パオと高床

あこがれの移動と定住

石見銀山に行く

2008-05-16 11:00:49 | 旅行
5月の連休に石見銀山に行った。
新緑のなか、中国山地の山間は気持ちがよかった。石見銀山の龍源寺間歩という銀山採掘坑道は、往時の一端を想像させて、なかなか見応えがあった。
それにしても、人が多かった。現地の担当者はよくがんばっていたと思う。いろいろな場所に係をおいて、懸命に応対していた。しかし、ボクらも含めて、それを超える集客数なのだ。少し、時期をはずして、ゆっくり回れば、さらに楽しめたかもしれない。それでも、大森の街並み地域やせせらぎの横の遊歩道など、とぼとぼ歩いて時を過ごすことはできた。
世界遺産としては十分に価値がある場所だと思う。それに観光地としての役割が、当然、くっついてきてしまうのが大変なことなのだろう。観光地としてのリピーターはそこまではいないだろうから、このブーム後が、実は真価を表すときなのかもしれない。
銀を積み出した鞆が浦の港も見たが、入江になった漁港の夕暮れがなかなかいい感じだった。
それから、仁摩のサンドミュージーアムにも立ち寄った。博物館としても世界の砂を集めてあったり、一年砂時計があったりと面白いのだが、とにかく、砂時計人気おそるべしの人気スポットだった。琴ヶ浜の鳴砂、本当に音がするのだ。
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