はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

おにゅう峠に行ってきました(1)

2020-11-09 19:20:00 | 紅葉



おにゅう峠に行ってきました。
おにゅう峠は、以前からブログ仲間のtakayanさんが「気ままに撮り歩き」で紹介されていた所で、一度行ってみたいと思っていました。
しかし、細い林道を行くので車の運転に自信のない私には無理だと諦めていました。
ところが、takayanさんからお誘いがあり、連れて行ってもらえることになりました。
(takayanさん、そして奥様には大変お世話になりました。ありがとうございます。)

おにゅう峠は滋賀県と福井県の県境にある峠で、滋賀県側の朽木(くつき)という所から1時間ほどかかりました。
ちなみに、朽木という所は、信長が「金ヶ崎の退き口」で退却路として通った所として知られています。

おにゅう峠に到着しました。まず目に飛び込んできたのは日本海(若狭湾)の景色です。トップの写真は、おにゅう峠を代表する景色ですが、それは次回以降に紹介します。




周辺の山の紅葉もいい感じです。




少し散策してみることにしました。今回は峠周辺の景色が中心です。




雪が深い所なんでしょう。




いい色に色づいていました。




尾根道に沿って歩いていますが、実はここは私の大好きな「中央大分水界」なんです。ここに降った雨は、太平洋と日本海に分かれて流れて行きます。




大分水界を歩いているだけで、心が高揚しました。




緑の色も鮮やかな苔がありました。




西に向かっているので、右が日本海側で左が太平洋側です。この辺りを通る中央大分水界は随分と日本海側にかたよっています。




両側とも急斜面が続いています。




鮮やかな緑色の苔でした。




どこまでも歩いて行きたくなる大分水嶺の道です。




古い倒木もありました。長い年月をこの峠で過ごしたことでしょう。




そろそろ引き返すことにしましょう。




稜線なのに苔の多いのにはびっくりしました。




この木は、takayanさんがいつも撮られる木だそうです。takayanさんの「おにゅう峠」は、大台ケ原編が終了したら始められるそうです。




ここは「高島トレール」の道でもありました。高島トレールは80kmの長いトレールです。




ブログ仲間の錫杖さんも、この2日前におにゅう峠に行かれていました。ブログ「錫杖流」には、ただいま素晴らしい写真をアップしておられます。




次回は、おにゅう峠周辺の紅葉をアップします。

※訪問日 2020.11.5