ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

デンマーク: alcohol-free beer

2017-12-21 17:42:32 | 日記
2017年12月21日(Thu.) 今年収穫したサツマイモも既に十分な熟成期間を過ぎていて、保存食にするためにホシイモを作っています。 栽培が難しいと言われている安納芋が我が家では豊作でしたが、水分が大目の安納芋は、蒸した後、皮をむいて適当な大きさにカット、数日間干してやっと完成になります。 そのまま食べるかトースターで焼くのも悪くはないのですが、一番気に入っているのは、トースターで焼いてから一旦冷ます方法です。 これによって、表面は適度な固さになって、中は柔らか。 食感もベスト(?)です。 また、イモケンピも作ってみましたが、これは手が止まりません。 何れにしても食べ過ぎに注意です。

さて、こちらのニュースはアルコールの飲み過ぎに関係しているようです。 ( ニュースソース: CPH POST ONLINE 12月19日発 )

<原文の一部>
More Danes choosing alcohol-free beer
多くのデンマーク人がアルコール・フリー(ノン・アルコール)のビールを選んでいます。

Sales of alcohol-free beer jump significantly in a year
アルコール・フリーのビールの売上はこの1年で目覚しい上昇


More varieties of non-alcoholic beers are available in Denmark (photo: Paul Josephs)
デンマークでは、より多くのノン・アルコール・ビールがお目見え(意訳)

December 19th, 2017 3:29 pm| by Ray W
Beer-loving Danes are starting to develop a taste for alcohol-free beer. Sales of alcohol free beer have risen significantly over the past year according to the brewery association Bryggeriforeningen. In the past year, sales of non-alcoholic beer have increased by 19 percent to over 9 million cans and bottles. Over a three year period, there has been a threefold increase in sales.

More Danes, especially those planning on driving, are becoming aware of the brews, which, by law, may contain up to 0.5 percent alcohol.

One of the reasons cited for the increase is that the Danish breweries now offer consumers more non-alcoholic beers to choose from, and that the brewers have become better at making them taste better, or so says Bryggeriforeningen.

(抜粋)ビール愛好家のデンマーク人はアルコール・フリーのビールの味の開発に着手しています。 関係機関によると、昨年1年間で同ビールの売上は飛躍的に上昇しています。 9百万本を超える缶入り及びビン入りで19%も上昇したのです。 過去3年間では、販売額で3倍の増加になっています。 多くのデンマーク人で、特に自動車を運転する人は、法律もあって、最大で0.5%のアルコールまでの飲み物とするような意識になってきています。 増加の要因の一つとして、デンマークの醸造家が消費者の要望に応えようとしていることや、味を良くする努力をしているところにもあります。

More choices
Three years ago, there were only a few Danish beers without alcohol on the shelves, where now there are 14 Danish beers with between 0.0 percent and 0.5 percent alcohol.

“An increasing number of consumers are living healthier and active lifestyles, and non-alcoholic beer fits well with the trend,” said Bryggeriforeningen director Niels Hald.

Hald said that even more alcohol-free varieties are on their way is coming from in 2018.

Parents with children are major purchasers of non-alcoholic beers, and safe driving council Hos Rådet for Sikker Trafik said that more hosts are serving non-alcoholic beer to guests that plan to drive. Drink driving is a contributing factor to every six traffic deaths in Denmark.

(抜粋)選択肢の増加: 3年前は、ノン・アルコール・ビールは棚に数える程度しかありませんでした。 しかし、今は14種の0.0~0.5%含有のものが登場しています。 ヘルシーや活動的な生活スタイルに合わせた消費者の増加によって、ノン・アルコール・ビールは時代の流れにマッチしていると関係者が語っています。 そして、2018年にはさらにその種類は増えるとも言います。
子供連れの親はこうしたものを選ぶ傾向がありますし、ホスト(注: パーティーなどでの)は車の運転をするゲストに対して提供する飲み物に、ノン・アルコール・ビールを用意するようになっているとも言います。 飲酒運転は、デンマークでの交通事故死の6人に1人の割合の原因になっているのです。

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健康志向もあるのでしょうが、飲酒運転による死亡事故も社会問題の一つになっていると言うことでしょう。 デンマークではヒュッゲとして、人々が集う機会も多いので、こうしたことからの影響もあるのでしょうね。

日本でも、ノン・アルコール・ビールで旨いものがあるらしいとは聞いたことがあります。 まァ、私の場合は飲むならば車は最初から使いませんので、あまり、アルコール・フリーのお世話になることはありません、今のところは。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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