先に買われた！！

なにがって？手帳です。
今年の手帳の話です。

右が私の、ロイヤルブルー。
そして左のが娘、コバルトブルー。

私のは去年に引き続き、家計簿つきの手帳。
案外気に入ったので、二年目も買ったのですが、
本当に欲しかったのは娘が買ったタイプ。
その名も「ほぼ日手帳」。

「ほぼ日刊イトイ新聞」が開発したあの手帳です。
ＨＰで見ながら、欲しいなぁと思いつつ、
近場で売っていなくて、
私は現物を見てから買いたい主義なので、
年末にぎりぎりになって去年と同じのをまァいいかという気持ちで買ったのです。

あけて正月、
ロフト店頭で、この手帳を発見したときのなんとも言えない気持ち。
娘はそれまでポンポネット（少女人気）の手帳を探していたのに、
「わぁ！やっぱりこれにするわ！」とにんまり！
もらったばかりのお年玉で「ほぼ日手帳」を買いました。
その嬉しそうな顔と言ったら、こづきたくなるほどでした。
いえいえ、もちろんこづいたりしませんよ。
しかし、あまりにも悔しがる私に対して娘は
「これまで私も同じような気持ちを何度もした」と言うではありませんか！
ふぇ。
こんなことで正月から娘と張り合っても仕方ないのですが、
悔しいものは悔しい。

まぁ、来年の手帳は私も「ほぼ日手帳」のします。
色はまだ来てませんが、一年間じっくり考えることにしましょうか！
それにしても、ムムム。

ヨムヨム元年

今日から小学校の三学期が始まりました。
朝から息が真っ白になるくらいの寒さですが、
天気も良くて大掃除、大洗濯をしながら、合間にパソコンタイムです。
今朝はどこまでも続くウロコ雲を見ました。
朝日に照らされてとても綺麗でした。
そのウロコ雲が東へゆっくりと流れていくのを見ながら、
とても清々しい気持ちとなりました。

今年になってから、９日目。
今年は気持ちも新たにヨムヨム元年とすることに決めました。

去年よりもヨムヨム。
丁寧にヨムヨム。
そしていろんなジャンルに挑戦してヨムヨム。

昨日は鷺沢萌さんの「ビューティフルネーム」（新潮文庫）を読みました。

思えば、去年は古本元年でした。
私の中での古本の世界がぐっと広がった一年でした。
この話はまたゆっくりできるときがあったら、じっくりとしたいと思います。

ｐｈｏｔｏ
あまりのパンダの可愛いさに、思わず買ってしまった「ｙｏｍ　ｙｏｍ」、
そして「本の雑誌」新年号。

「かもめ食堂」とシナモンロール

昨日は尾道へ映画を見に行ってきました。
去年話題をさらった「かもめ食堂」です。
上映されていた時分から、とても気になる映画でしたが
見逃して残念に思っていたところに、
一日上映会のお知らせが届きました。

主催は去年末にＮＰＯ団体となったばかりの「法人シネマ尾道」。
尾道に映画館をつくろうと活動しているグループです。
かねてからこのグループのことは気になっており、
ここ主催の一日上映会も今回が二度目です。
主催者が若い女性で、映画への熱い想いがとても良く伝わるので
私も応援したい気持ちでいっぱいなのです。

で、「かもめ食堂」。
小林聡美主演作、フィンランドの首都・ヘルシンキでかもめ食堂を開いている
日本人女性の日々を追います。
開店当初はお客さんがさっぱり来なかったものの、
訳ありな二人の日本人女性が食堂の手伝いに入り、
お客さんが徐々に増え、ついに食堂が満席となる…、そんなストーリー。
舞台が食堂ですから、料理がたくさん登場します。
その料理を作る手さばきがなんとも見事！
そしてその料理のおいしそうなこと！
材料を混ぜるところから見せてくれるシナモンロール、
梅干が入ったおにぎり、サケの焼いたのや、トンカツ（たぶん）、
てきぱきと作られていくサマは本当にうっとりするほど。
そしてかもめ食堂に置いてあるキッチングッズにも見入りました。
鍋やグラス、お砂糖入れ…
「このストライプ、見たことあるぞ！」
「きっとこの鍋はあそこの鍋だ！」
そんなことをくるくる考えながら楽しく見ました。
そして小林聡美のエプロンファッションもいいなぁ…と思いながら見ていました。
私はこれまでなんとなく柄のブラウスに柄のエプロンは合わないと
頭っから思っていましたが、
それはセンスの問題で、こんなに素敵に着こなすできるのねぇと感心することしきり。
ファッションで言えば、もたいまさこや片桐はいりのフィンランド風ファッションも
なかなかいいなぁ～と。

印象的だったのは、小林聡美が毎晩日課としている合気道。
食堂経営は体力勝負のようなところもあるけれど、
この合気道とそれからプール通いが健康づくりに役立っているのだなぁと。
さりげないシーンがこれほど、心惹かれる映画も、私にとっては新鮮でした。

～すべてのものは日々は変わっていく、
それを自然に受け止めていく～

そんなメッセージをこの映画から受け取りました。

映画を見終わって、ロビーに出ると、
シナモンロールの香りが！
？？？
ロビーにシナモンロールをお皿に入れたスタッフがいたのです！
残念ながら、私の口には入りませんでしたが、香りだけも充分満足しました。
（コレホント）
私はこの粋な演出に、「シネマ尾道すごいぞ！」と思わずにはいられませんでした。

また上映会があれば、尾道まで出かけようと思います。