映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

2009年02月14日 | Weblog
ベンジャミン・バトン 数奇な人生 - goo 映画

ふつう

デヴィッド・フィンチャー 監督
ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン、ジェイソン・フレミング、イライアス・コティーズ、ジュリア・オーモンド、エル・ファニング、タラジ・P・ヘンソン、フォーン・A・チェンバーズ、ジョーアンナ・セイラー 出演

1920年代にF・スコット・フィッツジェラルドが執筆した、80代で生まれ、そこから若返っていくひとりの男の姿を描いた短編の映画化作品。普通の人々と同じく彼にも時の流れを止めることはできない。ニューオーリンズを舞台に、1918年の第一次世界大戦から21世紀に至るまでの、ベンジャミンの誰とも違う人生の旅路を描く。

文学的な味わいは十分にわかるものの、それは本を読めば十分である(笑)。

視覚的にもCGを使用して老けた人間をうまく表現しているが、それは物語の前ではあまり意味をもたない(悪いというわけではないが、所詮つけたしである)。

ベンジャミンの父親の行動が説明不足の割には、圧倒的に長すぎる作品。