チャーリーとチョコレート工場
2005アメリカ/イギリス
監督:ティム・バートン
原作:ロアルド・ダール『チョコレート工場の秘密』
脚本:ジョン・オーガスト
出演:ジョニー・デップ、フレディ・ハイモア
デヴィッド・ケリー、ヘレナ・ボナム=カーター他
ウィリー・ウォンカは世界最大のチョコレート工場の所有者
ある日を境に世間から孤絶した生活を送っている彼。
しかし、あるとき、その工場から世界中に運ばれるチョコのなかに
ゴールドチケットが5枚だけ入っていることを明かす。
そのチケットを手にした者を、チョコレート工場に招待するというのだ。
誰も入ったことのない工場に・・・・
原作本は、うちの奥様の幼少のみぎりの愛読書だそうで、公開初日に家族で観に行った。(ただし吹き替え版;;)
ちょっとグロテスクでシニカルなテイストのファンタジーでそこそこ楽しみました。
色や光にはとことんこだわっており、登場する子供達の顔のつややかさなんかは特筆に値する(笑)
チョコの川に落ちたり、生ゴミ焼却炉に落ちたり、某部族の常食をウォンカが食べるシーンとか、ねっとりぐっちょりとしたシーンは、生理的には私はばっちぐー(死語?)無理な人には無理?
製作のイギリスの文字を忘れない作りだったと思いまする。
ファンタジーの担い役、デップ扮するウィリー・ウォンカの風貌や、無機質な画面の質感をみてると、私なんかは「時計仕掛けのオレンジ」を思い出しちまったです。w
ウォンカの父、歯科医ウォンカを演じるはかのクリストファー・リー。
ってあとから知ったんですけど(笑)ちょっとイメージより痩せていました。
ちょっと密室的軽グロファンタジーに浸りたい方にはいいかも知れません。
もうちょっとスペクタクルに作られているのかと思ってましたが、
そうではなく、あくまでシニカルコミカルなやりとりと、お馬鹿な設定を楽しむための映画でした。
この作品、私も絶対観にいこうって決めてますv
こちらのレビューを読んで、ますますその思いを強めましたよっ^^
>密室的軽グロファンタジー 大歓迎ですwww
…実は、監督もさることながら、
ジョニー・デップの大ファンだったりしてv
PS:夢バトンありがとうございました!
書いていて、とっても楽しかったです。
『夢のチョコレート工場』は以前見ているのですが、
いかんせん小学校時代に某お菓子工場を見学に行って
甘い匂いに気分が悪くなった者としては、
あまり喜ばしくなかったのか、記憶に残ってません(チョコは嫌いではないのですが、甘い匂いが立ち込めるとダメ)。
なので、
それまでパーフェクトだったティム・バートンも
『猿の惑星』が微妙だったことからこれ以降行ってないのですが今回もパスかも...。
ベルトルッチ作品は思い入れありすぎるので
当方のコメントは見送らせていただきますね~。m(__)m
クリストファー・リー御大は
『ロード・オブ・ザ・リング』3作(3作目はロング・ヴァージョンのみです。)や
ティム・バートンの『スリーピー・ホロウ』、
『スターウォーズ』のエピソード・シリーズと、
最近出まくっておりますのよですよのさ(何故かピノコ調<笑)。
こんにちは^^私的にはそんなに大オススメではないんですけれど、字幕版で観たらもっと楽しそうでした。観たら感想アップしてくださいね~
な~んだベルトルッチ、コメント期待したのに~
まあmixiの日記のほうで楽しく読ませて頂きマスです。
「チョコレート・・」いきなり71年版がレンタル屋でクローズアップされててなんだか苦笑ですね。私はもちろん未見なんですけど、チョコ好きの私的には観ておこうかな。
クリストファー・リーさんはどうやらそのようですね。
私ティム・バートンをまるで観ていないのでパーフェクトと仰るならば観なければ(猿の惑星は除く(笑))
パーフェクト>パーフェクトに見てきたです。
出来に関しては好みでわかれますですよ~。
まあ、『バットマン』から『スリーピー・ホロウ』までは
あまりハズレは無いと思っておりますが...。
(番外編として、昔干されたディズニーに復讐したとも言える
『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』も含めます。)
にゃので、『コープス・ブライド』に期待しているのでした。
です~。
>『バットマン』から・・・
参考にいたしますです。
ここにちょろっと(?)書きますね。
『ピーウィーの大冒険』と『ビートルジュース』と
『マーズアタック』はハズシ気味のギャグが空回りしていて、
それでも面白いところがそれぞれにあるというパターンだと思います。
『ビートルジュース』は『バットマン』と合わせて見ると、
マイケル・キートンの芸の幅を楽しめると思いますし、
ゴス少女のウィノナ・ライダーも魅力的。
『マーズアタック』はジャック・ニコルソンが張り切りながらも空回りしてますが(笑)、
この映画は'50年代SFオマージュと火星人の演出に監督の気が向いているのでそこが凄いです。
また、人気のある俳優達はだいたい殺されて、そこから外れた人たちがメインになるというバートンらしい皮肉も効いてます。
スピルバーグの『宇宙戦争』と一緒に観ると良いかも(笑)。
『バットマン』と『バットマン・リターンズ』はダークな世界観が素晴らしいヒーローもの。
1本目の、この後亡くなってしまったアントン・ファーストの美術が本当に素晴らしいです(『フルメタル・ジャケット』もこの人です)。
特撮も『サンダーバード』や 007シリーズの大ベテランですし。
2本目ではバートンらしい歪みが出ていて、
本来の主役格だったはずのペンギンがちょっとおざなりにされていて、
もう一方のキャラがメインになってしまってます。
『シザーハンズ』と『エド・ウッド』は主人公=アウトサイダーものとして
監督の思い入れがたっぷり入った名作だと思います。
まあ、
バートンの主人公はどれもアウトサイダーで自分の分身なのですけど...。
(『シザーハンズ』のウィノナは、ファンとして見るとキャラが合ってない気がしますが...。)
『スリーピーホロウ』はハマー・プロ・ホラーへのオマージュと
監督は言ってましたが、よりゴシックな方向の画面が良いです。
ポランスキー監督の『ナインス・ゲート』と共に
ジョニー・デップ扮するヘンテコな探偵がうろうろする
ホラー味の奇妙な映画としても楽しいです。
バートンのプロデュース作では
『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』のひたすら動きまくる人形アニメは本当に凄いです。
キャラもバートン・カラーたっぷりだしミュージカルだし。
ブラックなのでお子様に見せるには確認してからが良いかも...。
逆に次の『ジャイアント・ピーチ』はロアルド・ダール原作の人形アニメなのでご家族で楽しめる作品かもしれませんね。ブラックさは控えめですが、ダールらしさも感じられる楽しい作品でした。
『ビッグ・フィッシュ』は未見なので書けません。
見た知人の間では評判良いです。
バートンは自分の映画のクライマックスはダンスの場面だと、
以前語っておりまして、
思わず、ベルトルッチ?とか思ってしまいました(笑)。
以上は私の独断ですのでそこのところヨロシク~。
長くなりました~。
リメイク前のウンパルンパが怖かっただけに、どんな風にリメイクしたのかものすごくきになった作品でした。ティム・バートンのテイスト溢れるつくりになっていてよかったとおもいます。
随所にジョークもちりばめられていて。
dvdがでてから再度ゆっくりみるともっと突っ込むところでてきそうですよね~
TBありがとうございます~
DVD出たら私は字幕版で観たいです。