寒いし暗いし冷たいし、早くお迎えにきて下さい。
役所の公共食堂で食事しました。
値段は格安なのですが 牛丼屋のカレーなどもっと安い所があり、お得感が薄れてしまうのは可哀想ですが 寧ろ牛丼屋のカレーが神業なのです。
カレーはお値段なりでした。
ウスターソースっぽい味 アクの取り切れていない野菜味 妙なノリ感のヌルツキの泥田カレーです。
でも 批判しているのではありません。
家で作ればこんな予算で作れません。
ちゃんと庶民カレーの法則(極甘 極酸味 程辛)は踏んでいますから、カレーとして成立しています。
関西式にウスターソースをかけて頂きました。
食べた後は 見事に胸焼けしました。
とはいえ 真面目に作って有るのでちゃんと向き合って食べないといけません。
市民の税金のムダ使いはないようです。正直なカレーかな。
京都ではにしん蕎麦は特別扱いです。
メニューの最上位です。
最近では大阪でも見られますが うどん好きの大阪人はにしんうどんという勘違いメニューを載せています。
蕎麦は香りに個性がありますから ニシンなど個性の強いものに合います。
うどんのようにあっさりとしたものは生臭さがでます。何でも合わせれば良いというものではありません。
またニシン蕎麦は甘さを抑えたきりっとした蕎麦向きの出しが合います。
大阪の一般店では 薬味のネギは同じ切り方ですが、京都 東京では 斜めそぎ切りや 白髪ネギ さらしネギなど 種物によって使い分けます。
これはたかが麺類 たかがファストフードと捉えるところと 楽しい食事と捉える違いです。