ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

ドイツ: 宗教改革・5百年を記念する行事、近づく

2016-05-11 16:39:13 | 日記
2016年5月11日(Wed.) 来年(2017年)のことではありますが、マルチン・ルター( Martin Luther )の宗教改革・5百年・・・に関する記念行事が近づいているようです。 (ニュースソース: DW-DE 5月9日発、他 )

<原文の一部>
Germany plans Martin Luther commemorations
In 2017, people from around the world will be coming to Germany for special events marking the 500th anniversary of the creation of the Protestant Church. In 1517, theologian Martin Luther publicly broke with the Roman Catholic church.

来年である2017年、プロテスタント教会の設立5百年を記念する特別なイベントに、世界各地から人々がドイツを訪れるでしょう。1517年、神学者マルチン・ルターはローマ・カトリック教会に対して抗議しました。

***

1517年10月31日、神学者であるマルチン・ルターは、ドイツのヴィッテンベルク( Wittenberg )城教会の扉に「95ヶ条の論題」( 95 theses )を貼り付けました。いわば抗議書です。

下の写真はネットで掲載されているものです。(ルター像、論題が貼られた教会の扉、城教会など・・・です。)










場所は、下の地図で確認できます。 出典: Google Earth

ヴィッテンベルクは右側にあります。また、左側の赤色や青色でラインが引いてある部分は、2013年に私が滞在したラーデン付近を示しています。


中央のやや左側に城教会が位置しています。



宗教改革は、一般的には1517年から数十年は続いたとされており、その中には、イギリスのヘンリ8世の離婚問題に端を発するイギリス国教会の件も含まれているようです。(詳しくは、関係する書籍等でご確認下さい。)

尚、当ブログの2016年(本年)2月18日にUPした記事内で、関連する内容を綴っています。

それにしても、来年2017年は、1517年の抗議から5百年を迎えると言うことであり、プロテスタントの多い北欧各国や、38%を占めると言われるドイツそのもの、また、イギリス国教会であるUK・・・。一方で、アイルランドを含めカトリック教徒の多い国は、どのように見ているのでしょうか。

機会があれば、友人(EUの)に聞いてみたいと思います。これは興味本位によるものではなく、一つの考え(本音)を確認する意味で、聞いてみたいと考えている・・・と言うことです。 何れにしても、お互いに寛容性を持った、懐の深い考えで接して行きたいものです。

ドイツにおけるこの5百年記念行事についても、新たなニュースが入ればUPして行くつもりです。


*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。




***