20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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商店街

2020年06月07日 | Weblog

                

 たまには、おいしいカレーを食べたいと、夫がいいますが、カレーというのは、一回作ると、2〜3日食べなくてはなりません。

 基本的に夫は、カレーでも、おでんでも、同じものを、2日、3日、食べるというのが嫌いな人です。

 ところが、見つけたのです。

 この箱に、カレーのお粉が、3袋入っています。

 1つだけで使えば、ちょうど、二人分。翌日に持ち越すこともありません。

 スパイスのあれこれや小麦粉を炒めて、カレールウを作る手間もなく、少人数向けのカレーが作れるのです。

 玉ねぎをガーリックと一緒に、飴色に炒め、別なべで、鶏肉を塩胡椒して小麦粉を振り、オリーブオイルでガーリックで炒める。

 その一手間だけです。極めて、簡単。手抜き。やっとそんなカレーが発売され、嬉しい気持ちで、気が向くと、たまにチキンカレーを作っています。

 仕上げに必ず、トマトケチャップと、豆乳、そしてバター少々。これは入れますけどね。お味がマイルドになります。

 

 先日、一年半ぶりに、細長い、都内でも有名な、商店街に行きました。

 腕時計の電池が切れてしまったので、職人と言うような、小さな時計屋さんのおじいさんに、電池を入れ替えてもらうためにです。

 

 右側の道向こうの、八百屋のお姉さんのお店の方は、ちょくちょく行きますが、裏通りから行くので、商店街のその逆方向の先に行ったのは、一年半ぶりでした。

 それでびっくり。

 まるで、シャッター商店街です。

 ところどころ、お店も壊され、更地になっていたり・・・。

 以前は時々買っていた、パン屋さんも閉店。

 

 コロナの影響云々は、テレビなどで聞いていましたが、こうして、リアルに状況を目の当たりにすると、ショックです。

 小さな時計屋さんは、多分、持ち家なのでしょう。

 だから、あんな細々とした、お商売でも、続いている。

 

 切ない気持ちで、道を超えて、八百屋のお姉さんのところに行きました。

「あら、今日は、遅いですね?」

「ええ、ちょっとお出かけしていたので」

 そして、お姉さんが、グレープフルーツの実のたっぷり入ったルビーを、見つけ出してくれたり、スイカも甘そうなのを見つけてくれたり、夫のリクエストの、ゴールドキュウイも甘そうなのを・・・。

 こっちがわの、1〜2件しか知らなかったので、本当にショックを受けた日でした。

 

 お姉さんのお店が、どうにかならないように、せっせと、たくさんのお野菜や果物を、買いに行こう。

 コロナでの経済問題が、突然、目の前にのしかかってきた感じでした。

 こんな有名な商店街が・・・・。どうなってしまうのかしら。そんな気持ちで帰ってきました。

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