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「ツレうつ」の続編がでましたね。
1冊目はそれほど面白くないかな~??と思ったのですが、2冊目は結構啓発的な内容で、うつの人本人よりも周りの人、家族とか友人とかが読んでも身になる内容です。
あまり深入りせずに「こういうことはしないほうがいいと思う」レベルでタブーを挙げていたりするので、実際にうつと暮らしていくには肩肘張らずにいいかも。
でも、そもそもうつをどう理解したらいいのか?、という点ではもうちょっと突っ込んでもいいのかなという気もする。
・誰でもなる可能性がある。
・心の風邪
・人生の夏休み
程度の捉えかたでまずは済ませているようだが、実感としてはもうちょっと違う理解をしたほうがいいような気もするのだ。
ワタシ的には、やはりうつは「脳の不調」だと理解するとしっくりくる。「気の持ちよう」とか「心の病」とかではなく、脳の機能障害。誰にでも脳の不調というのはあって、それは例えば週の始めはだるいなあ、とか、雨の日は体が重いなあとかいう「不調」という症状となって現れるが、うつはそれが気合では乗り越えられないほどのものすごい振幅で訪れる。
なんか感覚的にPMSに近いのでは?という気がする。病気とそうでない人の境目が見た目非常にムズカシイ。
それと、人によって症状も程度も驚くほど違う、と。
「不調」の内容が人によってかなり違う。ワタシの場合はめまいとか頭痛とか耳の不調とか脳ミソの収縮感とかいうものの症候群となって現れるが、人によっては希死念慮になったり、もうれつな不安感になったり、人ごみ恐怖になったり、異常な眠気になったり、自傷衝動になったり、自己否定感になったりする。
ただ元気がない状態なだけではないのだから、「元気を出せ」とかいうのは的外れだし、気分を転換すればいいってもんじゃなし。脳をなんとかしてやらないとダメなのだ。たぶん。
「ツレうつ」のようなヒット作で、そのへんみんなに感覚的にスパッとわかりやすい理解のしかたというのを示してくれるとありがたいなと思うのであります。
***
それから、この本よりももっと激しく凄惨なうつを過ごす人もたくさんいますね~
そのへんまで踏み込むと商品としてのポップさがなくなっちゃうからね。
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しかし1巻目25万部っていうのは・・・それだけ「うつ関係者」がいるってことで、それはすごいことなのかなあ・・・
それから、自分が書きたかったなこの本。で、印税生活(笑)。
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というのはおいといて、
私は心の風邪と言う言い方はあまり好きではありません。
もっと壮絶なものだと思います。
本人も家族も戦争ですよね。
しかし印税生活で楽して暮らしたいなあ。
そうそう
「心の風邪」だったらクスリ飲んで寝りゃすぐなおるだろ
みたいな感じしますよね~
何年もなおらん風邪なんかあるもんですかい!
よい表現を考えて本書いて印税生活・・・
私も現在、うつ病です。
2年経っても、治っていません。
ツレうつ、は読んでいませんが、「脳の不調」という言葉に、『なるほどそうかも!!』とすごく思いました。
何をしてもダメな時はダメだし。
何もしなくても、大丈夫な時もあるし。
自分じゃコントロールできないあたりが、とても「脳の不調」な感じがします。
でも薬を飲んで楽になるかというと、そうでもないし。
もっと、脳についての研究が進めば、私のような人でも楽になれるのかもしれないと思ったりします。
初めてなのに長文、失礼しました。
はじめまして。
そうですね、自分でコントロールできない、という点がいわゆる病気らしいところですよね。
ふむふむ。
意思で心臓をコントロールできないのと同じように脳もアウトオブコントロールになっちゃってるんでしょうね~
わたしはなんだかんだとうつ4年目に突入(だと思う)です。長いなあ。。。
またお越しください~