中小企業のための「社員が辞めない」会社作り

社員99人以下の会社の人材育成に役立つ情報を発信しています。

「今の若い人は・・・」と嘆いていませんか。

2019年04月17日 | コンサルティング

「99人以下の中小企業の社員が辞めずにイキイキ働くようになる」を提供する人材育成社です。 

「今の若い人は・・・」、「私(俺)の若い頃は・・・」

皆さんはこのような言葉を使うことはありませんか?

一般的に、こうしたフレーズには否定的な表現が続くことが多いようです。

たとえば「今の若い人は職場の飲み会に参加しない・・・」、「私(俺)たちの頃はもっとチャレンジ精神が旺盛だった。それなのに今の若い人は・・・」などです。

近年、新入社員・若手社員のコミュニケーションのとり方の傾向として、「主体性」、「外向性」に対しては弱い、その一方で、「協調性」を大切にしている人が多いと言われています。

実際、弊社が新入社員や若手の研修を担当させていただくと、積極的に挙手をしたり、発表したりする人は確かに少ない傾向があるように思えます。

しかし、改めて考えてみると、こうした傾向は新入社員や若手社員に限ったものではなく、近年では管理者を対象にした研修であっても、同様の傾向が見受けられことが多々あります。

つまり、この傾向は取り立てて若手に特有のものではなく、多くの日本人がとっている傾向なのではないでしょうか。

これに関連して、日本生産性本部が「『仕事』中心か『(私)生活」中心か』について、毎年調査を行っています。その結果は、過去に数度(平成18(2006)年と22(2010)年から26(2014)年までの5年間)は「仕事中心」が「私生活中心」を上回ったものの、それ以外は調査開始の昭和46(1971)年から一貫して、「私生活中心」が「仕事中心」を上回っています。

これらから感じることは、殊更に「今の若い人は」と言われるほど、「今の若い人」が「昔の若かった人」と違っているわけではないのではないかということです。

そして、そもそも、いつの時代であっても年長者は若者に対して「今の若い人は」と言うものなのでしょう。

現に、「徒然草」や「枕草子」の中にも若者を批判的に表現している箇所がありますし、さらに遡れば「近頃の若者は」という批判は古代エジプトにもありました。今から約5000年前、ピラミッドの建設に携った人々がピラミッドの天井裏などの人目に触れない場所に、「近頃の若者は」と書いている話は有名です。

同じ職場で様々な年代の人間が働いている中、どうしても価値観や行動の特性などにおいて世代間のギャップは生じます。しかし、それを意識しすぎても、逆に無視してしまってもよくありません。

今、管理者である皆さんも、その昔は「今の若い人は」と当時の管理者から言われていたのかもしれません。現在、若手社員が自身の価値観と異なるところがあったとしても、「今の若い人は」であきらめず、「違い」を受け入れたうえで積極的なコミュニケーションをとるように努めていただきたいです。あなたは「今の若い人は・・・」と嘆いていませんか。

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