QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

村の村長さん

2020年04月01日 15時45分03秒 | Weblog

ある村の村長さんの話です。
今年は、村の村長さんと村会議員さんの選挙の年です。

村長さんは、有名な人で立候補するといつもトップ当選です。
この村長さん、自分の気に入らない議員さんを当選させまいと自分の言うことを聞く多くの子分たちをいつも立候補させています。
いつもならハイと言って自分の言うことを聞く子分たちばかりなのですが、今回は、失敗がありました。
どんな失敗かと言いますと、自分がお願いして立候補して頂いた立候補者の立候補所信を事前に読んだのです。
この村長さんは、何んでもできます。見るこのできない立候補者の所信など事務局に言えばすぐに見ることができるのです。
ところがこの所信、村長さんには気に入らない内容でした。

すぐに村長さんは、その立候補者に電話しました。
「あんたが書いた立候補の所信じゃがのう、ワシは気に入らん!書き直してくれんかのう!」
「えっ!書き直さん?じゃ、ワシが書いてやっても良いのじゃがどうだ・・・。」
「なに、あんたにそげなこと言われる筋合いは無い?。あれはワテが思ったことを書いたまでじゃとう?」
「書き直す気はなのじゃな・・・」

村長さん、「立候補者の所信が気に入らない書き直せ、出来ないならワシが代わりに書いてやる」と電話を入れたのですが断られてしまいました。
それどころか、立候補者を怒らせてしまい立候補を取りやめる所まで行ってしまったのです。
この立候補者は、他にも役職があったのですが「こんなバカげた村長の下ではやっていけん」とその役職も辞めることにしました。

立候補者は、村長さんに辞職届を書いて送ったのですが、村長さん、その辞職届は「村長預かり」としてポッケにナイナイしてほったらかし状態です。
村長預かりの辞職届は、いずれ全くなかったことになり闇に葬り去られる運命です。

この村長これで懲りるわけがありません。
次の子分を立候補させ何食わぬ顔!
村長さんは、いつもこの方法で人を騙し嘘をつき村長の座に居座りかえっています。

何も知らないのは、村民たち、めでたしめでたし・・・。

この村の村長さん、年に1度ある村の各地区の会合に出席しています。
本当は、出席なぞする必要は無いのですが、会合がある前に地区の会合の主催者に「ワシしが会合出てやる。どうじゃ村長がわざわざ来てくれたとはくがつくじゃろが。ついてはのう、ワシに来てくれと事務局に要望書を出してくれんかのう、そうすると交通費がワシに出るんじゃ。何やったら、前夜祭も出てやっても良いぞ。祝儀も出るんでどうじゃ?」と電話を掛けてくるそうな。
「村長さんがわざわざ来ていただけるなら主催者のワシも自慢できる」とせっせと要望書出して村長さんに来ていただくと主催者の顔も立つ訳です。
ここが村長さんの狙いです。
事務局から交通費を貰って自分の身銭を切らず、主催者の顔を立てて自分の自慢話を携えて自分の選挙の時には、村の住人や主催者の忖度を頂く。
一石二鳥、良く考えたものですと、言いたいところですが、この手法、元村長が取った手法をまねたまでで自分は何も考えていないと言うことのようです。

何も知らないのは、村民たち、めでたしめでたし・・・。

これは、フィクションです。お間違いなく・・・。

続く。

 

 

 

 


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