20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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お中元

2020年06月12日 | Weblog

                            

 今年は、コロナの影響で、三越本店が再開したのが、5月30日。

 それも11:00からの開店です。

 

 私は親戚でも、毎年7月1日にお中元が届く、「せっかち」で有名です。

 娘の夫の、お母さまなどから、

「ジュンコさん、今年も一番乗りでしたよ」と、お電話があると、

「やったー!」と電話のこっちで、小さくガッツポーズを。

 

 お中元は7月1日。お歳暮は12月1日に届かないと、なんだか、こちらの誠意の勢い(?)が伝わらないような気がして・・・(笑)。

 

 ところがところが、今年はデパートが大変なことになっています。

 6月初めに、デパートにお願いに行けば、必ず7月1日には届けていただけます。

 でも土日は、2時間待ち。

 ですから平日に、一人で三越本店に行くのが、習慣です。

 

 もう6月になったしと、いそいそと、久しぶりに開店した、三越本店に行きました。

 11時、開店と聞いていたので、その5分前。

 半蔵門線からの入口には、すでに50人くらいの人が並んでいます。

 通路を歩いて、銀座線の方からの入口に行ったら、大大行列。

 何重にもなって並んでいます。

「こりゃ、ダメだ」と、また半蔵門線の方の入り口に引き返し・・・。

 腕時計を睨みながら、11時を待っていました。

 お店の人、二人が、入り口をガード。

 なかなか入れてくれません。

 ええ、もう11時になったのに。

 多分、一階の、ライオンのいる入り口で並んでいる人。銀座線の、地下の入口に大行列で並んでいる人。

 その人たちを、ちょっと優先しないと、お店が混んでしまうからなのかなと、立って待っていました。

 やっと開き、手の消毒をし、新館エレベーターで7階まで上がって、新館から本館までの通路を歩いて行きました。

 

 すると、本館に入ったあたりから、100人くらいの人が、すでに椅子に並ばされています。

 いや〜な予感がしつつ、順番の申し込みに行って「待ち時間は、どれくらいですか?」と聞いたら、

「はい、1時間半でございます」と。

「ええ!じゃあ、土日は?」

「はい、3時間か4時間です。開店が11時になっているので、こうした状況になってしまいました。13日から、10時半開店に戻りますから、その頃いらした方が、待ち時間は少ないと思います」と。

 ええ!13日になんか、お中元、申し込み行ったら、7月1日には届かないじゃない。

 心の中で、ぶうぶう言いながら、仕方なく帰宅しました。

 

 まさか、コロナが、こんなところにまで影響するとは、思いませんでした。

 それにしても、高島屋のお中元売り場は、こんな人混みではありませんでした。

 どこのデパートでお願いしても一緒なのに、東京人にとっては、日本橋三越本店で、というのが、代々の格式なんだろうなと思いました。

 うちも、両方のカードを持っているのに、お中元やお歳暮は三越本店で、と決めていますから。

 

 さて、これから、再チャレンジします。

コメント
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