小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

歓送迎会

2010-04-16 23:51:50 | 広島の生活
 たまにはスーツで
 三原市,といっても,県央に近い旧・御調郡久井町から通勤している同僚が言う。
市街地に着くまで雪がちらちらしていた,と。
列島の北の方でも降雪があり,花開いた桜に雪が張り付いた映像が流れた。
前日のパソコン教室では,キャベツなど葉物野菜の値段が高騰してと,嬉しいような悲鳴もあったが無理もない。天候不順に伴う病害発生,島では毛虫が1㌢ほどに成長し蠢いていた。

 今日は職場の離退任者と,新規採用者の歓送迎会が催された。
補助もあってのことであろう3000円の会費で,非常勤という立場もあったが,お世話になった方も多いこと,友人と相談して出席することにしていた。
 久し振りにスーツにネクタイを出した。これも礼儀の一つ。職を辞したとき,焼却してしまおうかとも思ったが・・・。
 参加者は78名。ある程度予想していたとはいえ,半数程度の参加者か?。離退任者の参加も少なく寂しい。ま,静かでいいか。

 余程の理由がない限り,こうした歓送迎会には原則として全員出席という習慣であったが,少し残念。
 異常といえば地球もおかしい。
アイスランドで噴火した火山灰の影響で,英国を初め欧州各国の空港が閉鎖され,2万便を超す欠航が報道されている。
 中国では(1~3月期の)GDPが前年同期比11.9%増と驚異的な経済成長が報道がされる中,またも山岳地帯で大地震が発生し,児童・生徒など1500人近くの犠牲者が出た模様だ。
突出した経済成長と上海万博に浮かれる中,置き去りにされた地方・少数民族の悲鳴が聞こえてくる。

看護師試験,合格率1%-4

2010-04-16 16:08:10 | 私見
 

過日ラジオで,今回合格した一人が勤務する足利赤十字病院の指導法が紹介されていた。
 地方の実態が中国新聞に掲載されている。
締め切りは迫っている。もうじきお世話になるであろう私たちのいのちも関わっている。早急に対策を講じていただきたい。


 EPA外国人看護師候補
 国家試験 全員が不合格
   中国5県24人 言語と制度に壁 《中国新聞:10年4月5日》

 ・・・
 暮れ医療センターで働くインドネシア人のA(29)さんとB(25)さんも合格できなかった。
 母国で日本語を4ヶ月間習い,昨年11月に来日。2ヵ月の研修後,今年1月から同センターで働く。看護助手として,器具消毒やシーツ交換を担当する傍ら,K副看護部長たちから受験勉強の指導も受ける。
 2月の国家試験は日本語で実施された。問題を読みこなすことさえ十分にできないまま終わった。与えられた受験機会は3回。残り2回に望みをつなぐ。
 母国では看護学校卒業と同時に資格を得られる。就職した診療科目の知識は深まるが,日本の国家試験で問われるような広範囲の知識には欠ける面がある。出題される日本の医療や保険制度も学ばなければならない。
 K副看護部長は
「日本人にも難しい漢字の専門用語を憶え,短期間で試験を突破するのは困難。効率の良い勉強法を考えないと・・・」
と悩む。
 医療法人あかね会は昨年2月,廿日市市内の病院にインドネシアからの看護師候補者2人を雇い入れた。日本人看護助手と同等の賃金を払い,語学学校に1年間通わせた。教育費は2人合わせて年間約300万円を超えた。
 それだけ投資しても人材がほしい。国内の看護師は慢性的に不足し,新規採用枠50人の半数が確保できない年もある。看護師候補者2人は2年連続で不合格となった。総務部長は
「最後の受験まで支援するが,現行制度のままでは,新たな受け入れは難しい」
と打ち明ける。
 広島国際大のO医療福祉学部長は
「施設も候補者も負担が大きい。国が事前に語学研修や専門教育を徹底するなど,改善が必要だ」
と指摘している。