はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

万博記念公園で秋を探して来ました

2022-10-31 19:17:17 | 紅葉
10月25日に久しぶりに万博記念公園を訪れました。
前回は7月15日にハスを撮りに行ったので、季節はすっかり変わっていました。


花の丘ではコスモスが綺麗でした。




コキアと赤ソバのコラボも見られました。




もちろんコキアとコスモスのコラボも見られました。




天気も良くて秋らしい雲が浮かんでいました。




万葉の里のフジバカマを訪ねましたが、目当てのアサギマダラの姿は見られませんでした。
そのかわりに、すぐ隣にある柿の木にメジロが来ていました。




日本庭園の紅葉はこんな感じでした。




すぐ近くではホトトギスが見頃を迎えていました。




ハロウィンが近いのか、こんな展示もありました。




秋晴れの下、万博記念公園で秋を楽しみました。
コキアとコスモスと赤ソバ、ホトトギスの様子は、またゆっくりと綴っていきます。


※訪問日 2022.10.25

秋の法起寺にて

2022-10-30 19:15:15 | カメラ紀行
法起寺の三重塔とコスモスの絵が好きで、ここには何度か訪れました。
今年は行くのが少し遅かったようで、法起寺の周りのコスモスは終盤を迎えていました。


この日は秋晴れの素晴らしい一日でした。




その天気に誘われて、斑鳩の里へやって来ました。




コスモスは終盤を迎えていましたが、なんとかいつもの絵が撮れました。




10月4日に友人のMさんがここを訪れたのですが、その時にはそこそこ咲いているということでした。コスモスも見頃が難しいですね。




少し離れたところに元気なコスモスが咲いていたので、そこまで移動しました。




ここのコスモスは見頃と言っていいでしょう。




斑鳩の里に咲くコスモスは最近の風物詩だと思います。




この辺りの稲刈りは。10月の初めに始まっていました。




法起寺周辺は長閑な雰囲気が残っています。




柿の葉は落ちてしまったようです。「柿食えば‥」の名句を思い出します。




素晴らしい秋晴れに誘われて出かけたものの、時刻はお昼をまわっていました。
このあと柏原でワインを買って帰りました。(こちらが今回の目的だったのです。)


※訪問日 2022.10.26

赤い町並みの吹屋を訪れました(後)

2022-10-29 18:17:17 | 知らない街をぶらり
赤い町並みの吹屋(ふきや)の町をぶらりとしています。


坂を上って行くと赤銅色の石州瓦が美しく見える場所がありました。




統一感のある町並みです。




坂を上って来た目的は、この建物でした。




旧吹屋小学校校舎です。




明治42年に本館が完成したそうです。




10年ほど前の平成24年まで国内最古の木造校舎として使用されていたそうです。




再び吹屋の町並みに戻って来ました。




初めて吹屋の町を訪れましたが、もっと人が訪れてもいい場所だと思いました。しかし、アクセスとなる道路が狭いので、道路の整備が望まれます。





せっかく吹屋を訪れたので、ベンガラ館に寄ってベンガラの勉強をしていくことにしました。




もともと銅山だったことが大きく関係しているようで、捨石だった硫化鉄鉱から偶然発見されたそうです。




様々な過程を経て生産されるということがよく分かりました。




ベンガラは江戸時代の中期に初めて吹屋で生産され全国に送り出されて行きました。そして、九谷焼、伊万里焼などの赤色、輪島塗などの漆器、家屋の塗料などに使われました。





最後に訪れたのは山城といってもおかしくない、広兼邸です。吹屋の中心地からは車で10分ほどです。




広兼家はローハ(ベンガラの原料)製造で巨大な富を得たそうです。




この屋敷は江戸時代後期に築かれました。映画「八つ墓村」のロケ地にもなったそうです。




今回の備中の旅では、はじめて備中松山城とその城下町を訪れ、そして吹屋の町も訪れました。
どちらも行って良かったと思えるところでした。
また、どこかで素敵な町を見つけたいと思います。


※訪問日 2022.10.20

赤い町並みの吹屋(ふきや)を訪れました(前)

2022-10-28 19:25:25 | 知らない街をぶらり
吹屋には初めて行ったのですが、中国山地の山の中にこんな町があったとはびっくりでした。
吹屋に行くにはどこから行くにしても、細い山道を越えて行かなければなりません。
山道を走っていると、忽然と赤い町並みが出現しました。


赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観の町並みが見事です。




吹屋はかつてベンガラと銅生産で繁栄した鉱山町です。




「ジャパンレッド」発祥の地として注目されています。




また、吹屋の町並みは国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。




吹屋では旦那衆が石州から宮大工の棟梁たちを招いて、町全体が統一されたコンセプトの下に建てられたそうです。




町全体に統一感があるのはそういうことでした。




吹屋は江戸から明治にかけては鉱山の町として栄え、往時は人口も多かったそうです。




特に江戸末期からは、ベンガラの国内唯一の産地として名を馳せたそうです。




こちらは長者の屋敷です。今は郷土館となっています。




郵便局もベンガラ格子です。




お土産屋さんは、もちろんベンガラ一色です。




奥の方では映画?の撮影をやっていました。この町なら絵になりそうです。




取りたて松茸も美味しそうでしたが、手が出ませんでした(笑)




<続きます>


※訪問日 2022.10.20

高梁の町をぶらり (寅さんも旅した町)

2022-10-27 19:15:15 | 知らない街をぶらり
備中松山城から下りてきました。
山城の裾には城下町があり、武家屋敷などが建ち並ぶ石火矢町ふるさと村や商家資料館などがあります。


こちらが武家屋敷が並ぶ石火矢町です。




いかにも武士が住む町という佇まいです。




中には入りませんでしたが、武家屋敷が公開されていました。




実はこの道を通って備中松山城に行ったのですが、この踏切を渡る時に、どこかで見た懐かしい風景に感じたのです。




やはり予感は当たっていました。ここは「男はつらいよ」第8作のロケ地でした。




寅さんファンとしては嬉しい限りです。




今も家の前には鉄道(伯備線)が走っていました。映画ではここを蒸気機関車が走っていました。




しばらく待っていると電車がやって来ました。蒸気機関車が走っていた頃から半世紀が経ちました。




ここからは備中松山城を見上げることが出来ました。天守は見えません。





ここからは翌日の撮影になります。
吹屋の町を見学してから帰り道に、もう一度高梁の町にやって来ました。(お昼ご飯を食べるためです。)
備中高梁駅の以前の様子は知らないのですが、なんともモダンな駅になっていました。

備中高梁駅に隣接する複合施設に図書館がありました。なんとスタバもありました。



1階にあるおしゃれな喫茶店「高梁ほっとカフェ」でランチ(カレーです)をいただきました。
私の好きなオールドなロックが流れていて素敵な雰囲気のお店でした。

図書館内部も近代的で素晴らしいです。蔦屋書店やお土産物もありました。




テラスに出てみると、昨日登城した備中松山城が見えました。この写真で山城というのが理解いただけたと思います。




せっかく駅に来たのでホームを見ていると、ちょうど特急「やくも」が入線して来ました。



高梁の町を訪れたのは初めてでした。ほんの一角を歩いただけですが、素敵な町だと感じました。
また行く機会があれば、古い町並みも歩いてみたいです。伯備線の旅も良いかも知れませんね。


※訪問日 2022.10.19-20