太平洋のハリケーンが 縄張りを越えて 日本に攻めて来るようです。こちらの圏内に入るとハリケーンが台風に名前が変わるそうです。このまま進むと 日本近辺に来るかも知れないそうです。嫌ですねー。
昔からあるミツヤさん。
心斎橋の一番良いところには見あたらなくなりましたが、ミナミやキタで支店が頑張っています。
同じようにお馴染みの幾つかの老舗たちが店舗を減らす中 よく頑張って営業されています。
これはオムライスのセット。
ほかの支店が時勢に合わせてトロトロオムライスにシフトしているなか、しっかりオムライスも残してくれている貴重なお店です。
他の支店でトロトロをいただきましたが、甘くないピリッとした大人オムライスでした。
ここのも子供向きではない 大人オムライスですが 私には難波の地下店の方が よりインパクトがありました。
炒めご飯ものは作り手の少しの腕の差で味が微妙に変化しますから、難しいところだと思います。
でも、オムライス好きがこだわっているレベルなので 通常は気にならないレベルです。
それより流行に流されず よくオリジナルを守っておられると思います。
ランチセット 安っ!
巻き寿司とお稲荷さんのアソートは助六と呼びます。
徳川期の江戸は 粋を大事にしていて 他に例を見ない素晴らしい都市だったようです。
その時期の大阪は 江戸にとても及ばないと思います。
助六の名前は歌舞伎の演目からとられており、それを理解する庶民たちの賢さ 遊び心は類を見ません。
ところで私の好きなお稲荷さんは 江戸 名古屋 上方と違いがあります。
それは味付けや中身だけではなく、根本的に形が違います。
私の地元は三角のお稲荷さんですが、豊橋のは小ぶりで小さいです。
かつて京都のお稲荷さんは大きな三角のものでした。
これは京都の油揚げ(おあげさん)が 大きなものだったからです。
ですから二個くらいでお腹いっぱいになります。
中身は牛蒡と人参の混ぜご飯のような でも味付けは甘酸っぱいものでした。
大阪のは豆狸(まめだ)いなりといってひとくちサイズのものだそうです。
他に豊橋の極甘のお稲荷さんも私はファンです。
大阪の人は何でも大阪が一番みたいなことを言いますが 余所には余所の美味しいものがあるので 私はこだわりません。
名古屋メシも博多メシも 江戸前メシもそれぞれ美味しいです。