先日の産経のコラム・政論の
「愚か」と「愚直」《政論・産経:4月23日》にそのまま賛同しているわけではない。ワシントン・ポストと産経の論評には似たところがある。そのまま引用して「・・・では」としたのでは『出羽の守』でもあるまいにということになるだろう。loopy=愚か(俗),これは,loopy=loop(輪っか)が多い=思考・論理が一定(明確)でない,と捉えるのが妥当ではなかろうか。そうすると『宇宙人』とも繋がってくるように思えるのだが。
首相が“「愚か」を,巧みに「愚直」にすり替えた”という文節が私には理解できない。
ただし,彼は沖縄(普天間)問題に「愚直」に取り組んだ,といえるだろうか。
《米国と》
世界地図の色は年々変わっている。日本の(米国側からは,東アジア自由主義同盟国の)平和維持には何が必要なのか,防衛施設(基地)を配置するのに最も適切な場所はどの範囲か。
残念なことに節目節目に海兵隊員等による不幸な事件が発生しているが,何故こうした事件が後を絶たないのか(事件の再発を伏せ絵具にはどうしたらいいのか)。
《沖縄と,前政府と》
合意を得ながら,何故移設が出来なかったのか。
基地が存在することのメリット,デメリットは何か。
デメリットを減少させるには何が必要か。
《政府は》
こうした現実を捉えどういう方向で話を進めるか。
等など,膝を詰めて話し合いをすすめることが『愚直』ではないだろうか。『愚直』に,一つひとつ詰めていかないから,憶測と誤解と不安と不満が取り混ぜになっている。
現政権はこれらのことについて,何ら手を打っていない。だから,内部からも外部からも自分に都合の良いようなと言葉が飛び交い,『loopy』と表現されることになっている。
※ 4月21日の記事『島の春-4』で,不確かなまま載せていた2枚目の白い花は“イチハツ”でした。はなせんせで教えていただきました。
正式名は“ニオイイリス”で“ドイツアヤメ(ジャーマンアイリス)”の変種だそうです。
姉からイチハツと聞いてはいたのですが,どうも自信がなくて・・・。おかげですっきりしました。