>

※訪問日 2019.8.14

黒部の釣りも今年で最後かな(イワナも釣れました)

2019-08-18 18:08:55 | 釣りの旅
初めて黒部で釣りをしてから22年になります。その間ブランクもありましたが、ここにはよく通いました。
その頃は私も若かった(40代)ので、体力も気力もあり、イワナもしっかりと釣ったものです。
しかし、最近は二、三尾も釣れればもう満足で、あとはお酒でも飲みながら渓流の中で佇んでいるのが好きになりました。

黒部、二日目の夜明けです。



こんな景色の中で飲む朝のコーヒーは最高です。沢から引いた水も美味しいのでしょう。



ハナアブが遊びにきます。



トンボも飛んでいました。



今日は、ヌクイ谷を釣ります。この登山道を登っていけば五色ケ原に達します。(コースタイムは4時間半)



川へ下りるのも一苦労です。



ヌクイ谷から見る景色です。この景色が好きで、いつも撮っています。正面の山は針ノ木岳です。



ヒゲさん親子は上流に向かい、私は無理をしないで、下降地点の周辺だけを釣ります。
餌のミミズをつけて、探っていると、コンコンと魚のあたりがきました。しばらく待って合わせると、なんとニジマスでした。



まあまあのニジマスですが、「なんでここからニジマスが出るねん。」とツッコミを入れてしまいました。狙いはあくまでもイワナです。



同じ所でもう少し粘ってみました。すると、再びコンコンとあたりがありグッと合わせると、今度は正真正銘のイワナでした。



これが黒部で釣った最後になるはずのイワナです。なんとか1尾でもイワナが釣れたのでホッとしました。



イワナが釣れたので、もう釣りも終了です。竿も仕舞ってしまいました。ふと、見上げると針ノ木岳笑っているようでした。



今日のお昼ご飯は、定番のカレーです。もちろんドリンク付きです。山で食べるカレー(レトルト)は本当に美味しいです。



T君の釣り姿も決まっています。



川の流れは毎年のように変わります。



渡し船が針ノ木谷から帰ってきました。この船を利用する登山者は、ほとんどが読売新道からの下山者です。(逆は、読売新道に向かう登山者か上ノ廊下に向かう沢登りの人たちです。あまりニュースにはなっていませんが、上ノ廊下では毎年遭難者が出ています。)



流れ込みを釣るヒゲさん親子です。私は釣らなかったのですが、ニジマスが釣れました。



いつまでも目に焼き付けておきたい景色です。



<つづきます>

※訪問日 2019.8.13

黒部の釣りも今年で最後かな(渓流の楽しみは)

2019-08-17 18:00:55 | 釣りの旅
渓流釣りは、山歩きと違って眺望がきかないのが残念なところです。お花畑でもあればいいのですが、それもありません。写真的には、あまり面白くありません。イワナでも釣れれば絵になるのですが‥。

1年ぶりの中ノ谷です。



中ノ谷にかかる丸太橋です。黒部ダムから平乃小屋まで登山道が整備されていて、約4時間の道程です。



何年か前に、ここで毛針にイワナが飛び出してくれました。釣ったポイントは、けっこう覚えているものです。



昼ごはんです。今日は棒ラーメンです。



渓流釣りの楽しみは、渓流の冷たい水で冷やした



これです。



ここでは、ゆっくりした時間が流れます。釣りに来ているのですが、それを忘れてしまいます。



ヒゲさん親子は、魚止めの滝まで釣り上がります。私は無理をしないで、そのあたりを釣りました。渓流の釣りは、何度も川を渡ったり、岩を乗り越えたりしながら上流をめざすのですが、最近それが出来なくなってきました。



ヒゲさんたちが戻ってきました。手にお土産をぶら下げています。



イワナでした。



ここは、いつも念仏を唱えながら歩きます。足を滑らせれば湖まで一直線です。



平乃小屋のアイドルのモモちゃんです。もう7歳になったそうです。



夕方、ダム湖にルアーを投げに行きました。今年は、昨年と比べると随分と水量が多いです。



ニジマスが2匹釣れたのですが、モモちゃんが邪魔をするので、写真が撮れませんでした。



このイワナは、毎年黒部でお会いしている、滋賀のKさん、Hさんの釣果です。このお二人は、いつもよく釣っておられます。



炭火で塩焼きにしていただきました。



<つづきます>

※訪問日 2019.8.12

黒部の釣りも今年で最後かな(黒部ダムからの景色)

2019-08-16 18:21:21 | 釣りの旅
8月12日から14日まで恒例の黒部に釣りに行ってきました。
11日の夕方に大阪を出発して、京都でいつもの釣り仲間のヒゲさん親子を乗せて、扇沢の駐車場に着いたのは、12日の午前1時でした。お盆の三連休ということもあり、駐車場が空いているか心配していたのですが、
有料駐車場に何とか停めることができました。朝方に着いていたのでは満車になっていたことでしょう。

扇沢ー黒部ダム間は、これまではトロリーバスでしたが、今年から電気バスになりました。
その電気バスに乗って黒部ダム駅に到着です。



トンネルを抜けると、お約束の景色が広がります。



立山には少し雲がかかっていました。この景色は何十回と見ているのですが、今だに雄山が何処だかはっきりしません。確か頂上にある峰本社からはダムが見えていたのですが‥。



今年は、ダムもしっかり見ておくことにしました。



というのも、黒部での渓流釣りも今年で最後になるかもしれないからです。



岩を乗り越えたり、川を徒渉したりと、何年か前から渓流を歩くのがしんどくなってきました。



ダムカードもゲットしました。



私たちが釣る溪は、ダム湖のずっと先にあります。



遠くには赤牛岳(手前右)、その先には黒岳が見えます。読売新道を歩くのも夢でしたが、もう叶うことはありません。



ダムの上から下を見下ろします。吸い込まれそうな気分になります。



こんな巨大なダムをよく造ったものです。発電のために造ったダムですが、おかげで沢山の人が、こんな山奥の秘境に気軽に行けるようになりました。



黒部ダムの下流側です。見えているのは丸山(2048m)です。もっと晴れていれば、遠くに白馬岳が見えるのですが。



黒部湖を遊覧船ガルベが行きます。



スバリ岳(手前)や針ノ木岳(2821m)も見えます。さあ、平乃小屋をめざしましょう。



<つづきます>

※訪問日 2019.8.12 (今回の旅のカメラは全てコンデジです。)