Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

パリ再訪記 外伝 印象篇

2015-10-02 03:40:45 | パリ再訪記
思い残したことを箇条書きに。

○飛行機からみた下界が恐ろしい件
 スケールがでかいものをみると畏怖の念を抱くのです。
 たぶん中国大陸のでかい河(黄河とか揚子江とかだとおもう)が長すぎて怖い。
 日本でも霞ヶ浦が予想の100倍くらい大きくて怖かった。
 あと富士山の高さは異常。ひとりだけ高すぎる。

○パリの人やさしい件
 というか、先入観的に自分は大事にされなくても当たり前だと思って行っているせいか、
 かかわる人は押しなべてやさしく感じました。
 やさしいといっても顔は笑ってなかったり言葉はそっけなかったりしましたが、
 もともとそういうもんだと思っているので、ああフツーだなと。
 むしろ東京にもどってきてから近所のスーパーにいったら
 大きな声で「いらっしゃいませ~」とにこやかに出迎えてくれたのが非常にびっくりした。
 日本ていいなあw

○空耳アワー
 帰国して3日くらいは、夜とか(昼でも)ちょっとうとうとすると
 フランス語が聞こえてきたw
 もちろんなにを言っているのかはわからないんだけど、
 とうとうと話している声が。
 あとメトロの放送で駅名を読み上げるあのニュアンスとかがよみがえった。
 いまは空耳は聞こえなくなった。
 人は10日くらいでそんなに環境に順応しちゃうかね~?

○チョコレート
 お土産にしたのはパトリック・ロジェというショコラティエのもの。
 たぶん日本には出店してないと思うんだけどなー。
 ヨーロッパらしい複雑な味わいだけど、変な味にはなってないという感じです。
 おいしいです。

○教会建築
 小さい教会でも荘厳に作ってあるよね~
 教会の権威のすごさを考えさせられますです。
 王権も教会と関係を持つことで強化されていたわけだし、
 富と権力の集中度のものすごさを感じました。
 多くの民は貧困に近いまま、一部では贅を尽くしていて、
 しかし信仰がその構造を支えていた。
 いつの日かその均衡は崩れるものであったにしろ、
 その集中がなければ文化も技術も進展しなかったのかもしれないし
 美と技術の結晶たる壮大な建築を我々が楽しむこともできなかったんだよね。


まずはこんなとこで。
おやすみなさい。
コメント
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