QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

原会長が辞任した経緯

2021年06月09日 20時36分29秒 | Weblog

ツイッターを見ていいるとあれから10年ほど経っていますが、原会長が辞任した経緯が間違った方向で伝わっているようなので正しい経緯をあえてお伝えします。
何故、間違った経緯で一部の人に伝わってしまったが理解に苦しむます。

これを、ここで書くとまたいろいろな方から、意見が来ると思います。
これについて、議論する気はありませんのでご理解ください。
「田中が、勝手に言っている。そのんなのは、信用するな。」言われてる方がいるようですが、できれば、一度お会いしてお話をしたいものです。

その方にツイッターでお会いしてお話をしたいと申し出をしましたが、返事がありません。


原会長が辞任した経緯ですが・・・。

2010年に名古屋総会で新法人移行するための決議が象さんグループの反対で否決されたのがすべての始まりです。

象さんグループの移行議案否決の理由は、この状態では移行できない支部等を廃止し支部長を社員にするのはダメ、現在の支部は、全く支部活動をしていない等などのものでした。
草野さんは、理事になる前に全くJARLに係わったことが無く支部活動がどのようなものかもご存じなかったようで、草野さんはと言うよりDX'erは、支部活動なんかなくても無線が出来る状態にあり支部に全く関わることが無い為、多くのDX'erは、これに賛同したのです。
私もDX'erの端くれでしたのでこれは、よく理解出来ました。
必要なQSLカードは、ほとんどがSASEで手に入ります。BUROは、ほとんど必要なかったのです。
私もDXCCを追いかけるだけならJARLは、必要ないと冗談で言ってました。
しかし、アマチュア無線全体を考えると支部は必要で関西では、活発に支部活動を行い会員に対して技術講習会や理事会報告などのサービスを行っていました。
一部全く活動していない支部は確かにありました。

私は、草野さんにこの事を理解して貰おうとメールで議論をしていました。
JA3HBF田原さんもその中の一人です。
結果は、全く理解を得ることはできませんでした。
「将来のJARL方向性は、同じようなので一緒にやりませんか」とも提案しましたが拒否されました。

JARL理事会は、早く新法人に移行しないとタイムリミットが来て解散に追い込まれると言う恐怖がありました。
当時のJARL理事会は、名古屋総会で新法人移行の決議を可決後2011年の総会で新法人に移行と言うシナリオで動いていました。
これが、否決されたためもう一度2011年の通常総会までに臨時総会を開き否決された新法人移行議案を可決する必要に駆られたのです。

長谷川さんから私に臨時総会を開く必要があるので何とかしてくれと頼まれ会場を探し寝屋川の文化会館を抑えることができました。
ただし、総会を行うスタッフはいません。どのようにすれば、スタッフを募ることが出来るか思案していたところ、1つは、臨時総会をし議案を可決しなければJARLは、解散に追い込まれことを理由にしてスタッフを募りました。

以前から長谷川さんは、「新法人に移行が決まれば、原会長は辞任すると言っている」と聞いていたので私は、それをスタッフのやる気の一つとして公開してよいかと尋ねたところかまわないと許可を頂きスタッフ方に「新法人に移行が決まれば、原会長は辞任すると言っている」是非協力してほしいいとお願いし臨時総会を開きました。
私は、臨時総会の準備をスタッフとともに行いながら、何とか総会を成立させ議案を可決させるために動きました。
多くの方から賛同を貰い、多く方からお𠮟りを受けました。
結果は、可決。

下記は、当時の私のブログです。

支部長連絡会2010年9月26日
https://blog.goo.ne.jp/jr3qhq/e/05a1b88bad7f21a7720ad2d7f1599fd3

JARLの支部長連絡会報告
https://blog.goo.ne.jp/jr3qhq/e/563591c7c3279caba8104d6c795a78d0

臨時総会を成功させるためのはがき(委任のお願い)
https://blog.goo.ne.jp/jr3qhq/e/4474c31171f5b1c74ffe4b2d539d1b38

はがきに対する抵抗
https://blog.goo.ne.jp/jr3qhq/e/17dc84c0ae458ef34f19c23500af291b

臨時総会成功
https://blog.goo.ne.jp/jr3qhq/e/1adb1b69888952065bef44874903369d

寝屋川臨時総会が終了後今度は、池田市民文化会館で通常総会を開いてほしいと長谷川さんから頼まれ、成り行きで総会を行うことになりました。
ただ、下記のブログにあるように原さんは、辞任の意向を全く表明しませんでした。
で、この状態では、第53回通常総会は、開催出来ないと各理事に手紙を送りました。
日付は、2011年2月10日です。
この時点で、私たちが「総会は、出来ない」と言うと時間的に他で行うことは不可能なことは、知った上での手紙です。

第53回JAR通常総会
https://blog.goo.ne.jp/jr3qhq/e/86dfe527701bd96f211de48d2d3e3324

手紙が功を奏したかたどうかわかりませんが、JARLwebの理事会報告で会長辞任表明の速報がでていました。

原会長辞任
https://blog.goo.ne.jp/jr3qhq/e/255d351a1d8629e3825241a462688e2f

いけだ総会とカンハム
https://blog.goo.ne.jp/jr3qhq/e/e0dad7676d286fa207c77c1302f0b2a8

とこが何と、このいけだ総会の前々日に原会長はやめないと言ってきました。

総会準備の金曜日、長谷川さんから原さんが辞任しないという話がでてきてみんなびっくり。
私は、直接スタッフの前でなぜ辞任を覆したのか直接電話で聞きたいので長谷川さんに原さんに電話をしてほしいと
頼み直接、原さんと電話で話をしました。結果は、明確な返答はありませんでした。
そこで、明日の議事運営会議に原さんが出席するのでもう一度辞任するように促そうと話し合い。
土曜日を迎えました。

議事運営会議の出席者は、原さん・JA3DKW永井さん(議長)、JH3GXF安孫子さん(副議長)・JA3HXJ長谷川さん・
JA3DBD宮本さん(議事運営会議委員長)、JR3QHQ私(事務局)、JL3JRY屋田さん(実行委員長)・事務局長の大橋さん・当時の専務理事、
数名のJARL職員。

会議の場で長谷川さんが、原さんにこの総会で辞任するように促しました。
原さんは、NOと言ったので、永井さんが、「それならここにいるメンバーで原さんが、
辞任すべきかすべきでないか意見を聞きましょう」と提案しみなさんの同意があったのでYESかNOで決をとりました。

当然、長谷川さん、永井さん・安孫子さん・宮本さん・私・屋田さんは、辞任すべきと言い、数名のJARL職員は
確か保留。最後の大橋事務局長が、最後通告をしました。
大橋事務局長は、「私は、原さんに雇ってもらって事務局長になりました。しかし、首にしてもらっても
結構ですのでこの現状を見るとここでお辞めになるのが一番良いとおもいます。」と事務局長の一言で
やめたくないけどやめざる得ない状況になり、原さんが、「それでは、明日辞任の挨拶をする」と言い話が終わりました。

その後、原さんの辞任の挨拶は、総会前にするのが良いか、総会に入ってからするのが良いか
話し合いがあり、総会に入ってからすることになりました。総会前だと議事録に載らないので
また、やめないというかもしれないと総会に入ってからすることになりましたが、当日、総会前に
勝手に原さんが、辞任の挨拶をした記憶があります。
前日の土曜日の会議で辞任の覚悟を決めたのが真相です。

いけだ総会終了
https://blog.goo.ne.jp/jr3qhq/e/5baffe3b1c167c5b9538c53c3ca5a15b

以上が、原会長が辞任した経緯です。
決して、他の誰かが鈴を付けたのではありません。

総会ギリギリで原会長が、やっぱりやめないと言う話は、原会長の名誉のためネット等には出しませんでした。しかし、全く間違った原会長辞任の話が出来たのと10年以上の出来事と言うことご本人が他界されていることであえてここで書きました。

みなさん、ご理解ください。


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