小島と広島と私たち

島爺の倉橋島での農作業と,
広島を中心とした孫たちとのくらし

ふくと湯野温泉

2012-10-15 23:46:29 | 広島の生活
 下関は・・・

 夫婦が島と広島に別れて暮らし,
ろくな物は食べていないから,と
ネットで探してくれたのがこれ。
下関東急インの“ふくコース・宿泊プラン”。
セミダブルで一人5000円を切る値段。“ふぐ”にも“福”にも縁の薄い二人。
だまされるつもりで出かけた。ちょうど開いていたからとダブルを用意してくれていた。
食事は4階の“シャングル・ラ”。お品書きは,
河豚の刺身,にこごり,サラダ,西京焼,唐揚,ちり,雑炊,それに,明太子,厚焼き玉子,河豚と季節野菜の天麩羅,香の物,コーヒー
「向こうの席は見ないように」とかみさんに云われた席はなるほど豪華であったが,私たちにはちょうど良い。

 ビールに次いで,勧められた酒は“面白きこともなき世を 面白く”。
高杉晋作の辞世「面白き こともなき世を おもしろく」に続いて,
看病の野村望東尼が「住みなすものは 心なりけり」と詠んだ故事からとったらしい。
山口の酒は“五箸”か“獺祭”と心得ていたが,この酒は美味しかった。
適度に辛く,優しい口あたりで,軽快で豊かな味わい。チャンスがあったら求めたい。
おいしいお酒のせいで,隣席の御仁と痛飲し,度を過ぎてしまった。

   一般道には予期しない出会いがある。
ちょっと時間の余裕があったので,湯野温泉(周南市)に寄った。
期待していなかったが宿も多く(渡しと同姓の宿まであった),
かみさんを国民宿舎“湯野荘”に送って街を廻る。
温泉を利用したリハビリ病院,老人施設もあり,茅葺屋根の住宅。
珍しい曲り屋で,300年前の住宅を移築したらしい。
山口県指定・有形重要文化財とか。
「今日は休館ですよ。うちの2階から撮りなさい」と誘ってくれたが・・・。
 関連資料を見ていると,近くに“重源(ちょうげん)の郷”があって,
ここには蕎麦打ち体験も出来るとか。
温泉を巡りながら訪ねたいところが見つかった。

[国民宿舎・湯野荘]1泊2食
 平素は6765円,月曜は5963(ごくろうさん)円,木曜は5555円とか。

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