マドレーヌの日々

今日も一日にっこりね。

見逃した「完」

2012年09月22日 | 注目話題!

 

 

毎日新聞の連載小説「だから荒野」をそれはそれは楽しみに読んでいました。

大学生、高校生の息子2人を持つ主婦の明美が主人公。

自分の誕生日に家族そろってレストランで食事を行くものの、夫はお酒が飲みたいからと運転を明美にさせて、だれのお祝いか分からない状態。ここで、ちょっとした言い合いから、長年の不満が大爆発した明美はそのレストランから突如、家出をしてしまう…。

 

東京から高速道路を飛ばして、一路西へ。

辿りついた先は長崎で、そこに着くまでの道中に、明美は数え切れないほどの尋常ではない体験をし、それでもなにかを求めて…。

ある老人に助けられて、ひとまずは住むところの確保はできたが、もちろんそこで人生すごろくが上がりのはずもなく…。

ほんと毎朝の楽しみで、その朝も「だから荒野」を探したところ、どのページにもない!

それどころが、新しい連載も始まっている!

えっ!新聞連載が三つもあるなんて、珍しいなぁ~と思いつつ、

念のために前回の連載を探してみたところ、

なんと最終回ではありませんか!

読みなおしてみたら、確かにこれは読んだ!

これからどうなるのかとわくわくしたのも覚えている…。

自分ではこの連載は終わっているとは、ちっとも思わなかったのです。はい。

でもでも、よくよく見ると、最後に<完>の文字!

見逃していたのですね、私。

どこだったかで、人間は自分の見たいものしか見ないって読んだことがあったけど、まさの事例でした。

 

そうそう、最近、かわいい眼鏡を買ったのです。

老眼鏡。

もう一つの扉が開きました。

人生、いくつになっても新しい扉は用意されていますね。

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする