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何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

新潟ラーメン事情(その4)この店あの店に「ワンタンメン」

2022年02月02日 | 食(グルメ・地酒・名物)


急に紹介したい話題が入手出来れば別だが、せっかくここまでラーメンの話をしてきたので、もう少し続けることにしたい。
新潟の五大ラーメンとか、プラス麻婆麺?五目うま煮とかのあんかけ系ラーメン?全てのラーメンの種類が新潟の特徴というのではノンポリのようだが、まだあるんです。私の押しは「ワンタンメン」。

上の写真は、新潟でも名店とされている「元祖支那そば・新吉屋(写真①)」のものと、「めん処くら田(写真②)」のワンタン入りのラーメン。
あっさりのラーメンの代表格のような存在だが、そんなあっさり系の味に、少しアクセントとしてのトッピング、そしてボリュームを加えるために、登場したのではないかと考えらないだろうか?つまり、新潟流の組み合わせ?
醤油と塩の間と言われる「新吉屋」のラーメンスープに、しっかり具材の大きめのワンタン。「くら田」は塩味で、ワンタンそのものは柔らかく見えるが、たっぷりと乗せられている。



比較的新しい店だが、人気急上昇のワンタンメンを提供するのが西堀通の「らぁめん倉井(写真③)」と、中央卸売市場近くにある「中華そばさぶろう(写真④)」だ。
「倉井」は入ってびっくり、高級な日本料理でも扱うような内装、そして麺、スープ、どんぶりに至るまでこだわり抜いた店。鶏のスープに大きなワンタンが、他の具材とともに芸術的ともいえる盛り付けで提供される。元の店はミシュラン掲載されていたとか。
「さぶろう」もビックリ。前回紹介した某グループの要職にいた方らしく、県内の数々の名店をプロデュースしてきたかが店主。あのグループのパンチの利いた味から離れて、ここでもワンタンメンが提供されていた。



「おもだかや(写真⑤)」は県内に数店舗展開するが、そのあっさりしたスープは新潟県民の胃ぶくろを何十年もがっちりつかんでいる。その中でもワンタンメンは看板メニュー。あっさり味に合うんだな。
「中華丸美(写真⑥)」も古くからひっそりと店を構えていたが、点々と場所を変え、今は万代島のときめきラーメンに。ここも優しいスープにワンタンメンがぴったりだと思う。
このワンタンメンも県内各地に広がり、看板メニューとしている店も多いほか、「意外な店に美味いワンタンメン」という取り合わせを発見できるところも新潟ラーメン紀行の楽しみでもあるのでは?



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