上越市の頚城平野にある「岩の原葡萄園」は、、1890年(明治23年)創業者川上善兵衛が自宅の庭園に鍬を入れ、葡萄園を作ったところから始まったそうだ。
HPによれば、
「川上善兵衛は良質なワインを造るため、発酵温度コントロールや夏場のワイン熟成庫の温度管理に、越後名物の雪を利用しました。冷却設備の無い時代に、ワイン熟成庫である「第二号石蔵」に雪室を併設し、雪を保存し雪による冷却を実現したのです。それから100年、岩の原葡萄園では、CO2の発生量を削減して環境負荷を軽減することを目的に、雪室を復活させました。更に冷却機能だけでなく、雪を直接利用したワインの熟成や、ワイナリーご見学の皆様に、真夏に雪国を体感していただくことも可能です。」
と記されている。
訪れたのは10月半ばだが、雪室にはまだ去年の雪が残り、天然ワインセラーの役割を果たしていた。
ワインをお土産に買いたかったが、冷蔵庫がないので我慢!