「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

村井チェアマン直言、AEDによって救命できたスタジアムの話

2016年04月05日 13時47分32秒 | サッカー文化

24年目にしてJリーグ全試合録画作業が中断しかかったのを、再開できた喜びで、このブログへの書き込みにも張り合いがあります。

自然とサッカー関連の情報チェックにも熱が入ります。以前はサッカー専門誌、スポーツ紙等の紙媒体が主流でしたが、いまはネットを通じたチェックが中心になりました。時代の様変わりを痛感します。

さて、今日の話題は、ネットに「村井チェアマン直言 AED背負い仲間の命救った甲府サポーター」という記事を見つけました。

yahooの「スポーツナビ」に入っていくと、各スポーツジャンル毎に新着ニュースが並んでいます。そこにありました。

Jリーグの村井チェアマンは、スポニチアネックスというスポーツ総合サイトのサッカー部門で「村井チェアマン直言」というコラム欄をもっているようです。

見ると月に2~3回程度寄稿されているようです。

今回の「AED背負い仲間の命救った甲府サポーター」というコラムは、幅広く読んで欲しい内容でしたし、私も読むことができて本当によかったと思います。

下のほうにリンクを張っておきますので、ぜひ全文お読みいただきたいのですが、要約すると「3月27日のナビスコ杯、甲府vs大宮戦のゲーム中、実はバックスタンドで観戦していた女性が突如、心肺停止状態に陥ったのですが、AEDを背負い無線機を持ちスタジアムの各所で不慮の事態に備えているボランティアの応急処置により、事なきを得た」というニュースです。

村井チェアマンが特に強調しておられたのは、「2014年からスタジアムへのAEDの常設をルール化してあるが、機器以上に大事なものは、そうしたものを確実に使いこなせる態勢づくりであり、最終的には人的資源をいかに持つかに関わってくる。」ということです。

ヴァンフォーレ甲府の態勢がまさに、そのモデルであることは言うまでもありません。

村井チェアマンは「AEDの設置は、急逝した、あの松田直樹選手さんを称えるメモリアル試合の収益金の一部で購入している」ことにふれるとともに、甲府がAEDを背負ったボランティアを配置することになった経緯についても紹介しています。

このような取り組みが、少なくともビッグクラブと呼ばれるクラブのホームスタジアムでもさっそく始まることを願ってやみません。私は前回の書き込みでもご紹介したように特定の応援チームを持たないJリーグファンなので、個別のチームに意見・要望をお伝えするアクセス手段を持っていません。

このプログを読んでいただいた皆さんが、もし、この点に共感してくださるのでしたら、それぞれの応援チームに何らかの方法で反映していただければ幸いです。

本来なら村井チェアマンの発言ですから、全チームに伝わっていておかしくないのですが、それだけでなく、各方面からの共感、反応が必要なのだと思います。

「村井チェアマンの直言」が読めるサイトのURLです。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/04/05/kiji/K20160405012343440.html

では、また、このブログ訪問をお待ちしています。


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