Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

不眠モード

2005-02-10 09:31:38 | diary
W杯や中東和平のさなか、このところ軽い不眠モードになっている。(関係ないな)
規則正しく22時に寝るが、規則正しく3時に起きてしまう。
無駄に早起きをして、新聞が配達されるのを待ち、家族の朝食を作る。

昨日は通院の日だった。
不眠モード解消のため、やめていた眠剤を再開することに。
と同時に、休職延長手続きのための診断書を書いてもらう。

この加療期間を決めるのが微妙で、
病状が客観的に計れないので、いつまで休めばよいか医者も本人もわからない。

医者:まあ1ヶ月くらいで出しますか?
本人:ううっ・・も・もうちょっと長く・・3ヶ月から半年くらいで・・・
医者:じゃあ3ヶ月で出しましょうか。
本人:((も・もっと長く~)と言えず)は・はい、ふぅ

診療後に職場の担当者と落ち合い、
書類のやりとりをしたり、職場の(ろくでもない)状況を聞いたりする。
笑いながら過ごすけれども、やっぱり参る。まいったぁっ!

帰路、ストレス解消に本を買ってしまい、家計の困窮に拍車をかける。
・シュタイナー「宇宙的人間論」
・同「イエスを語る」
・グレッグイーガン「しあわせの理由」

HPでタルコフスキーのインタビューなど読むと、やはりシュタイナーに影響を受けていることがわかる。
やっぱりなーという感じである。
しかし、旧ソ連の体制下でシュタイナーの著作を手にすることができたのであろうか・・
・・内容的にはかなり難しいのではないかな・・・

そんな訳でダメージを浄化すべく朝からバッハを聴く。
カンタータ63番「キリスト者よこの日を刻みこめ」
うーん刻み込んじゃだめな気もするが・・・

ヴァイマール時代、バッハ30歳ころの作曲で、
降誕節第1日のために作られた曲だ。クリスマスにふさわしい曲だが・・
アリアのオーボエが美しい。
(もっともアリアのオーボエで美しくないなんてことはバッハにはあり得ないのだが)

オーボエといえば、モダン楽器のオーボエと古楽器のそれとは
物としても音色としてもかなり違う。
古楽器のオーボエの素朴でしかしふくよかな中域をもつ音色を聞き慣れると、
モダンのオーボエによるバッハが悪い冗談に聞こえてしまう。
(そのくらいすでにこちらの耳は偏っているとも言えるが)

うぅぅーーむ
この話の拡散具合に昨日のダメージが現れている。今日はダメだ。(も?)
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