映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『男はソレを我慢できない』

2006年12月16日 | Weblog
男はソレを我慢できない - goo 映画

よい

信藤三雄 監督
竹中直人、鈴木京香、小池栄子、ベンガル、高橋幸宏、清水ミチコ、高橋克実 出演


よいが、バカ映画。バカ映画好きか、下北沢好きにしかおすすめできない。
タイトルは『女はそれを我慢できない』という名作映画(未見)から、話の構造は『男はつらいよ』から。現代版男はつらいよ@下北沢。
久しぶりに下北沢に戻ってきた主人公が風俗店進出の話を聞き、それを阻止しようと近所の仲間たちとたちむかう。たっただけかもしれないが……。

演出なのか、音声の不備なのか、金がないからなのかわからないが、途中の音声が聞き取りにくい。それをごまかすための、テロップ使用かもしれない。
鈴木京香に「ハメドリ」と言わせた勇気は認めよう。ノリはよい。
テイ・トウワもちょこっと出てくる。

『ネバーランド』

2006年12月16日 | Weblog
ネバーランド(2004) - goo 映画
よい

マーク・フォスター 監督
ジョニー・デップ、ケイト・ウィンスレット、ジュリー・クリスティ、ラダ・ミッチェル、ダスティン・ホフマン、フレディ・ハイモア、ケリー・マクドナルド、アンガス・バーネット 出演

『ピーター・パン』の物語を書いた劇作家ジェームズ・バリと、ピーターという名の少年の話。映像が美しく、物語もしっかりしていて、成長物語になっている。誰にでもお薦めできる。

この監督の作品では『ステイ』を観たが、実力がありそうだ。幼いときに兄を亡くしていて、それが作品づくりにも影響を与えているようだ。
コナン・ドイルがどこに出てきたのかと最後にfor Milo という表示が出てくるが誰のことかわからなかった。ケイト・ウィンスレットの演技力はそれほどないと思うが、中年の疲れた表情はいい。