マドレーヌの日々

今日も一日にっこりね。

「憂いの中にこそ生きる尊さがある」

2006年07月06日 | TRCブックポータル & honto
今朝の毎日新聞のひとのコーナーで紹介されていた
歌人の小島ゆかりさん。
女性最年少で「迢空賞」を受賞されたそうだ。
なんでもこの賞は歌壇ではトップの賞らしい。

小島ゆかりさんは私がいっとき短歌に心が傾いていたときに
出会った歌人の一人。
いいな~と思った一人でした。

受賞作は「憂春」。
「思春期・青春期にさしかかる二人の娘のことや、
いやな出来事の多い社会、
それに私自身の歌づくりなど、
悩みと憂いの多い時期でした。
でも、そうした憂いの中にこそ、
生きる尊さを教えられるカギがあると思って、
精いっぱい短歌に向かいました」
と小島ゆかりさんの言葉が紹介してありました。

精いっぱい向き合うこと、
生きる尊さ、
心にストンと落ちました。

彼女は毎日新聞の書評欄でも活躍中です。
毎週ではないので、彼女の名前があるととても嬉しいです。
久しぶりに歌集を紐解いてみたくなりました。


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